UltraFire XM-L T6 WarmWhite Bulb / 4.2V / 5-mode

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DXで購入した UltraFireブランドのP60互換バルブです。(SKU: 128849)
商品タイトルの Warm White (WW) の文字に惹かれて、ついポチっと…。

UltraFire XM-L T6 WW @ DX

SOLARFORCE に手を出した時点で

『きっと、LEDバルブが増殖するんだろうな…』

という考えが頭をよぎりましたが…無駄遣いしないように気を付けないとダメですね。

「XM-L T6 で Warm White?」と思った方…、私も『ん?』と思いましたよ…実際。

DXのフォーラムにも初っ端からスレが立ってましたし…(^^;

Cree社のXM-Lデータシート (PDF)によれば、XM-L で WW が有るのは T2 か T3 で、T6 だと Cool White しか記載されていないので《XM-L T6 WW》というのは、オカシイですよね…(ーー;)

LEDメーカーは、メジャーなフラッシュライトメーカーには規格通りの色温度が同じLEDを選別して納入し、それなりのメーカーには規格外のLEDを安い価格で卸しているという書き込みを某掲示板で見かけました。バイナリが同じでも、LEDの色温度は製造時にバラつきが出るので『そういう事もあり得るカモ…』と妙に納得しました。

なので、このバルブのエミッターも本当に T6 かもしれませんし、Made in CHINA オリジナル・スペックなのかもしれません。

パッケージ

UltraFire XM-L T6 WW /Pack.1
UltraFire XM-L T6 WW /Pack.2

一応、UltraFireのロゴが印刷されているパッケージに入って届きましたが、当然(?)箱は見事にツブれていました。(写真を撮る時に整形しましたw)

パッケージのどこにも製品仕様らしきモノは書かれていません。(パチモンかどうかも不明)

ボディ

UltraFire XM-L T6 WW /Body.1
UltraFire XM-L T6 WW /Body.2
UltraFire XM-L T6 WW /Body.3
UltraFire XM-L T6 WW /Body.4

リフはミラーリフ。
サーキットボードにも《UltraFire》の文字がプリントされ、ハンダ付は丁寧にされている方だと思います。

UltraFire XM-L T6 WW /LED

エミッターを見る限り《XM-L》だと云うのはホントみたいです。

照射

UltraFire XM-L T6 WW /Lighting.1

仕様云々より、実際に点灯してみるのが早いのでL2Tにセットして点灯。

UltraFire XM-L T6 WW /Lighting.2
UltraFire XM-L T6 WW /Lighting.3

あら不思議、L2Tが電球ライトに早変わり!

写真だと判り辛いのですが、GENTOS の GTR-141T やパトリオ6をもっと黄色くした光色です。(電球の光色よりも黄色い気が…3300Kだから?)

デジカメで見ると、MedとLowで周期の長いフリッカーが出ているのが判ります。(Lowだと周期が短くなります)
まぁ、価格を考えると仕方ないですか…。

屋外照射

白昼(立木まで67m)

daylight
beam-line

Hi

UltraFire P60LED XM-L T6 (WW) 3300K / Hi

Med

UltraFire P60LED XM-L T6 (WW) 3300K / Med

Low

UltraFire P60LED XM-L T6 (WW) 3300K / Low

計測

前回のSOLARFORCEのバルブよりは明るい気がするのですが、光色が Cool White とは全く異なるので良く判りません。(画像はNeutron 1Aとの比較)

なので今回もテール電流を測ってみました。

DXには対応電圧が4.2Vまでと書かれていますが、UltraFire 18650*1 と、自己責任で電圧の下がった SolarForce の CR123A*2 で計測してみました。

UltraFire XM-L T6 Warm White/4.2V

使用電池 電池電圧(V) テール電圧 (V) Hi (mA) Med (mA) Low (mA)
UF 18650*1
4.05
4.04
2535
767
238
SF CR123A*2
2.85
5.65
3215

結構、流れてますね…。
UltraFire 18650使用時、Hiでのワット数を計算すると約10W強なので、数値上はSOLARFORCEのバルブよりかなり明るい事になります。CR123A*2では上限の3,000mAを超える電流が流れてしまうので、長時間点灯はLEDの寿命を縮める事になりそうです。(その前にサーキットボードが壊れるかもw)

SolarForceのバルブは、使用する電池の電圧によって流れる電流を調整・制御するDCレギュレーターがサーキットボードに搭載されているみたいですが、計測値を見る限りこのバルブにDCレギは無さそうです。

DXに記載の《Regulated current: 1.0A》とは思いっきり食い違ってマスが《500LM》の表記は、あながち誇張とも言えないようです。

まとめ

豆球 MGLITE 2AA より マグソリの光色に近いです。

『LEDなのに電球色は貧乏くさい』とか『田舎のニオイがする』とか、散々言われてますが私は嫌いじゃないです!(`・ω・´) キリッ

既にこのバルブは夜間雨天時の”わんわんパトロール”に出動しましたが、濡れた路面や雑草に光が反射しても見辛いと感じませんでした。悪天候時には Neutral White の LD25 より出動回数が増えそうです。

せめて6Vまで対応してくれたなら、CR123Aも使えて更に出番が増えるのですが、実質的に18650(または16340*1)などの充電池専用バルブなので遠征する時に自分は持ち出さないと思います。(MODする?w)

一応、《XM-L》の上限3,000mAより少ない電流、約2,500mAでドライブしていますが、Medでもそれなりに発熱が有るので、夏場のHiモード長時間点灯は注意した方が良さそうですし、ランタイムもあまり期待出来そうにないです・・・(´・ω・`)

Hi > Med > Low に加えて SOSやストロボまで有るので、フォワード式よりもリバース式スイッチの方が使い易いと思います。

光色が違っても XM-L+ミラーリフのP60互換なので、先のSOLARFORCEブランドのバルブと配光は殆ど同じです。“ズバッ”とスポット光で照らすというより広範囲を照らす感じですが、Hiモードだと光量も有るので遠距離まで光が届きます。

SUREFIREのキセノン球バルブを使った事は無いのですが、もし光色が同じなら “古参のライトマニア“ の方々に Warm White LED は受けが良いかもしれません。

私もナンだかホッとします。> 電球色 (*´▽`*)

カテゴリー: LED, UltraFire, フラッシュライト, 海外通販 タグ: , , , , , , , パーマリンク

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