ThruNite Archer 1A V2 ・・・照タイム

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11/15:追記

amazonで購入した私の ThruNite Archer 1A V2 に不具合が有るようなので、本ブログ内に於けるこの製品関連エントリーについての全ての記述・画像・動画の内容について、製品本来の仕様・性能を発揮出来ず正確性を欠いている可能性が有ります

具体的には、満充電状態の電池と交換しても全く点灯しない、若しくはminとLowモードでしか点灯しない症状に見舞われ、記事中に有る様に使用中にチラツキが発生し照度が安定しない等の事象が発生しております。

現在、amazonに返品・交換が可能か問い合わせておりますので、結果が出次第、加筆・訂正、若しくは新規エントリーとしてご報告させて頂きます。

***
11/21:追記

ThruNite Archer 1A V2 ・・・その後 』として記事にしました。

doorman

 

ThruNite Archer 1A V2 を購入してから10日間程経過し、何度か“わんパト”にも出動したのでランタイム関連のレポなどを・・・

180ルーメンが115分?

最初に

『Hi:180ルーメンが公称値通り115分も持続するか?』

ってトコロですが、結論から言って持続しません
 
満充電状態の1900mAの白エネループを使用して最高照度を維持できるのは、20~30分ぐらいかなと・・・。(電池電圧?それとも熱?原因は不明ですがこの頃にチラつきが発生します)

その後、電池電圧の低下と共に徐々に暗くなり、点灯開始から2時間(120分)経過後には10~20ルーメンぐらいになりました。

が・・・、驚いたのは照度の低下が非常に緩やかで、Hiよりは暗いけどMedより明るい状態が非常に長く、約20~30分間持続する感じです。その後Med近辺の照度が30~40分で、流石に最後の20~30分は照度低下が著しいのですが、そこから更に粘って結局 Hiモードでの連続点灯では合計で約135分間を記録しました。(使える明るさではありませんが、実際には135分以上経過しても点灯していました)

容量の大きいエネループ・プロ(eneloop XX)では更に点灯時間が伸びるものと思われます。
 

開始電圧/スタート/30分経過

開始電圧
開始
30分経過

60/90/120分経過

60分経過
90分経過
120分経過

135分経過/終了電圧

135分経過
90分経過

 ※11/13 キャプチャ画像追加

THRUNITE Archer 1A V2 / Hi-mode:180LM RUNTIME TEST

※動画では約135分を9分まで縮める為に倍速編集しています。

正確なランタイム測定はCPFさん辺りで行ってくれると思うので・・・(^^;

撮影を打ち切って電池を休ませると1.1V程度まで電圧が回復し、その後同じ電池で約5分程度ですがそれなりの明るさで点灯させる事ができました。

動画にはありませんが終端電池電圧付近(0.9~1.0V)になると点滅(体感で1ルーメン以下)し、電池交換しないとヤバイ事を知らせてくれます。※Ni-MH充電池は電池電圧が0.8Vぐらいになるまで放電させると電池寿命が縮まると言われてマス。

今回の動画では点滅が始まった時点で電池電圧を計測し、この時の電圧をテスト終了電圧(約0.9V)としています。

同じ1AA仕様のライトでも SUNWAYMAN V10A はMax(140lm)で連続使用すると約40分で点滅が始まり、そこで照度を落としても約10分ぐらいしか実用的な照度を維持できません。

旧Neutron 1A は、Turbo(145lm)では約45分で照度がガクッと落ちますが、Hi(105lm)では90分近く使えた記憶が有ります。(最近出動回数がめっきり減って・・・)

なのでThruNite社の1AAライトの回路には優秀な(効率が良い)印象を持っているのですが、今回の Archer 1A V2 もCREE XP-Lとの相乗効果で旧Neutron 1A を遥かに凌ぐランタイムを実現しているようです。

ちなみに結果は使用する電池の状態(経年・使用回数による性能低下など)に左右されると思うので、あくまで参考として下さい。
 
『なんだ、115分も続かないのか・・・』

と思われそうですが、これは ThruNite Archer 1A V2 に限った事ではなく、Ni-MH充電池の宿命(特性)と申しますか・・・。

他社のランタイム表記も似たようなモノでして、↓はSKILHUNT社のDS15という1AA仕様のライトのランタイム表記です。

SKILHUNT DS15 spec.
SKILHUNT DS15 spec.

SKILHUNT社HPより転載

上のグラフでも、Li-ion充電池とNi-MH充電池を使った時では照度曲線に違いが見られます。

実際にその照度を維持出来ないのに【Max:●●Lm – ▲▲min!】と表記するのもアレですが、まぁ、そういうモンだと考えるしかないでしょう・・・(´・ω・`)

テール電流

同じThruNite社のライトで

旧Neutron 1A
なんちゃって旧Archer 1A
・Archer 1A V2

の3製品のテール電流を測ってみました。(電池電圧:1.363V)

eneloop 電池電圧

旧Neutron 1A

ThruNite Neutron 1A/Max:テール電流

なんちゃって旧Archer 1A

ThruNite なんちゃって旧Archer 1A/Hi:テール電流

Archer 1A V2

ThruNite Archer 1A V2/Hi:テール電流

やはりと言うか、テール電流の値も Archer 1A V2 は他の2製品と比べて約700mA少なくなっています。

ホントに180lm出てるのか?と、いうのは自分で検証しようが無いのですが(145lmと180lmの違いなんて見た目で判りませんて…)少ない電流で明るさが同じ、若しくは明るい、そしてランタイムも長いとなれば、より高性能なライトと考えて良いのではないでしょうか?

まとめ

ThruNite Archer 1A V2

遠征には FENIX LD25 と ThruNite Neutron 1A が同行する事が多かったのですが、今後は Archer 1A V2 が1本あれば困る事はなさそうです。

残念ながら旧Neutron 1A を超える、自分好みの配光を持つライトには未だに出会っておらず、 Archer 1A V2 も遠近の中間ぐらいを採った感じですが逆にオールラウンダーとも言えるワケでして・・・。

飛び系は18650仕様ライトに任せて Archer 1A V2 の手元操作とランタイムを活かした使い方をしようと思います。

そういえば、ちゃんとした18650仕様ライトは6P互換を除いたらi6しか持って無いよなぁ・・・(´Д` )
 

カテゴリー: EDC, ThruNite, フラッシュライト タグ: , , パーマリンク

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