
今までは UltraFire(UF)18650 と SolarForce(SF)16340 を使っていましたが、電池サイズが大きくて合わないライトも出てきたので Soshine(SS)の Li-ion 18650と16340(RCR123)、Energizer(EG)のCR123A を買ってみました。
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16340 とか 18650 とか呼ばれるのは電池のサイズ(直径と長さ)を表していて
16340 なら 直径:16mm x長さ:34mm
18650 なら 直径:18mm x長さ:65mm
となります。
ちなみに 14500 なら 直径:14mm x長さ:50mm、10440 なら直径:10mm x長さ:44mm となります。
5桁の数字の内、前2桁が直径を、次の2桁が長さを示していて最後の1桁は・・・何だろ?
基本的に市販の乾電池(単三・単四・CR123A)のサイズ、若しくはLi-ion充電池の生セルの規格寸法が基準になっているのですがぁ、コレらの寸法はあくまで目安であって呼び寸法がそのままキッチリ製品の寸法になっていないのが実状です。
特にLi-ion充電池は、生セルにプロテクト回路を付けると基板の厚み・配線・外装フィルムの厚みが加算されて規格より太く・長くなっている場合が殆どです。
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追記:
Li-ion充電池の技術・仕様関連については、こちら↓のサイトで判りやすく解説されていて参考になります。
■株式会社ベイサン – リチウムイオン電池の話
※下記の画像の中で金属製ノギスを使用して電池の寸法(長さ)を測っていますが、金属製ノギスを使用する際にはショート防止のための絶縁を必ず行ってください。
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Soshine にしたのは、電池の規格(サイズ)や仕様(容量)について信頼できそうだったからです。(中国ではメジャーなメーカーらしいですが…)
中華通販には蓄電容量をテンコ盛りに偽った充電池がゴロゴロ有って、低価格と大容量の表記に釣られて購入すると…(ーー;)
なので価格は少々高くても、メーカー品を買った方が精神衛生上良いかと考えました。
3100mAを謳っているのに実際の容量が2200mAの電池と、2800mAを謳ってはいるが、実際には2600mAの電池とどちらがイイか?
容量を確保する為に電池サイズを規格より大きくし、ライトにセット出来ない本末転倒な電池など持っていても使い道に困るだけですし…。(安価な“当たり”電池を引いた時は\(^o^)/かもしれませんが…)
Soshine 18650









SS-18650とUF-18650は、実測画像では両方とも同じサイズですが、実際にライトにセットするとSS-18650の方がやや細いです。(例の SolarForce L2P で確認)
UltraFire 18650



電池ケースは最初から付いて来ました。
Soshine 16340(RCR123)






SS-16340とSF-16340は、実測しなくても見た目で大きさの違いが判り、SS-16340の方は乾電池(一次電池)の大きさとほぼ同じです。
SolarForce 16340




電池が長くSoshineのケースには入りません…



どの充電池も容量を正確に測っては居ませんが、880mAを謳うSF-16340より、700mAのSS-16340 の方が電池が持ちます(笑)
フラッシュライトで使う場合、電池の長さより太さの方が問題になる事が多いので、Soshineにして正解だったと満足しています。ヽ( ´¬`)ノ
Energizer CR123A






Energizer(EG)のCR123A は1個当たり約$2.5、日本円で約200円…PanasonicのCR123A の市販価格が1個約700円、SUREFIRE製が約400円なのでかなり安いです。
一応、使用期限(2020/03)も明記されていますし、初期電圧も3.2V以上あるので、最初に買った SolarForceのCR123A よりコチラの方がイイですネ…(^^;
SUREFIREの10年保証は確かに魅力ですが、製造から1~2年程度日数が経過した製品が販売店から送られて来る事もあるらしいので、それを考えると使用期限まで残り8年なら許容範囲だと思います。
容量については判りませんが、価格も半分で容量も半分なら個人的には納得です。自分は一次電池を使う状況が限られているので、一定の品質を保っている電池であれば不満はありません。
それにしてもチョイ長、チョイ太の SolarForce 16340 は無駄な買い物だったかも…。