SOLARFORCE L2T

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前回の電池の画像を見れば、大体の想像は付くと思いますが、海外通販フラッシュライトの2本目は SOLARFORCE L2T です。

SOLARFORCE L2T

『 いきなりソコ(P60互換)に行くか? 』と、ツッコまれそうですが、遅かれ早かれいつかは超えなければならない試練ですので…(`・ω・´) キリッ

SOLARFORCE L2T : Kit+Accessories

今回は電池やアクセサリーと一緒に、バルブもSOLARFORCEから購入しました。

SOSやフラッシュは要らなかったので【XM-L T6 3-mode 3.0-8.4V】 を選択しました。

DX等で販売されているバルブ(Drop-in)は 1-mode、もしくは3-mode(ストロボを除くと実質2-mode)か5-modeで、対応電圧もMax:4.2Vまでの物が多く、DX等と比べるとチト価格が高いのですが自分の要求にマッチしていたので一緒に注文してしまいました。

サイトには『820ルーメン』の文字が躍っていますが、中華ライトメーカー独特のジョークだろうなと、明るさに関してはそれほど期待していませんでした。(結果、或る意味期待通りだったのですが…)

ただ、注文してから5日で香港から品物が届きました。(コレ本当w)
今回だけが特別だと思いますが、木曜日の午後にWEBで注文して土日を挟んで翌週の火曜日午後にはお手元に…送料として製品代に2ドル上乗せされますが、これだと国内通販と大差無いですね。

パッケージ

SOLARFORCE L2T : Pack.1
SOLARFORCE L2T : Pack.2
SOLARFORCE L2T : Pack.3

本体キットは簡単に取り出せるブリスターパッケージに入っており、ベルトクリップは別の小袋に入っていました。

サイズ

SOLARFORCE L2T : size

製品サイトの画像だけを見ていると大きい印象を持ちましたが、全体の径は太いのですが思ったよりコンパクトなサイズです。

ボディ

SOLARFORCE L2T : Body-1

大きくヘッド、ボディ、リアの3つに分割出来ます。

今回は最初からボディ一式がセットになったL2Tのキットを注文しましたが、主要パーツ以外も各パーツだけ注文できたり、更にパーツ毎に細かくオーダーする事も出来るので、ユーザーが自分好みにカスタマイズ可能となっています。

SOLARFORCE L2T : Body-2
SOLARFORCE L2T : Body-3

ロゴの反対側は型番とシリアルNo.が印刷されています。

写真だと判り辛いのですが、同じ艶消しブラックでもヘッドとボディの色が微妙に異なります。
ピーコ元になったSUREFIRE社のライトもパーツごとに微妙に色が合わないらしいのですが…。

具体的にはボディ(グリップ)部分が青っぽい黒で、ヘッド部分は普通の黒なので、光の加減でヘッド部分との色の違いがハッキリと判ります。(基本的にライトの出番は夜なので多少の色の違いなど微々たる問題ですね?w)

SOLARFORCE L2T : Clip-1
SOLARFORCE L2T : Clip-2

ベルト・クリップ無しでも注文できますが、クリップだけ別に頼むと割高なのでクリップ付を注文しました。
リアキャップで締め付けて固定するので、電池交換の際にはカラカラと回って少々煩わしいです。

SOLARFORCE L2T : Lanyard Ring-1
SOLARFORCE L2T : Lanyard Ring-2

小手調べ(?)にベルト・クリップをシンプルなランヤード・リングに変えてみましたが、リングはL2Pの方が似合いそうです…(´・ω・`)

ヘッド/LED

SOLARFORCE L2T : Head-1
SOLARFORCE L2T : Head-2
SOLARFORCE L2T : Head-3
SOLARFORCE L2T : Head-4

ネジ山がちゃんと処理されているので、ヘッドを廻してもゴリゴリ感は全くありません。

リア/スイッチ

SOLARFORCE L2T : Rear-1
SOLARFORCE L2T : Rear-2
SOLARFORCE L2T : Switches

フォワード式スイッチですが、スイッチの中身だけリバース式に交換するキットが別売されています。

パトリオ8と同じく、消灯時にスイッチ半押し点灯でモードを切り替え、目的に合ったモードで全押しすると常時点灯します。一応、間欠点灯が可能ですが、短時間(3秒以内)の間欠点灯だと次モードに移行してしまいます。

今回同時注文したバルブは Hi(100%)→Med(60%)→Low(10%) の3-modeで、半押し状態でも3秒以上経過すると、メモリー機能が働いて次回点灯時には同じモード(明るさ)で点灯します。ちなみにメモリー機能はちゃんとしていて、パトリオ8の様に一定時間が経過してもモードリセットされません。

電池

SOLARFORCE-CR123A+16340 No.1
SOLARFORCE-CR123A+16340 No.2
SOLARFORCE-CR123A+16340 No.3

CR123Aリチウム電池は外装フィルムにSolarForceの名前が入っているだけの物で使用期限も明記されていません。電圧計測の写真を撮り忘れましたが、新品状態で3.1V程度の電圧がありました。まぁ、価格が価格なのでハナから性能は期待していませんが…。

特にSolarForce純正に拘っている訳ではなく、別の店舗で注文すると電池だけが先に届いて“生殺し状態”に陥る情景が目に浮かんだので一緒に届いた方が精神衛生上良いかなと…。(笑)

それぞれをL2Tにセットしてみました。

SOLARFORCE CR123A*2

SOLARFORCE-CR123A No.1
SOLARFORCE-CR123A No.2
L2T with SOLARFORCE-CR123A

SOLARFORCE 16340*2 (880mAh)

SOLARFORCE-16340 No.1
SOLARFORCE-16340 No.2
L2T with SOLARFORCE-16340

UltraFire 18650 (2400mAh)

UltraFire-18650 No.1
UltraFire-18650 No.2
L2T with UltraFire-18650

16340Li-ion充電池は、太さ・長さ共にCR123Aより少し(?)大きく使用可能なライトが限られそうです。
L2Tではどれも問題無く使用出来て、一番太い UltraFire 18650 Li-ion充電池でもまだ余裕があります。

充電池を使うのはランニングコストを抑える為だけで、充電池(特に安価な中華製リチウムイオン充電池)は安全面や容量など、品質に一抹の不安があるので積極的には使いたくないというのが本音です。

モード数以外に8.4Vまで対応しているバルブに拘ったのは、イザという時に市販の乾電池(一次電池)が使えるというのは大きなメリットだと思ったからです。特にCR123Aなどのリチウム乾電池は長期保存が可能なのでより安心かなと…。(電池関連はまたの機会に)

まとめ

“にわかライトマニア”なのでよくは知らないのですが、SolarForce はアメリカの SUREFIRE(シュアファイアー)社というライトメーカーの製品をパクッ…いや、リスペクトしているメーカーらしいです。リスペクトしているだけに、一部のパーツはある程度 SUREFIRE社の製品と互換性があるらしく、SolarForceのサイトにも “Compatible to:Surefire 6P 9P G2” の表記があります。

P60互換という言葉も SUREFIRE社のP60という製品型番のバルブと一定の互換性がある(100%互換ではナイらしいです)事から来ているみたいです。
元々、SUREFIRE社はキセノン球を使ったライトが始まりのようで、6P という型番の製品は堅牢で故障しにくく、信頼性やメンテナンス性に優れている事から警察、消防などで使われ、CR123A電池を使い、当時としてはダントツの明るさとランタイムを誇っていた事から人気が出たようです。(間違ってたらゴメンなさい、何分ニワカなので…w)

電球が切れても簡単に交換できる辺りは、MAGLITEと一緒ですね。
時代が変わってLEDフラッシュライトが全盛になり、バルブもキセノン球からLEDを光源とする製品が主流になりましたが、本家(?)のSUREFIRE社純正のLED光源のP60バルブは見つけられませんでした。

キセノンバルブを丸ごとLED光源のバルブに交換すれば簡単にLEDフラッシュライト化できるので、未だに旧モデル(6PやC2)も人気があるようです。まぁ、例え純正のバルブが売られていても自分はSUREFIRE社のライトを持っていないので役に立たないですが…(´・ω・`)

SUREFIRE社のライトは高価なだけあってクオリティが高いらしいのですが、$150とか冗談じゃ……そうでもナイのかな?(オイオイw)
 
+++
 
今回購入したSOLARFORCE L2T は、SUREFIRE C2 CENTURION をパクッ・・・・リスペクトした製品ですが、自分で選んでおいて言うのもナンですが正直微妙です。(^^;

価格の割に質感も悪くなく、シッカリとした製品だとは思いますが…何というか…全体の雰囲気が野暮ったいんです。

ヘッドのローレット処理やリアキャップに入ってる縦ラインが、せっかくの雰囲気を台無しにしている気がします。
個人的に L2T標準(?)ヘッドは、全身ナーリング処理が施されている L2P の方が似合う気がします…(´・ω・`)

グリップ部分はローレットの無いソリッドな感じなのに、何故かヘッドにローレット処理がある…。バルブ交換やフィルター部分のメンテを考えると、ローレットが有った方が使い易いのは確かなのですが、電池交換ほど頻度が高いとは思えないので余り意味が無い様な…。

C2 は全体からソリッド感が漂って来るからカッコ良いのであって、どうも中華ライト全般の傾向としてローレット処理や妙な彫込み模様を刻むのがカッちょイイ(偉い?)と勘違いしているフシがチラホラ…。

どうせSUREFIREをリスペクトするなら、パーツ同士の色が微妙に違うトコロだけでなく、本物が持つ雰囲気もピーコする気概(?)が欲しいです…。

ただ、SolarForceに限らず、明日のFenixを虎視眈々と狙っているようなパワーを中華ライトメーカー全般から感じます。

次回は問題のバルブ『 SOLARFORCE XM-L T6 3-Mode 』の照タイムを予定しています。

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