リングライトと電源&操作ユニットが完成したので Let’s 照タイム・・・
と、行きたいのですが肝心のUSBケーブルを作るのを忘れてましたw
自作USBケーブル
被覆をムキムキして端子にハンダ付けするだけなのですがケーブルの外径(約3.4mm)がやや太く、USB端子外殻のケーブル穴の大きさと合わないのでプラスチック製の外殻内は完全に外皮を剥いた状態の4芯だけにしないとケーブルが付けられません。
両端の配線配列を間違えない様にハンダ付けして外殻を組立たらUSBケーブルの出来上がりですが外皮が外殻内に入っておらず、そのままでは強度的にアレですし見た目も宜しく無いので熱収縮チューブでジョイント部分を覆いました。(【黒】の熱収縮チューブが無く、仕方なく【赤】を使用)
接続
で、2つのユニットをつないでスイッチON!
ちなみに重量はこんな感じです。(重いのか軽いのかよく判りませんw)
実際にデジイチにマウントするとこんな感じ・・・だけど、化粧板が無いのと取付ネジが長過ぎる所為かイマイチ格好良く無いですな。
アクセサリー・シューへの取付も要再考って事で・・・(´・ω・`)
点灯
Low / Med / Hi
左右独立の2回路構成なので半分ずつの点灯・調光が可能です。
コンデジの自動露出なので光量の違いが良く判りませんが光源(リングライト)周囲の暗さ加減を見て貰うと・・・
・Hi / Low
・Hi / Med
・Hi / Hi
撮影
蛍光灯1灯
蛍光灯2灯
蛍光灯3灯
蛍光灯3灯 & マクロリングライト
マクロリングライトのみ
※全てプログラムAE(露出優先)・AWBで撮影
被写体からカメラまでの距離が約60cmなのでリングライトの効果がイマイチですがシャッタースピードも上がりマクロ接写時にはそれなりに使えそうです。(…てか、使いますw)
誰だよ…、『リングライトが無い方が自然でキレイ』とか言ってるのは・・・(´;ω;`)ブワッ
まとめ
電池電圧:3.990V / 電流値:1045mA
電池電圧:3.664V / 電流値:617mA
マクロリングライト製品が本来どれぐらいの明るさなのか・・・?
既製品が手元に無いので比べようが無いのですが、仕様ではLED1灯あたり60mAでドライブすると20Lmの光束値が得られるので計算上は片側18灯で360Lm、両側36灯全部で720Lmとなります。
しかし、60mA流れるのは16340 Li-ion充電池の電圧が充電直後の4.0~4.2Vの時だけで3.7Vぐらいまで電池電圧が下がるとLED1灯あたり30mA~40mA程度しか流れません。
なので満充電状態の電池なら点灯開始10分程度はそれなりの光量ですが、それ以降は36灯全部でも300Lmそこそこって感じなので明るさに関しては微妙です・・・(´・ω・`)
互換品も含めてAMC7135チップを使った回路では、どうしても『ダラ下がり』になってしまうので明るさに拘るなら定電圧・定電流回路をイチから造り直す必要がありそうです。
Hiモードの連続点灯ではそれなりに発熱しますがアルミのリングアダプターがほんのりと暖かくなる程度です。それでも出来る限り熱を逃した方がLEDにとっては良いので裏板はポリカではなくアルミにした方が良さげです。
光色については、やはりLEDの色温度が高いのでマクロリングライトのみの撮影ではストロボ撮影みたくなってしまいます。
5mm砲弾型LEDの様な青味の強い光色では無いので(6500Kぐらいかな?)36灯の白色LEDの半分を Warm-white に変えるだけで良い感じの光色になりそうです。
一応全て分解・調整できる構造ですし、混色LED仕様のリングライト基板だけをもう1枚自作して他のパーツはそのままに基板だけを交換した方がLED換装より面倒臭くないかもしれません。
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