3本目の SOLARFORCE です。
Grey と Gray がどう違うのか……未だに良く判っていません(笑)
SOLARFORCE P1d はFRP樹脂外装ボディの P1 のフルアルミ版ですが、P1、P1d どちらの形状も人によって好き嫌いがハッキリ分かれるデザインだと思います。
個人的には全体的にガンダムっぽくて(どこが?)どのライトにも当たり前の様に施されてるチェッカリングが無い点に惹かれました。
若干、価格も高く前のL2Pがイマイチだったので随分迷ったのですが…結局、無駄な抵抗でした…orz
パッケージ
これまで買った SOLARFORCE のシェルは開閉が容易なブリスターパッッケージでしたが、P1d は箱に入って届きました。
内容物はシェル本体以外に、CR123A×2を使用する場合のバッテリーチューブや予備のOリング、スイッチブーツ、ランヤードリングが同梱されていました。SOLARFORCEの6P互換シェルとしては割高感があるのでその辺りも考えているんでしょうか…。
色は迷わずグレーを選んだのですが、届いた商品を見て『あれ?ブラック?』と一瞬思いました。
サイトの画像で明るいライトグレーをイメージしていたのですが、ダーググレーだったのが少々残念デス。(パッケージのシール色とかなり違う気が…※個人の感想です)
サイズ
オーソドックスな L2P と比べるとやはり前衛的(?)なデザインかも…
彫り込みの関係で全体的に太いのですが全長は短くなっています。
アルミ製とは言え全体的に太くなっている分、重量も増えています…
L2Pが94gでP1dが110g。公称数値では重量差が16gですが手に持つと重量差以上に重く感じます。
ヘッド
ベゼルはアルミ製です。
他のSOLARFORCE製ベゼルが合うかどうかまでは、まだ試していません。(^^;
シリアルNo.とSOLARFORCEのドメインはヘッドに印刷されていました。(No.13は私のラッキーナンバー\(^o^)/)
相変わらずネジ山の処理は丁寧です。
角ネジでは無いのですが、ネジ山がちゃんと面取りされています。
試しにL2Tの標準ヘッドを嵌めてみましたが…これだけヘッド径が違うんですな…
ボディ
押し出し型材じゃ無理っぽいので丸パイプに彫り込み加工してると思うのですが…レーザーCAMでも精度を出すのって難しいんじゃないかと思ってみたり…ロゴは印刷ですが全体の仕上げはメチャ綺麗です…(*´▽`*)
リア/スイッチ
フォワード式スイッチでヘッドと同様にリアも塗装されており、キャップを緩める事でロックアウトが可能になっています。
一つ気になったのがランヤードリングの取付と、リアを締め込んだ時の彫り込み模様の位置。
普通にリングをセットしてリアキャップを取り付けると一応ボディとリアの溝模様が揃うのですが、リング部分の隙間が広すぎてリングが固定されずにカラカラと軽やかに廻ってしまいます。
ロックアウト機構、リアのネジ長さ、スイッチユニットの寸法との関係でこうなるのでしょうが、リングが自由に廻ると、パンツの中でテンテンの位置が決まらない様で何だか落ち着かないデス…( ̄▽ ̄;)
で、スイッチユニットを分解してチェック。
【左】がP1dで【右】がL2Tのフォワード式スイッチパーツですが、微妙に双方の部品構成が違います。
ネジ込み量に一番関係あるのが黒い樹脂製部品ですが、この部品がネジ込み深さとマッチしていないような…
複数モードのドロップ・インだとフォーワード式は使い辛いので、換装するつもりでリバース式ユニットも今回一緒にオーダーしたのですが…
結論から言って、そのままではリバース式スイッチに換装できませんでした。(互換性記述にP1、P1dが無いので当然ですが…)
換装方法は割愛しますが、加工などという大袈裟なことしなくともライナーの厚み調整でリバース式スイッチに出来ました。同時にスイッチ全体の長さ(高さ?)を調整する事でネジ込み量が変わるのでスキ間の調整も可能になりました。
ただ、スキ間を無くすと今度は模様の位置がズレて…(´・ω・`)
電池
ボディの内径は…L2Tと同じくらいでしょうか?
最近は16340だけではなく18650でもオーバーサイズの長くて太い電池が有るようですが、極端に太く無ければ対応できそうです。
まとめ
結局 6P互換ライトはスイッチの方式や感触など細かい部分を抜きにすると
『どれだけシェルが気に入っているか?』
『シェルに思い入れがあるか?』
がポイントなんですよね…(※あくまで個人の感想です)
それでなきゃ本家 SUREFIRE 6P や C2 にキセノンバルブじゃないLEDのドロップ・インをセットして使ったりしないですからねぇ…
偏狂的なSUREFIREファンの中には『SolarForce や UltraFire は邪道だ!』みたいな事を言う方をネットでみかけますが『ボアアップしてLEDドロップ・インを使ってる時点でアンタもwww』とツッコミたくなります。(英語でツッコめないのが悲しいデス)
価格が価格だけにSUREFIREの品質は良いのでしょうが、本人が満足しているなら“何でもアリ”だと思います。
SolarForce P1d も万人受けはしないと思いますが加工精度と美しさに、つい1人でニヤニヤしてしまいます。
L2P は少々ガッカリしたのですが P1d は大満足です♪(でもやっぱり重い…)
ジワジワと円安が進行していたのでクリスマスシーズンにも関わらずポチッたのですが、前回と同じく約2週間で届きました。今回、香港の切手が封筒に無かったのが残念でしたが(派手切手がチョット楽しみなのです♪)$2チャージされる分、安心して待っていられました。
でも標準でランヤードリングが付属してくるのを確認してなくて、一緒にリングも2個オーダーしてしまいました…orz
+++
付属のランヤードリングではなく、L2Tで使っていたベルトクリップにしたらリング部分の厚みの関係でスキ間もなくなり、溝の位置ズレも解消しました。
溝の位置ズレが性能に影響するワケではありませんが、ココまで個性的なデザインなら拘りたいデス。(^^;
クリップの位置をボディの溝位置に合わせないと装着できませんが、造形的に不自然じゃないのでコレで使う事にします。
ちなみにクリップに巻いてある黒いビニールみたいなモノは、100均で買った配線用の熱収縮チューブです。クリップで自傷行為的にボディに傷を付けるのは避けたいですから…ヽ(´o`;