SOLARFORCE L2-D18 は、同じSOLARFORCEから販売されているヘッドパーツが取り付け可能なボディ単体パーツです。
18650*2 や 16340(CR123Aや18350)*4 など、最初から複数セルでの使用を前提としており、単セルより高い電圧でバルブをドライブしたい場合に使用するオプションです。
(ヘッドとスイッチがセットになったL2-D18のセット版も用意されています)
※複数セルで使う場合は使用するバルブが8.4Vなどの高い電圧に対応している必要が有ります。
円安なこともあって割高感は拭えず、随分と迷ったのですが SOLARFORCEのヘッドパーツが1個余っているじゃナイですか?(知らんがなw)
パーツを遊ばせておくのもナンだし、将来、M3ヘッドやK3ヘッドを合わせるのにもL2-D18はバランスが良さそうで、個人的に『長いライト系』がプチ・マイブームなので単品パーツ販売が開始された【S1】スイッチユニットと、意味も無く持ち歩いているとアレなことになる(かもしれない?)例のボディを本家サイトでまとめてポチ。(後ろで見切れてる柄物のレビューはまた後日…)
フィンガーリングと一体になった【S14】スイッチは、ショートボディのL2Mに付けて雨の日に傘をさして使うのに便利そうでしたが、サイズが少々大きいのと予算的にもアレなんで今回はパスしました・・・(´・ω・`)
パッケージ
SOLARFORCE L2-D18 のパッケージはPET素材のブリスターパックに封入され、【S1】スイッチユニットはビニールの小袋に入っていました。ブリスターは開封するのは面倒ですが変な誤魔化しが出来ないので個人的に結構好きだったりします。
【S1】スイッチユニットは、L2 Ver.2011 や L2M に標準で付いてくるスイッチと同じもので、φ16mmのスイッチブーツでフォワード・クリック式のスイッチユニットです。
単品販売になっても特に変更点は無く特筆する部分も無いのですが、シンプルで汎用性が高く安価なユニットの単品販売は個人的に大歓迎です♪
サイズ
L2-D18 のサイズは、単純に L2 や L2P のボディサイズから18650電池1本分(約65mm)長くなります。
L2Pと比べるとL2-D18の本体の重さは約37gの増加ですが、2本の18650を使うとすれば電池1本分の重量の増加分と合わせて L2P より約90g重くなる計算です。(ライトの100g近い増加ってのは、数値以上に重く感じます)
ボディ
型番とメーカーロゴが印刷されているフラット面は段差が付けられて立体的になっているのでチョットだけ高級感があるかも?ですが・・・、個人的に SOLARFORCE L2-D18 の不満な点は、このフラット面の加工位置です。
ヘッド側に寄った位置にフラット面の加工が施されていますが、ボディ中央付近にした方が見た目のバランスが良いと思うのですが…。
L2シリーズに後付けする延長チューブ(エクステンション)を付けた場合と見た目が同じになるよりもハッキリと差別化した方がイイのでは?…と、思うのは私だけですかねぇ…
使用中はヘッド側を持つ事が多い…と、想定してこうなったのかも?ですが、1インチ径のボディならフラットに加工していなくても持ちづらくは無いので、もし次期バージョンが出るなら是非中央にして貰いたいものです。
本家サイトの販売ページには、L2Pと同じ無塗装の部分に金色の電解着色が施された製品画像とアルミ地金の銀色のままの画像が混在していますが、届いたのは金色の電解着色が施された個体でした。
ちなみに例のL2Pのようにチョイ太の18650が入らない…って事は無く、内部の加工も普通に削れてて綺麗でした。(ホッ…)
SOLARFORCE L2N にSUREFIREタイプのヘッドを付けていましたが、コレを元に戻して L2-D18 と組み合わせてみました。(やっぱりマーキング位置がバランス悪いなぁ・・・)
ボディが長いのでランヤードリングよりもベルトクリップの方が使いやすいかと思ったのですが・・・使い勝手はあまり変わりませんでした。(バランス的にもイマイチですな(´・ω・`)
個人的長いライトブームのキッカケとなった MAGLITE 4C と比べると・・・ L2-D18 はそんなに長くないデスね…(L2-D18 が1AAAライトに見える)
まとめ
自分で買っておいて言うのもナンですが SOLARFORCE L2-D18 は、普段使いのライトとしては少々重くて持て余すかも・・・?(でも、両手を使いたい時に脇の下には挟み易いです)
じゃあ、なぜ買ったのかと言えば、自作降圧回路を組み込んだ5W・940nmの赤外線LEDのバルブを使う為です。
DC-DCコンバーターの性能にもよりますが、回路(IC)の電圧仕様の関係で複数のLi-ion充電池を使って高い電圧でドライブした方が安定した電流量が得られ、DC-DCの変換効率も上がるのでランタイムがより長くなります。
他のL2シリーズでも16340や18350を2本使えば条件は同じなのですが、16340や18350は電池容量が少ないのでランタイムが短くなってしまいます。
ランタイムを稼ぐには、2本以上の18650に対応したボディで、且つ、実用的なサイズとなると、L2-D18がピッタリだったのです。(現在単品販売されているエクステンションパーツは、表面塗装がHA3の艶無しではないのでパス)
UltraFire 501D や 502D など、L2-D18 と同じ18650*2仕様の安価なP60互換シェルも有るのですが、ソラフォに合うヘッドパーツが余っていたので互換性に間違いの無いSOLARFORCE製のシェルにしたわけです。
ロゴタイプの位置など不満な点もありますが、安価($11.50)なので8.4V以上の電圧に対応したバルブを持っているなら状況に合わせて使い分けが出来て守備範囲(?)も拡がるので1本持っていても損はないかも?
幸い、最近発売されるSOLARFORCE製P60互換ドロップインは対応電圧が高いモノが殆どなので、ランタイムを重視するなら18650*2で使うのが良いと思います。
今回、一緒にオーダーしたS1スイッチを取り付けていますが、実戦投入時にはリモートプレジャースイッチを改造しL2-D18 と赤外線センサー(PIR)を繋げてセキュリティ用途として使用する予定です。