
私の記憶はイイ加減なので、あまりアテにはならないのですが、フラッシュライトに興味を持ち始めた頃には、まだ【iTP】ってブランドが存在していて、【EOS】ってのも、iTPのモデルの一つだったと記憶しています。
その iTP が OLIGHT社と合流して、【EOS】の名は現在も引き継がれている…んですよね?(※ i6 Paladin も、その流れの一部だったような記憶…(゚ー゚*)。oO)
…で、今回ご紹介する OLIGHT i3E EOS は、1AAA仕様のヘッドツイスト式小型EDCライトになります。iTP時代からEOSシリーズはヘッドツイスト・スタイルのモデルでしたが、その系譜は現在も引き継がれているようです。(過去にはCR123A仕様のEOSありましたね♪)
最初は、i3Sの生Brassモデルを狙っていたのですが、セール情報をブログに掲載しながら自分がセールに乗り遅れるという失態を犯して敢えなく撃沈(笑)、ならば次はi3Eのシルバーを…と思いつつ、いつの間にかコレもSOLD OUT…。まぁ、Colorシリーズの【Red】ならいつでも買えるしぃ♪…と、思っているウチに【Red】も消えてて・・・(^^;



そんなこんなで、慌てて HKequipment さんで【Red】をオーダーした次第ですが、EDC01の四季兎を大人買いした勢いで有彩色の【EOS】もオーダーしたってのは、ひとつ内緒でお願いします。。。
ライトとは無関係なのですが、Air mail に現地の切手が貼られてると、『異国よりやって参りました!(`・ω・´)』感が増幅して嬉しくなります♪
製品HP
- OLIGHT Official WEB site – olightworld.com
- OLIGHT i3E EOS Black – olightworld.com
- OLIGHT i3E EOS – amazon.co.jp
- Olight® Direct JP – amazon.co.jp
OLIGHT Official SNS
- Facebook – Olight World / @olightworld
- instagram – Official Olight Page / olightworld
- instagram – OLIGHT JAPAN / olight_japan
- Twitter – Olight Japan / @JapanOlight
- YouTube – Olight World
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パッケージ



シンプルなブリスターパックで裏面に主要諸元が記載されています。
単四形1.5vアルカリ乾電池がテスト電池として付属しますが、油断すると新品の付属電池でも液漏れするので、開封しないで長期保管する際は要注意です。
一般店舗での陳列まで考慮したパッケージなので、もっと量販店でも売られるようになるとイイなぁ・・・なんて思ったり…。
仕様


・LED:Philips LUXEON TX
・防水性能:IPX8
・電池仕様:1 x AAA(R3)
・輝度:500cd
S/No.ステッカーで一部の仕様表記が隠れてしまっていますが、OLIGHT社の製品HPに詳細な仕様が掲載されています。
サイズ




・全長:60.5mm
・ヘッド径:14mm
・ボディ径:12.5mm
・重量:19.4g(電池含む)
比べてみると数値差以上にコンパクトに感じます。
i3E本体のみの重量は、単四形Ni-MH充電池よりも軽くなっています。
現物を手にするまでは、全長が約60mmと短いので握った時に保持し辛いのではないか?…とも思いましたが、親指と人差し指でヘッドを廻そうとすると、自然に中指と薬指の2本でグリップする事になるので、特に操作し辛くもなく普通の感覚で扱えました。
これ以上短くなると片手での操作は困難になりそうですが、電池の長さより短くする事は物理的に不可能なので、リフレクターやレンズを搭載するとなると、この辺りが1AAA仕様の限界サイズなのかもしれません。
ボディ




i3Sまでは iTP EOS の意匠が色濃く残っていましたが、i3E のボディの縦スリットにもその面影は残っています。
今回の【赤】についての印象は、彩度が高めの赤で、キャンディ・レッド的な【明るい元気な赤】という感じです。
正直、【紫】と【赤】のどちらにしようか迷ったのですが、「紫なら後からでもamazonで買えるよね…」と、考えて今回は【赤】をオーダーしました。(…とか言って余裕をかましていると、いつの間にか【紫】も売り切れになって慌てるんだゼw)
ヘッド



LEDは Philips LUXEON TX を採用。
i3Sはリフレクターですが、i3EはTIRレンズになり、i3Sのヘッドパーツの全長をギュッと縮めて9mmの小型化を実現。i3Sと太さは変わっていませんが、見た目がズングリむっくりな可愛い形になっています。
ヘッドの全周に刻まれた滑り止めローレットも操作のしやすさに繋がっていると思います。


ジョイント部分のネジは角ネジでネジ長さも充分に確保されています。遊びも少ないので消灯時のガタつきも最小限に留まっています。
面白い(?)のはグリップ側の接点部分で、一般的な1AAAのヘッドツイスト式よりも接点部分の露出が広めになっています。
上の基板部分の画像を見ると、基板周囲のクリアランスも大きくなっていますが、ヘッドを締めていくと、このスキ間にボディ側の接点がしっかりと食い込んでGND通電が確保される構造のようです。




i3Eで唯一気になったのはOリングの位置です。
【OFF】の状態にて、ヘッドを押しても通電しない状態から、更に少し緩めただけでOリングの一部が露出してしまう位置にi3EのOリングはセットされています。
自分はヘッドツイスト式ライトをポケットに入れる際には、ヘッドを多めに緩めておく習慣があるのですが、充分にヘッドを緩めてもOリングが見えないように、ネジピッチの最後の位置に自己責任でリングをズラしました。
外からOリングが見えても見なくても、埃の付着とかには大して違いは無いのですが、精神的にというか・・・(^^;
防水性や操作感に影響が出るかも?…と、思いましたが今のところ問題はなさそうです。(※イレギュラーな使い方なので、あくまで自己責任です)
テール

個人的にはフラットでなくとも全然問題は無いのですが、テール中央にキーリングを着ける関係でローソク立ては不可となっています。
内部のリアスプリングの反発力は強くもなく、どちらかと言えば少し柔らかい感じですが、ヘッドを緩めた時でもヘッド全体を押し出すチカラは充分に保たれています。
電池

単四形(AAA)1.2V Ni-MH充電池、1.5Vのアルカリ乾電池を1本使用します。
※10440Li-ion充電池は不可
【+】のプリントがある通り、ヘッド側に【+】極が来るように電池をセットします。
モード
【Silver】は120ルーメン、他の【Color】は90ルーメンのシングルモードです。
使用電池によってランタイムに差があり、
・1h10m (NiMh)
・45min (Alkaline)
となっています。
ヘッドを締めて【ON】、緩めて【OFF】と、一般的なヘッドツイスト式と同じ操作方法です。
照射
水平照射


こうやってヘッドだけを並べて比べると、コリメーターレンズでもi3Eの有効径が一番大きく、水平照射時の中心光の伸び(?)もリフレクター仕様のTi3に迫り、三者三様である事がわかります。
配光/光色
蛍光灯


WUBEN G339


WUBEN TP10L


MANKER LAD


OLIGHT i3E EOS


LUMINTOP EDC01


THRUNITE Ti3


※WB=蛍光灯
i3Eの配光については、同社のS-Batonシリーズの配光をそのまま狭く(小さく)した感じです。
WUBENの2機種やLADよりも中心光部分がハッキリとしていて、レンズの有効径が大きいわりに照射範囲が狭いのですが、そのぶん周辺光を含めた照射面全体が明るく感じます。
LUXEON TX の光色については、LEDの個体差もあるかと思いますが、XP-G3よりも若干色温度が低く、XP-G2のCWと同等に見えます。
まとめ
i3E EOS は、複数モードではなく、シングルアウトプットの製品ですが、90ルーメン(Silver は 120ルーメン)という明るさは、キーライトとしてだけでなく、夜道を歩くのも可能な明るさなので、EDCすれば何かと心強いツールになると思います。
逆にキーライトのような超至近距離の用途では、90/120ルーメンは明る過ぎて、反射光を眩しいと感じるかもしれません。

i3E EOSに限らず、シングルモードの製品にはシングルゆえの快適さや利便性が間違いなく存在しますし、1モードのシンプルな製品は、子供や女性、高齢者などにも安心して預けられるかと思います。
本日現在、amazonの OLIGHT Direct JP では【Black】を含めて3色が販売されていますが、価格も手頃ですし、ギフトBOX仕様のパッケージも用意されているので、プレゼントしても喜ばれるのではないでしょうか?
全長約60mmというサイズも、リアに小径のWリングを取り付けると、鍵の長さとほぼ同じとなるのでポケットの中での納まりが良いと思います。また、テール中央にリングが取り付けられるようになっているので、鍵束に付けた時のバランスも良い感じです。
i3E EOS は、まだ停産品とはなっていないようですが、銀や赤、銅製のi3Eは入手し辛くなっているようなので、気になっているならば早めに抑えるのが吉かもしれませんね…(゚ー゚*)。oO