SOLARFORCE L2 は、同社の中でも最も廉価なP60互換シェルですが、そのうちに購入しようと思いつつ・・・
ソラフォのオフィシャル販売サイトでM3ヘッドが値下げされてて、ついでにポチ。
L2とL2Pを比較しつつ軽めのレビューなぞ・・・
製品HP
・SOLARFORCE Official HP
・SOLARFORCE L2 – SOLARFORCE
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パッケージ
もっと簡易なパッケージかと思っていたら、箱入り娘でした。
パッケージ裏面には簡単な特徴と注意書きが記載されています。
仕様
Body constructed mainly of T6063 T6 aluminum alloy
Defensive bezel design
Compatible with various Solarforce LED and xenon bulb modules
Colours: matt black
Uses two CR123A or 16340, or one 18650 battery by default
Tail-cap standard (forward) click switch (momentary on with a slight press, constant on after a click), able to withstand 3A current
Water-proof design
Size (length x head diameter x battery tube diameter): 140 x 32 x 25.4mm
Weight: 93g (excluding drop-in modules and batteries)
ボディ
P60互換シェルらしい見慣れたデザインです。
L2Pはボディの全てがHA3塗装ですが、L2は普通の電解着色です。
ヘッド、グリップ、スイッチユニットのパーツ構成も従来通りですが、L2mに付属して来るExt.の使い道がなく、L2に咬ませて9Pサイズにしてみようかなと・・・
L2mにExt.を咬ませるよりも自然な感じだと思うのですが・・・どうでしょう?
どうしても後付け感は出てしまいますが、KDLITKER E6 のExt.よりはデコボコがなくてスッキリしていると思います。
今後、L2mシェルが増殖する度にExt.が余るので、12P、15P…と、どんどん長くなると思います。(笑)
サイズ
1.25インチ(32mm)のヘッドに1インチ(25.4mm)のグリップ。
全長は140mmでホスト単体の重量は93gとなっています。(※いずれもカタログ値)
L2Pとサイズ的にも大差ありません。
ヘッド
L2標準付属のベゼルは、L2Pよりも攻撃的なストライク形状です。
個人的にはL2mと同じフラットベゼルなら良かったのですが、そういう人は別売りのベゼルを買ってネ♪…という事なんでしょう。
個体差かもしれませんが、他のL2シリーズよりも加工が粗いような気がします。
スイッチ/テール
L2標準付属のスイッチは【S1】タイプ。
フォワードクリック式で間欠点灯が可能です。
φ16mmのスイッチブーツで内部構造はL2シリーズ共通となっています。
L2/L2P 比較
L2Pには高温注意の温泉マークがありますが、L2の方にはありません。
このL2Pのベゼルはフラットベゼルに交換していますが、L2P純正のベゼルはL2よりも大人しく品のある波形ベゼル【B3-HA3】で、エッジの処理もなされています。
L2のCNC加工や表面処理などは、L2PよりもL2mに限りなく近く、質感もL2mと同じです。
菱目ローレットのピッチはL2PもL2も同じですが、L2Pの方がローレットのエッジが微妙に緩く、深さもL2Pの方が浅く感じます。
手触りや表面の質感の違いは、単なるマットブラック塗装のL2と、HA3塗装のL2Pでは違いが出て当然かもしれませんが、布の手袋をして両機を触ると、L2は繊維がグリップに纏わり付くような感じがします。
ユーザーの好みがありますし、価格差もあるので単純に優劣は付けられないのですが、落ち着いたテカリ具合など、全体の質感については、やはりHA3塗装のL2Pの方が良いです。
塗膜の強度はHA3の方が優れているので、塗装が傷みづらいのですが、例えHA3塗装でも長年使い込めば必ず剥げたり傷が付いたりするのは避けられません。ただ、長年使い込んでいくと塗装の剥げ方にも差が出てくるので、エイジング状態も含めて(想像して)選ぶのもアリだと思います。
L2Pは金色の電着を施した後に黒の塗装をしているので、光の加減によって全体的に緑っぽく見え、同じHA3塗装でもL2Tのパーツを合わせると微妙に色が合わなかったりします。
実際にL2mのExt.をL2Pに着けると、艶も違うし色も違う…という残念な感じになってしまいます。
L2標準のスイッチ型番は【S1】。
L2P標準スイッチの型番は【TS】で、本体と同じくHA3塗装が施されています。
L2Pはテールスタンドも可能な形状ですが、微妙にスイッチトップが出っ張っているので安定性はイマイチです。
ちなみに現行のL2Pも中身はフォワードクリック式となっているようです。
まとめ
うん、想像通りのホストでした♪
既にL2mを使っていたので、特に驚きや新鮮味はありませんでしたが、L2TやL2Pの後だと少しガッカリするかもしれません。
全てのL2シリーズやアクセサリーがHA3塗装で色味も合わせあれば、もっと自由に選べて楽しめると思うのですが、HA3塗装とそうでない物が混在している状況はあまりよろしくないかなと・・・
SOLARFORCEでもラインナップを整理しているのか、カタログ落ちしている製品が増えている気がします。
これが縮小を意味するのか、それとも新生ソラフォへの第一歩なのかは判りませんが、シュアの6Pがディスコンになった事でP60互換市場(?)は縮小の一途…ではなく、逆にシュアとの互換性に拘らない、新しいスタイルのP60互換製品が発売される事に期待してしまいます。