トンボ鉛筆 エアプレス 【AirPress】 / BC-AP20

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トンボ鉛筆 エアプレス

先の『すぐメモ!』に合わせて・・・

ってワケではありませんが、以前から気になっていたトンボ鉛筆の加圧式油性ボールペン 【エアプレス】を使ってみました。

なんでもノックする度に芯に空気が送り込まれ、従来の油性ボールペンでは難しかった上向き姿勢での筆記や濡れた紙への筆記が可能で、圧縮空気により一定量のインクが送り出されるのでインク切れを起こさず常に滑らかな書き心地だとか・・・。

『見せて貰おうか、新しい(ry

トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ

パッケージも凝っていますな…。

トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ
トンボ鉛筆 エアプレス/パッケージ

リフィルは【トンボ BR-SF】と有りますが、三菱鉛筆のジェットストリーム用のリフィルも使えるとの情報もあります。(※詳細後述)

トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP20
トンボ鉛筆 エアプレス/サイズ
トンボ鉛筆 エアプレス/サイズ

一般的な筆記用具と比べると、やや短く太めなボディです。

『使いやすいか?』 と、聞かれれば…
ちょっとしたメモ書き程度なら大丈夫ですが、長時間の筆記には向いていない気がします。(※個人の感想デス)
自分はちょっとクセのあるペンの持ち方をするので余計にそう感じるのかもしれませんが…。

トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP20

グリップ部分に滑り止めのラバーが巻かれたタイプのペンは、時間の経過とともに劣化してベタついて来る(特に↑のサラサ 0.4mm)ことがありますが、このエアプレスはラバーが無いのでそうした心配がありません。

…が、エアプレスは全身にラバーコーティングが施されているので、最終的には加水分解によるベトつきが発生してしまいますし、透明ボディのモノは経年による変色(黄変)も発生してしまいます。(コーティング無しの硬質樹脂ボディか金属ボディの発売をマジでお願いしたい…)

ちなみにシリコンラバーがベタついて来たら CRC 5-56 を少量ティッシュに染みこませてラバーの表面を拭くとベタつき感が軽減されます。少しの間はCRC5-56のニオイがしますが、数日もすればそのニオイもしなくなります。

トンボ鉛筆 エアプレス/ペン先
トンボ鉛筆 エアプレス/ペン先
トンボ鉛筆 エアプレス/ボデイ
トンボ鉛筆 エアプレス/ボデイ
トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP20

今回、インク残量がスグに判るようにスケルトンボディの BC-AP20 を選んだのですが、機構をアピールする窓(?)よりも、インク量が少ない(※これも後述)モデルなので透明ボディでなくともインク残量が判るように窓を設けた方が良いですな…(´・ω・`)

トンボ鉛筆 エアプレス/クリップ

ストラップ穴は単独で設けられていて厚手の紙やクリップボードにも挟めるようにペンクリップは大きく開きます。
スプリングの強さは、驚くほど強力!…では無く、いたって普通の強さだと思います。

トンボ鉛筆 エアプレス/ノック部分

空気を送り込む為でしょうか?ノック部分のストロークは長く(深く)感じます。

【加圧式】とあるので、もっと自転車の空気入れや注射器のように 『ぎゅうぅ~…』 って感じや 『シュコッ、シュコッ』 って感じの操作感が有ると期待していましたが、普通のノック式ボールペンと同じ軽やかな操作感なので拍子抜けしてしまいましたw

トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP20

問題の書き味は…

トンボ鉛筆 エアプレス/試し書き

螺旋書きでは多色油性ボールペンと大して変わらない様な気もしますが、文字を書く場合には普通の油性ボールペンのようにインク切れを起こすこと無く筆記できます。

油性ボールペンでありながらゲルインクのボールペンと同様に文字が書けるのは【看板に偽りなし】という感じです。

ただ、単純な螺旋書きでも筆圧が高い部分ではインク溜まりができるようで、その部分を擦ると…

トンボ鉛筆 エアプレス/試し書き

まあ、これは筆記者のクセに依るところが大きいので、ペンの所為にするのは…(^^;

リフィルの交換はペン先を外して芯を引っ張ると簡単に取れます。

トンボ鉛筆 エアプレス/リフィルの交換

リフィルは短くインク量が少ないので、スグにインクが無くなる…という評判にも納得です。

トンボ鉛筆 エアプレス/リフィルの交換

リフィルのサイズさえ合致すれば他メーカーの物でも使えるらしいのですが、AirPress用に特殊なインクを使っているとか、そういうワケでも無さそうですし・・・

まぁ、メーカー指定のリフィル(BR-SFシリーズ)を使わなくても、Li-ion充電池のように爆発したり発火したりするワケじゃないから自己責任の範囲で使えば良いかなと・・・。

まとめ

トンボ鉛筆 エアプレス BC-AP20

確かに従来の油性ボールペンとは違う書き味なので、使用状況や用途によっては重宝する筆記用具だと思います。
汎用油性ボールペンと比べて5~10倍くらいの価格差がありますが、一度このスラスラ感を味わうとその価格差にも納得がいくかもしれません。

高級感が有るとまでは言いませんが、それなりにちゃんとした造りなのでビジネスシーンにおいても違和感無く使える製品ですし、比較的コンパクトなサイズなのでオフタイムに持ち歩くにも良さそうです。

ただ、やはりインク量が少ないので、メーカーさんには非スケルトンボディのモデルでもインク残量がひと目で判る工夫をして貰いたいです。ただ、非スケルトンモデルはボディー表面が軟質樹脂(エラストマー)で仕上げられているので、アクリル樹脂製のこのモデルとは異なる使用感かもしれません。

メカニカルな内部機構が見えるスケルトンボディも気に入ってはいますが、インク残量が判れば他のボディカラーも選びやすくなりますし…。
 

カテゴリー: EDC, 文房具 タグ: , , , パーマリンク

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