ぶっちゃけ、このP60互換バルブは、エコドライブなバルブです!(`・ω・´) キリッ
Cree社のデータシートによると、このバルブのエミッター【Cree XM-L T6】は、個体差を無視したとして最大電流 3,000mA(3A)、最大電圧 3.7V でドライブ出来て、3A流すと単純計算だと 1,038ルーメンの光束が得られる仕様です。(2A時に692LMなので 692*1.5=1038?)
期待を込めてスイッチON!
『おぉ、XM-L T6 だけあってコレは明るい!!…かなぁ?( ̄□ ̄;)?』
というのが偽らざる第一印象。
データシート通りに性能が発揮できるとは思ってはいませんが、公称:180lmを謳った Fenix LD25 が、現在手持ちの中では一番明るいライトで、そのLD25と比べてもその差があまり感じられないのです。
うーん…照度計は持っていないし、実際にはどうなんだろう?(ーー;)
というワケで、このバルブを使った時のテール電流を測ってみました。(とうとうテール電流まで測り出したwww)
SOLARFORCEのCR123A電池の電圧が若干低いのですが、次のような計測結果になりました。
SOLARFORCE XM-L T6 3-mode 3.0-8.4V Bulb
使用電池 | 電池電圧(V) | テール電圧 (V) | Hi (mA) | Med (mA) | Low (mA) |
---|---|---|---|---|---|
SF CR123A*2 | 2.85 | 5.09 | 592 | 251 | 55 |
SF 16340*2 | 4.09 | 7.53 | 405 | 182 | 53 |
UF 18650*1 | 4.04 | 3.52 | 860 | 351 | 76 |
※複数セルの電池電圧は平均値
テール電流=エミッターに流れる電流では無いのですが、そのライトが持つ性能の一応の目安にはなります。
Hiモードで一番電流量が大きいのは UltraFire 18650*1 の使用時ですが、18650 は単セル故に電圧が低く、ワット数を計算すると18650*1が一番低くなります。CR123A*2 と 16340*2 使用時のワット数がほぼ同じで3W強…。
参考:Fenix LD25
使用電池 | 電池電圧(V) | テール電圧 | Max:180lm (mA) |
Med:80lm (mA) |
Low:45lm (mA) |
---|---|---|---|---|---|
Eneloop AA 1900mA |
1.27 | 2.53 | 1179 | 419 | 210 |
Fenix LD25 のMaxで3W弱…差を感じないハズですね…(ーー;)
個体差によるモノなのかもしれませんが、MedとLowではフリッカー(デジカメで見るとゆっくりとしたパターンで明滅)も若干出ているし、LD25より相当明るい事を期待していたので 3-mode/8.4V以外の部分は自分にとって微妙なP60互換バルブです。
計測結果からは、それなりの明るさがLD25より持続しそうなのがせめてもの救いです。
ちなみにこのバルブはミラーリフですが、同じXM-L T6 を積んだOPリフの Neutron 1Aと比べても、スポット光部分の輪郭が少しハッキリするぐらいで、それほど配光に違いが無い印象です。(ますます微妙…)
屋外照射
白昼(立木まで67m)
Hi
Med
Low