最初に購入したIYP365は、お医者様の所へ嫁いで行ったのですが、ペンライトと219Bの組み合わせによる使い勝手の良さにより、その後、同じアルミボディの Nichia 219B版を再購入していました。
そして今回・・・と、言っても既に1ヶ月以上前ですが、チタンボディの219CT搭載機を購入したので、アルミ版との比較を交えつつレビューしたいと思います。
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パッケージ
クラフト紙のパッケージですが、ロゴの印刷位置など、以前と少しデザインが変わっています。
本体、シリコンディフューザー、予備Oリング、日本語マニュアルが同梱。
付属のディフューザーは、Tool AA や EDC01(※後日レビュー予定)などに付属する物と同じく、ぷよぷよの柔らかいシリコン製で蓄光仕様(GITD)となっています。
仕様/サイズ
素材によって重量は異なりますが、全長や直径、基本デザインは共通です。
ボディ
シルバーのボディに金環のアクセント。。。
美しくてエレガントという表現がピッタリなペンライトです♪(*´ω`*)
チタンモデルは“つるピカ”なポリッシュ仕上げではなく、よぉーく見ると旋盤の加工痕が残っています。
この加工痕を消さず残したことで独特な光沢が生まれ、チタンの質感がより際立っていると思います。
使用している間に細かなキズが付き、光沢も無くなって来るとは思いますが、番手の細かいヤスリやピカールなどで磨くと新品の頃の質感が復活しするので試してみてください。(あ、くれぐれもリペアについては自己責任でお願いします…)
ポケットクリップも剛性が高く、リアパーツでガッチリ固定されるので、携行時は勿論ですが使用時にも不安は感じません。(1AAAのTool-Tiのクリップも同じ構造にして欲しいですね…)
ヘッド/LED
Nichia 219CT + OPリフ。
219Cの正式名称は Nichia NVSW219C かと思われますが、PDFのデータシートが日亜の製品HPからダウンロードできます。
Lumintop社の【Ra:93】というアナウンスから辿っていくと、219Cの中のR9050というランクの高演色LEDを搭載している事になります。
ヘッド部分にモデル名とルミ兎さんがレーザー刻印されています。
目視できる範囲、外観からは219Bと219CTとの違いは判りませんが、チラ見えしているLEDダイの放熱基板から、間違いなく219Cである事が判ります。
一見するとリフ形状(口径・深さ)に変更は無いように見えますが、微妙にボトムホールが大きくなっているような気もします…。
先端のOリングもお馴染みの蓄光仕様です。
地味なポイントかもしれませんが、消灯後も仄かに光ってライトの位置を知らせてくれるので重宝しています。
メタルタッチによる多少のザラザラ感はありますが、加工技術が進化しているお陰か、以前のチタン製ライトのような抵抗感は感じませんし、ヘッドツイスト式の製品ではないので気にはならないと思います。
実装されている電子部品については外部から確認できませんが、基板のパターンは従来と同じようです。
スイッチ
スイッチはリバースクリック式で間欠点灯は不可。
スイッチトップは金属製ですが、ヘッドのジョイントねじ部分と同様にジョリジョリ感はありません。(『ジョリ..』というより『シャリ…』という感じです)
ストロークは浅めですが、スイッチ面積が広く、ちゃんとしたクリック感もあるので誤操作は少ないと思います。
最初に購入したIYP365が手元に無いので、あくまで記憶の中の印象になりますが、2本目のIYP365、今回のIYP365-Tiとも、最初のIYP365と比較してスイッチが軽く、操作しやすくなっていると思います。
2本目のIYP365の時にも『あ、軽くなったかな…?』と、感じたのですが、個体差による違いの可能性もあり確信が持てませんでした。
が、この3本目も2本目と同様に軽い操作感なので、もしかしたらスイッチユニットの内部パーツが初期ロットから変更されたのかもしれません。
電池
IYP365の動作電圧は 0.9~3.0V。
1.5Vの単四乾電池×2、もしくは 1.2VのNi-MH充電池×2で動作します。
電池交換はリアからでも可能ですが、クリップがあるのでヘッド側からの方が楽かもしれません。ただ、ヘッド側の金環が外れやすいので電池交換の際に紛失しないように要注意です。
モード
搭載モードは【Med】-【Low】-【Hi】の3モード。
点灯中の半押しにより上記のサイクルでモードが移行します。
消灯後1~2秒程度で【Med】スタートにリセットされるので、基本的に【Med】スタートのライトになります。
【Hi】の125ルーメンに不満を感じるかもしれませんが、演色性よりも明るさを重視するのであればXP-G3搭載版がオススメです。
LUMINTOP IYP365 Ti / Nichia 219CT – 2AAA Penlight – YouTube
照射
水平照射
配光/光色
蛍光灯
LUMINTOP TOOL AAA / Cree XP-G2 (CW)
LUMINTOP TOOL AAA / Cree XP-G2 (NW)
LUMINTOP IYP365 AL / Nichia 219B
LUMINTOP IYP365 Titnium / Nichia 219CT
演色比較
色温度は、5000K か 5700K か・・・
5700Kだともう少し白色光になるので、色温度は5000Kだと思いますが、自信はありません!(`・ω・´) キリッ
219B と 219C との演色性の違いが判るかも?と考えて、今回はいつものコンデジではなくデジイチで撮影(WB:蛍光灯)してみましたが、『違いが良く判らない…』というのが本音で(笑)、219B も 219Cも、どちらの演色性も優秀だと思います。
219CはRGBのR要素が強いイメージがあったのですが、IYP365の219CTについては特定要素に偏りも見られず、バランスのとれた自然な光色で好感度大です。
配光については、219Bと比較して219Cのスポットが広く拡散度合いが増しているように見えます。ただ、両機を比較して違いが認識できるレベルなので実用上は問題ないと思います。
まとめ
今回は、ちょっと奮発してチタンモデルを選びましたが、嬉しいことにアルミモデルにも219CT搭載版が用意されているので、好みや予算に合わせてセレクトできます。
まぁ、チタン製ライトなんて自己満足…なのかもしれませんが、本当に自分が気に入った道具を肌身離さず、長きに渡って使えるのであれば、所有欲だけでなく幸福度も増幅すると思います。
219CT搭載版のMax:125ルーメンの明るさが物足りないと感じるかもしれませんが、屋内用途では充分な明るさですし、実際にEDCして使ってみても不便は感じないと思います。(当然、用途によって感じ方は変わりますが…)
また、ランタイムが短く感じるかもしれませんが、定電流回路により安定した明るさを維持出来ることを考えると納得の数値です。
最近、自分は低出力のEDCライトと高出力ライトの複数本持ちが常態化していますが、双方の足りない要素を相互補完できるようにすると、より便利さがアップするので試してみてください♪
何れにしろIYP365は2AAA仕様の製品ですし、大光量や長時間のランタイムを要求するのは酷かと思います。
その辺りは割り切りと言うか、妥協が必要ですが、暗所でも正確な色の判別・識別が要求される職務に従事しているのならば、219CT搭載のIYP365は強い味方になるはずです。
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