手持ちのジェントス社製品の中で、多分最後のレビュー(?)になるのが、このパトリオ6。


実はパトリオ8と一緒に購入したのですが、自分では使わずに写真だけ撮って実家に非常用として預けていました。
多モード式のマニアック(笑)なライトは一般の人には向かないので、一般的な電池(単三×1本)を使い、ONで点灯・OFFで消灯するシンプルなライトが良いだろうと考えてパトリオ6を選びました。
実家で新たにパナソニックのLEDライトを購入したので、レビューを書くのに少しの間借りてきました。
■製品リンク:GENTOS・パトリオ6 (GP-6BK) 2015年 販売終了
サイズ比較

左から、GTR-141T / パトリオ8 / 6 / 4 / 単三電池
長さはパトリオ8とほぼ同じで、コンパクトなサイズです。(パトリオ8 / 6 / 4 …見事に間チャン待ちw)

GTRシリーズほど個性的なデザインでは無く、全体的にスッキリとしていて個人的には好きな形です。
ヘッド



ヘッド部分が大きく(実測値:22mm)、レンズ廻りのアルミ部材も厚く、外観からは頑丈そうな製品に見えます。

姉妹機(?)のパトリオ7の様なフォーカス機能は有りません。
推測ですが、コリメータレンズは同社のGTR-141Tと同じ物が使われている気がします。

左から、GTR-141T / パトリオ8 / 6 / 4

製品仕様では“チップタイプ白色LED”と有りますが、ヘッド部分が分解出来なかったのでLED素子は確認できませんでした。(“日亜RIGEL”というLEDらしいです)
ボディ

実売価格が1,000円以下の割には、質感は悪く無いと思います。
ローレットが浅目なのでザラザラ感も少ないのですが少々滑りやすいカモ?(シルバー色バージョンだと違った感触になるかも?)
リア


電池はリア挿入式。
単セル仕様のライトは、複数セル仕様のライトに比べると、どうしても点灯時間が短くなるので、容量が大きいエネループ・プロが問題無く使えるのは、個人的に好感度大です。

ボデイ、リア部分とも実測で18.5mm。
スイッチ

間欠点灯が可能なフォワード・クリック式ですが、パトリオ8よりやや硬めのクリック感です。
スイッチ面積が大きいので手袋をしたままでも操作出来ますが、本体そのものが短くボディも凹凸が無いので滑りやすく、握力の弱い高齢者が使うには少々固すぎるスイッチかもしれません。(高齢者でも自転車に乗れるぐらいの方なら楽に操作できると思います)
照射

左から、GTR-141T / パトリオ8 / 6 / 4
GTR-141Tに近い光色だと思いますが、レンズの影響ではないかと…。


レンズが同じ形状なので配光もGTR-141Tに近いパターンになります。
が・・・、公称値ではGTR-141Tの方が明るいハズなのに、何故かパトリオ6の方が明るく感じます。(いつものジェントス・ルーメン?)
まとめ
同じ単三×1本使用のGTR-131Tと比べて万人向けのシンプルなデザインで、かつ操作も簡単、価格も安いので誰にでも使い易い製品だと思います。
家の中に複数本用意して置いたり、車のグローブボックスに入れて、ちょっと灯りが欲しい時に使うのに丁度良い製品かもしれません。
ただ、真っ暗闇で足元を照らすには問題無い明るさですが、照射範囲は限られるのでアウトドアで本格的に使うには役不足だと思います。
+++

結局、いつの間にか手持ちのGENTOS製品は計7本になりました。
他にも PHOTONPUMP(フォトンポンプ)やクリップライトの HC-232B 等のGENTOS製品を持っていますが、いずれもスイッチがダメダメな、個人的には“不燃ゴミ”レベルの製品なので使っていません。
残念ながら一番価格の高い Dominator DC-105F は自分に合いませんでしたが、他の製品はそれなりに楽しめました。
この中で1本選ぶとしたら、自分はやっぱり“閃 SG-320”を選びます。
“ダラ下がり”とはいえ、それなりの明るさを持続して長時間使用が可能で、軽くて操作も簡単、ランタンの光源に流用したり、ペットボトルのキャップを嵌めるだけで光を変えたりと、1本あると便利に使える製品だと思います。
他にもGENTOS製品の中で単三×2本(2AA)はパトリオ7や9がラインナップされていますが、残念ながら自分は使った事が無いのでSG-320との比較は出来ません。
もし最初に買ったLEDフラッシュライトがSG-320でなければ、ライトに興味を持つ事も無く、ライト沼になんか嵌る事は無かったでしょう…・゚・(つД`)・゚・
で、メインが2AAの Fenix LD25 なのでサブは1AAのライトが良いかなと…。
パトリオ8では効率が悪すぎるので、中華ライトメーカーの1AA製品を物色中発注。(オイw)