中華通販を利用し始めの頃に購入した Romisen RC-F4 です。
手元に届いてから少々時間が経っていますが、自分が中華ライトにハマった原因にもなったライトです。
パッケージ
Focalpriceから白箱に入って届きましたが、珍しく綺麗に原型を留めていましたw
サイズ
それにしても GENTOS SG-320 に似てますね…
RC-F4にフォーカス機能はありませんがヘッドの形がそっくりでテールの形状も似ています。
元ネタのライトを何処かで見た気がするのですが思い出せません。
ヘッド
それ程深くないOPリフで綺麗な形状です。
ネジ精度、ネジ山処理も丁寧で、リフもキッチリとネジ式になっています。
安価な中華ライトはコストカットの関係でヘッドにリフが放り込んであるだけのモノが多く、LED基板にプラスチック製のライナーを噛ませてガラスフィルターまでの寸法を調整するモノが多くなっています。ヘッドをバラすとリフが転げ落ちたりするので、リフが単独でネジ式になっているのは好感度大です。
LEDは CREE XR-E P4 のCW。
今となっては旧型の部類に入るLEDですが光量は充分に有ります。
キャニスターも簡単に外せて16mm基板のLEDと17mmのサーキットボードが納められています。
LEDを積み替えるなら、XM-Lの暖色系が面白そうです。
ヘッド内側の白い汚れは…何でしょう?
ボディ
大きくヘッド、ボディ、リアに分割できます。
Romisen RC-F4 は好みが別れる形状だと思いますが個人的には好きなスタイルです。
旋盤加工、フライス加工痕がどこにも無く、HA-Ⅲではないと思いますが艶消しブラックの仕上げがとにかく綺麗で塗装ムラが一切ありません。
メーカーロゴ・型番がプリントされた反対側に、【CREE】の文字が印字されていない点が気に入っています。(個人的にあの CREE Q5 とかのプリントが嫌いです)
リア/スイッチ
控えめな(?)アンチローリングが施され、ジョイントのネジも角ネジではありませんが加工が丁寧にされている印象です。
フォワード式スイッチなので半押しによる間欠点灯が可能です。
※スイッチブーツはGITD(Grow In The Dark)
シングルモードなので普通の方(笑)に貸しても安心です。
電池
パッケージには【3V-8V】の記述がありますが、サイトでは8.4V対応となっていました。
16340 Li-ion充電池の満充電直後の電圧が4.2Vぐらい有り、2本直列で8.0Vを超えてしまいますが、満充電状態の充電池を使っても自分は今の処問題は出ていません。
一部の販売サイトに CR123a / 16340 or 17650と有りますが、CR123Aでギリギリなのでプロテクト無しの17650 Li-ion充電池でも使えないのではと…(17650ではなく、14500 Li-ion充電池を使える様に工夫した方が良いかも?)
実はこのライトを常用したかったので、割高でも Soshine RCR123 を選んだのですが、チョイ太の SolarForce 16340 Li-ion充電池だと太過ぎて使えません。
CR123A×2(5.89V)時に930mA
RCR123×2(8.09V)時に566mA
テール電流を計測する限り、XR-Eの上限である1000mAを超えていませんが、それなりに発熱があります。
配光はパトリオ8に似ていて、パトリオ8を更に強烈にした感じです。
スポット光が強めですが周辺光量もそれなりに有り、リフが浅くヘッドが大きいので照射範囲も広いです。
屋内天井照射だと配光ムラが確認できますが屋外ではまったく気になりません。
まとめ
『うーん…何処かで見た事ある様な…GENTOS SG-320 と何となく似ている…かなぁ?』
Romisen RC-F4 の購入動機はこんなんでしたが、実際手にしてみると『コレで$15以下?安い!』と…(*´▽`*)
購入した当時の為替レートは80円台前半でしたが、仕上げ、加工精度、配光、MODのし易さ、etc…文句無しです。
Romisen RC-F4 は個人的に中華ライトの中では“当たり”の部類に入ると思います。
個性的な外観と対応電池がCR123Aや16340充電池を選ぶ点が許せるならば買っても後悔しないと思います。
最近は18650充電池のライトを使う事が多くなっていますが、イザと言う時に頼りになるのは市販の乾電池(一次電池)が使えるライトだと個人的に思っています。なので一次電池が使える製品を“なるべく”選ぶ様にしていますが…最近はチョット怪しいかも?
ただ単モードだと長時間の連続使用には向いて無いんですよねぇ…
確かDXに8.4V対応の17mmサーキットボードが…(オイw)