先日、樹脂用染料 SDN用のナベを近所のダイソーに買いに行った時に見つけて興味本位で購入。
オキナの耐水メモより安価なのですが【日本製】の記載があったので書き味やらナンやらはどうかなと…
ラベルに記載がありますが、木材パルプから造られる<紙>ではなく、ベースは炭酸カルシウムとHOPE樹脂らしいです。(HOPE樹脂ってナニ?)
リングは鉄製で表紙は薄いプラスチック製です。
半透明のゴミ袋の主原料が炭酸カルシウムだったと思うのですが、この耐水メモの手触りも<紙>というより<薄い樹脂のシート>という感じで、両端をつまんで引っ張っても破れず伸びる感じがします。普通の紙のように引っ張っても簡単に破れないのでリングから1枚ずつ切り離す際は少々コツが要ります。なので頻繁にメモを切り離す使い方ではストレスを感じるかもしれません。
サイズは実測で約102mm×70mm。
A7に近いサイズで【すぐメモ】より一回り大きなサイズのメモ帳です。
『おっと、いけない!コーヒーをこぼしてしまった…(´Д` ) 』
でも大丈夫!(゚∀゚)
この耐水メモなら濡れたままでも文字が書けます!(なに、このプチ三文芝居は…w)
ただ、例の油性ボールペン:エアプレスを使っても濡れたままだと【掠れ】が生じます。これはインクが上手く乗らないからだと思いますが、濡れてもシートの強度が落ちないので筆圧を掛けても破れる事はありませんでした。
若干、シートに液体が染み込みますが、本当の紙と比べたらその浸透度合いは低く、表面が乾いてもふやける事が無く濡れる前とほとんど変わらない状態に戻ります。
多分、ベースが炭酸カルシウムなので普通の紙のような繊維が無く、濡れて繊維が解けて劣化する事が起こらないのだと思います。(乾燥後も濡れる前と強度は変わらず破れ具合にも変化がありません)
普通の状態での書き味はペン先がやや引っ掛かる感じがしますが、ゲンナリするほど酷くはなく人によっては反って書きやすいと感じるかもしれません。
ただ、シートが薄く柔らかい所為か筆圧を強く掛けると裏面に筆記痕がしっかりと出てしまうのがマイナスかも…
油性ボールペンや鉛筆を推奨していますが、水性ゲルインクペンやマーカーでも普通に筆記できます。(筆記後の水濡れを考えるとアレですが…)
萌える(※燃える)とどうなるか試してみましたが、普通の紙のように炎を出しながらは燃えず、小さな火が点いて熱で変形しながら焦げるという感じでした。合成樹脂が溶ける時に発生する独特な匂いも有り、炎が小さいのでバーベキューコンロの着火などに使うには向かないかもしれません。
まとめ
メーカー品の耐水メモと比べてどうなのか?・・・は、直接比較していないので何とも言えませんが、¥108で買える100均商品としては使える品の部類に入ると思います。
紫外線による変質や酸化などの経年劣化については現時点で評価できませんがシートの強度も有ってバラバラになり辛いのでハードな使用環境に適したメモ帳かもしれません。
それだけに表紙の薄さ(強度)が残念な感じですが、市販のカバーを付ければ便利に使えるアイテムだと思います。(カイダック板で自作しようかしら…(゚ー゚*)。oO)
《追記:2018/03/03》
先日、耐水メモ帳のストックが底をついたので買いに行ったら表紙のデザインが変わっていました。
ビニール袋にパッキングされて陳列されていましたが、ちょっとだけアートを感じさせるデザインで垢抜けた感じです。
目減り値上げが得意なダイソーさんには珍しく、ページ数は80枚のまま据え置かれていました。
そのまま剥き出しで使っても良さげな表紙デザインですが、スグに色が剥げるのは目に見えているので、是非ともダイソーさんには耐水メモ帳専用の素敵なメモカバーを発売して頂きたく・・・。
少し古い記事へのコメントで済みません。
「耐水メモ」に関係するのでこの記事へコメントさせていただきます。
先日百均店セリアで付箋紙を探している時に、下の文字が透けて見えるPET素材の「蛍光フィルムふせん」(15x75mm、5色各30枚)を見つけました。
ボールペンで書き込むのであれば、この付箋紙が水で濡れていてもスムーズに書き込みできます。
又、紙製では端がヨレヨレになり易いですが、このPET製はいつまでもそのままの形状で破れにくくて良いです。蛍光色なので目立ちますし、「下の文字が見える」というだけでも購入して良かったと感じています。
だいぶ前からある商品のようで、ダイソーにも同様の製品が有るそうです。
(h)ttp://www.mochimonotecho.net/entry/2015/04/21/235859
情報感謝です!ヽ(;▽;)ノ
実は、普通の紙と比べて強度があるので、耐水メモを短冊状にカットしてパラコードや電子部品のタグとしても使っています。
最初から付箋のような短冊状になっていればカットする手間が省けますし、半透明になっているので 『タグで隠れて小さな部品が見えない…(ーー;)』 ってことも起こらず色々と捗りそうです!
さっそく近所のダイソーで探してみます♪