ThruNite TN36 UT ・・・三脚マウント・ブラケット製作計画【タテバンド50A編】

CREE XHP70 を採用した ThruNite TN36UT の配光や演色性の高さを写真撮影用の補助照明として利用しない手はないっ！(`･ω･´) ｷﾘｯ・・・って事で新たに三脚用ブラケットを自作してみました。

今回使ったのは、塩ビパイプを壁面などに固定する【竪バンド】と呼ばれるスチール製の建築用金物で、大抵はホムセンの塩ビパイプコーナーに置いてあると思います。

呼び径は【50A】となっていますが内径は約60mmあります。
バンド幅は約25mmで最初から固定用のプレートとM6ボルト・ナットが2組付属しています。

地のままでも良いのですが、ライト本体などにぶつけたりすると折角のTN36-UTの表面塗装やガラスフィルターを傷めてしまう恐れがあるので、塗装の代わりに100均の白ガムテープを貼りました。

タテバンドの内径が約60mmなので内側に幅：50mm×厚さ：5mmのウレタンテープを貼り付けてTN36-UTのグリップ径約52mmとの差を吸収します。

付属のM6ボルト＆ナットでは脱着する際に工具が必要となるので、同じM6サイズの蝶ナットとノブ付きネジ（L=20mm）と交換。

※ノブ付きネジはL=25mmかL=30mmを用意したほうがTN36-UTの脱着がしやすいデス…(´･ω･`)

後は三脚と連結するためのL型ブラケットを用意しました。

合計：￥493

ウレタンテープの値段が判らないのですが全部最初から購入しても￥1,000しないと思います。

雨どい（縦どい）を壁面に固定する金物もサイズや強度があれば使えると思いますが、ステー部分が特殊なので上手くいかないカモ…

製作

製作って程のモンじゃありませんが、テープを貼ってステーの間にM6ナットを挟んで（※ココ重要！）L型ブラケットを蝶ナットで締めるだけです。（製作時間：約45分）

ステーの間にM6ナットを挟まないとウレタンが柔らかいので際限なくネジが締まってしまいます。ナットを挟んだ状態でもそこそこのチカラでライトが固定されるので問題は無いと思います。

フラッシュライトの屋外照射画像を撮影する時のように頻繁に脱着を繰り返すワケではないのですが、ノブ付きネジと蝶ナットで工具要らずで簡単にブラケットから外す事ができてティルト調整も簡単になります。

L型ブラケットのサイズもノブ付きネジと同じく、もう少し大きいほうが三脚にセットし易いのですが、大きいサイズの物は意外と高価ですし、ライトをセットした時に三脚の中心とズレが大きくなり不安定になるのでホドホドがよろしいかと・・・（＾＾；

ちなみにこの三脚マウント・ブラケットは ThruNite MINI TN30 や MK-R版 TN36 でも当然使えます。

ライト本体とブラケットの間にウレタンを挟んでいるので放熱を阻害する可能性がありますが、最後は自己責任って事で…