ご存知の通り doorman は何本ものフラッシュライトを所有していますが、どのライトも【電池】を電源としています。
ランニングコストに於いて負担が少ない充電池の使用がメインとなっていますが、一口に充電池と言っても色々な種類があり、エネループやLi-ion充電池、サイズもAAA(10440)から18650、26650と様々な充電池をライトに合わせて使い分けています。
【充電池】である以上【充電】というイベントは避けて通れず、照らしては充電…、充電しては照らし…と、無限ループを絶賛実施中でございます。
今回、レビューをお届けする OLIGHT UC は、amazon Olight® Direct JP さんから購入しました。
モデル名の UC は Universal Charger の略だと思いますが、実際の処はどうか知りません。
(※ユニコーンの略で無い事だけは確かである…)
一度に電池を1本だけ充電可能なUSB充電器なので何本ものライトや充電池を所有していると出番は少なそうですが、『これって便利じゃね?』 という野生の勘(?)が働きポチ。。。実際に使ってみてもコレが超便利で手放せなくなるアイテムでした♪(*´ω`*)
■製品HP
・OLIGHT Official WEB site – olightworld.com
・OLIGHT UC magnetic USB charger – olightworld.com
・OLIGHT UC 充電器 – amzon.co.jp
・Olight® Direct JP – amzon.co.jp
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パッケージ
シンプルなパッケージで台紙裏面には対応電池と主要諸元が記載されています。
本体
ケーブル長は約30cm。
ケーブルはきしめんタイプのフラットケーブルで柔軟性があります。
ダンボー君は盛大に絡まっていますが(笑)実際には小さくまとめても絡みにくくなっています。
電極パッド
バッドの金色部分が電極になっています。
2つのパッド内には強力磁石が組み込まれていてパッドを近づけると電極だけでなく背面部分も結構な勢いでくっつきます。
USBコネクタ
USBコネクタは一般的なUSB-Aタイプなので、PCは勿論ですが一般的なモバイルバッテリーやUSBタイプのAC/DCアダプターが利用出来ます。
充電
やはり一番気になるのが安全性だと思いますが、給電可能な状態でUCの電極パッド同士を合わせてもショートすることはありません。なので充電完了時にうっかり給電状態を解除し忘れても安心です。
もしかしたらUCに組み込まれた充電制御ICが充電池の抵抗値を検出しないと動作しない(=電流が流れない)仕様になっているのかもしれません。(※あくまで推測です)
ちなみにUCは LiFePO4 には非対応です。
UCが対応出来るのはIMR系やICR系の基準電圧が3.6vと3.7vのLi-ion充電池と、1.2vのNi-MH/Ni-Cdとなります。
台紙裏面に記載のサイズ以外の18350や14650なども充電が可能ですが、電池側の電極部分が磁石に吸着する素材でないと使えません。また、充電池をセットした状態で電極パッドの磁石が直接引き合うような短い電池、例えば10180や極端に細い電池では使用不可となります。
充電開始時にはUSBコネクタ部分のインジケーターが【赤】で点灯し、充電完了時には【緑】に変わります。
UCの最大出力電流値は750mAなので容量の大きなLi-ion充電池を満充電にするにはそれなりに時間が必要です。ただ、100%の満充電にするか、それともチョイ足し充電で急場を凌ぐか?…の選択は自由自在なので状況に合わせて柔軟な運用が可能です。
まとめ
R50やS1R、S2Rなど、ライト本体に充電機構を備え、従来の充電器を必要としない製品も増えて来ましたが、自分はレビューや照タイム撮影の関係で電池を抜いて充電器で充電する事が多く、複数セルを同時に充電する充電器も手放せないのが実状です。
ただ、日常用途では単セルの製品を使う事が多く、電池が切れたら予備電池と入れ替えて、ある程度【要充電】の電池が溜まったら一度に複数本を充電・・・というスタイルです。
Return to base な日常下であれば据え置き型の充電器で事足りるのですが、出先だとコレがなかなか…(^^;
特に長期の遠征(?)では予備バッテリーを何本持っていくか・・・(ーー;)?
なんて考える事も多々有りましたが、これからは予備電池1本(もしくは2本)と OLIGHT UC 、大容量のモバイルバッテリーがあれば、少なくとも S1A Baton や H1 Nova のような充電機構を持たない単セル駆動のライトで電池切れになる事態は避けられそうです。
コンビニがある場所なら乾電池も手に入りますが、土地勘の無い場所でコンビニを探して走り回るというのもナンだし経済的ではありません。
【一本だけ充電】というのがUC充電器の実用性というか機動性を向上させているのは間違い無く、気軽に持ち出せるのがUCの最大の魅力だと思います。
電極パッド部分に強力磁石があるので携行時に一応注意する必要がありますが、利便性とのトレードオフとして充分納得できます。
『 Li-ion充電池仕様のライトを使いたいケド、電池と充電器の導入コストが…(´Д` ) 』
・・・と、いう方にもUCはお薦めで、将来深みにハマって本格的な充電器を買ったとしても、このUCは無駄になること無く使い続けられます。
取り敢えずメーカー品の18650や16340を1本と、このUCを用意すれば光のワンダーランドが低コストで体験できるので検討してみては如何でしょう?
自分はフラッシュライトをメインに考えていますが乾電池駆動のモバイル機器を多用される方にとってもUCはうってつけの【充電器】ではないでしょうか?
これは!!!
とても面白い発想です。考えたこともありませんでした。
セールが始まったなら二台購入予定です。
相変わらずの亀レスでごめんなさい・・・(汗
UCは【目から鱗】というか【コロンブスの卵】というか。。。
実際に使ってみると凄く便利で、深みにハマるほど多機能化が当たり前となっていた自分に気付かされ、原点に立ち返る大切さを思い知らされた一品であります(笑)
これで例の10,000mAhのNi-Cdも手軽に・・・(゚ー゚*)。oO