i3T EOS 限定版・チタニウムバージョンのプロモーションレビューです。
既存のアルミニウム版 i3T EOS と異なる点は、ボディ素材とカラーだけですが、ライトグレー色はこのチタンバージョンのみでマット仕上げによる質感・重量感はチタン素材ならではのモノです。
LED、光学、モードなどはアルミ版と同じなので外観画像を中心に軽めのレビューをお届けします。
製品HP
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パッケージ
i3T EOS に限らず、Olight製品のチタンモデルの外箱は特製ハードBOX仕様となっています。
箱を開けると『絶縁材の除去』と『電池の装填方法』が記載されたPP製のシートがあります。
『そんな、絶縁材についてイチイチ書かなくても…』と、思われるかもしれませんが、フラッシュライトに慣れていない人の中には、絶縁材が入っているとは知らずに『新品なのにスイッチを押しても点かない!充電出来ない!初期不良だ!』と判断してしまう方が少なからず存在し、実際にOLIGHT社だけでなく他メーカーでも『絶縁材の未除去』が返品理由の上位を締めているのが実状なのであります。
もし初心者の方が新品のライトを購入して不点灯や充電不良で困っているようでしたら、絶縁材の存在を優しく教えてあげて、それからジワリと沼に引きずり込んでください。(doormanからのお願いです)
製品内容は、i3T EOS Ti本体、多言語マニュアルで、単四形アルカリ乾電池は本体に内蔵されています。
※マニュアルは OLIGHT Official HP(olightworld.com) OLIGHT i3T EOS Ti の製品ページよりPDFマニュアルがダウンロード可能です。
コレクション用として保管する際には、アルカリ乾電池の液漏れによるダメージを回避する為に、本体から電池を抜いて保管する事を強くオススメします。シュリンク包装されているので開封するのに躊躇するかと思いますが、液漏れによって再起不能になる事を思えば…。
個人的には、アルカリ乾電池ならば付属しなくても、むしろ付属させない方が良いと思うのですが…(゚ー゚*)。oO
仕様/サイズ
冒頭で述べた通り、素材やカラーリングを除いて各部仕様については全ての i3T EOS 共通です。
i5T EOS のガンメタルグレー色との比較ですが、チタニウムグレー色との色の違いがお判りいただけると思います。
(ちょっと待てコラ、i3T EOS のデザートタンが混じっとるやないか!…って、えーとですね…購入したケド忙しくてまだレビュー出来てなくて…orz)
アルミ版 i3T EOS との本体重量差は約11gで、持ち比べてみるとチタン版の方が少し重いかナ…ぐらいの差です。
電池込みの装備重量は、使用電池によって増減するので参考程度に留めてください。
ボディ
基本形状はアルミ版、銅版の i3T EOS と共通で、ストレートなボディに螺旋状の溝が刻まれているお馴染みの(?)デザインです。
WARRIOR Mini のチタンモデルと同じライトグレー色で着色されています。
着脱可能なWクリップはステンレス製ですが、本体の色に寄せて、マット仕上となっているので一体感があります。
アルミ版と同じく、i3Tにはストラップホールが無いのでランヤード等はクリップに引っ掛けることになります。
ヘッド
光学周りもアルミ版 i3T EOS と共通で、レンズ表面がフラットなTIRです。搭載LEDについてはアナウンスされていませんが、アルミ版と同じ配光や光色から LUXEON TX だと思われます。
ヘッド部分に『OLIGHT』のロゴとモデル名が金文字でプリントされています。
スイッチ
スイッチはフォワードクリック式で間欠点灯が可能です。
スイッチの素材、デザインも i3T EOS 共通です。
スイッチのボタン部分は硬質素材でスイッチトップには滑り止めのラバーが貼られています。スイッチの感触、操作感も同じ…と言いたい所ですが、初期ロットのアルミ版(ブラック)よりも軽く、押しやすくなっていました。
初期ロットのアルミ版は、全体的にやや硬めの操作感でしたが、砂漠色、チタン版とも現行の i5T EOS に近い操作感になっています。
電池
電池は、1.5vの単四形アルカリ乾電池と1.5Vのリチウム電池、1.2vのNi-MH充電池に対応しています。
※3.6/3.7v の10440は使用不可
付属のテスト電池は単四形アルカリ乾電池ですが、前述の通り、アルカリ乾電池は液漏れの恐れがあるので電池を取りだして別に保管する事をオススメします。
マニュアルにも記載がありますが、電池の交換はテール側から行いヘッド側が【+】、テール側が【-】になります。
モード
搭載モードも他の i3T EOS と同じく Low/Hi の2モードで、ストロボなどの特殊モードはありません。
点灯開始時は常に【Low】でスタートし、半押しを繰り返すと Low/Hi が交互に切り替わります。全押しすると選択したモードで常時点灯になります。
【Hi】の180ルーメンが約21分、【Low】の5ルーメンが約16時間ですが、使用電池の種類や状態によって左記のランタイムは変化するので、目安程度に考えてください。
OLIGHT i3T EOS Ti / 1AAA Titanium flashlight : review(日本語版)
照射
水平照射
光学・LED・出力とも共通なので、どの i3T EOS も同一の配光となります。
配光/光色
LED電球
OLIGHT i3T EOS
OLIGHT i3E EOS
OLIGHT i1R EOS
※使用電池はすべて eneloop 1.2V
※照射画像は、先の i3T EOS の照射画像をそのまま使っています。
Cool White LED とありますが、実際の色温度は 5200~5700K ぐらいの暖色寄りの光色です。
タクティカルなピンスポット配光ではなく拡散系の配光になっています。
デジカメの自動露出の関係で周辺光が無いように見えますが、実際には少ないながらも周辺光が存在します。
…とは言え、図太い中心光が大部分を占める配光なので【Hi】ではそれなりの距離まで照射可能であり、【Low】であれば至近距離でも眩しくはなく足元を照らしての歩行も十分可能です。
まとめ
一通り使ってみた感想は『安定の i3T EOS』という感じです。
以前にも書いたと思うのですが、通常版とは異なるLEDを限定版に搭載するのは『賭け』となる場合もあり、必ずしもプレミアム感の演出につながるとは限らないかと思います。
ちょっと前までは『高演色LED』が特別なモノで、限定版の製品に搭載される事も多かったのですが、最近ではバリエーションのひとつとしてポピュラーな存在になった感があり、プレミアム感の演出要素としては弱い…と考えるメーカーが増えたのかもしれません。
普段、使い馴れたお気に入りライトの限定版を買ったけど、配光や演色が好みでなくてガッカリ…となるくらいなら、光学周りは通常版と同じ仕様で、本体素材やカラーで差別化を図ったほうがユーザーの間口が拡がるような気がします。
逆にコアなコレクターにとっては、違うのは素材と色だけでガッカリ…となる事もあるので難しいトコロなのですが、i3T EOS Titanium は前者のケースになると思います。
doorman的には i3T EOS を気に入っているから砂漠色も購入したワケでして、配光や演色性が初期バージョンから変わっていたら多分購入しなかったと思いますし、チタン版も異なるのは素材だけ…というのが、好印象のポイントだと感じています。
普段使い馴れたライトの素材がアップグレードされた♪…というライトな感覚で使え(ウマイこと言ったと思ってる)、素材がアルミからチタンに変わっただけで十分にプレミアム感を実感できます。また、チタン製1AAAライトとしては低めの価格設定となっているも大きいと思います。
i3T EOS Ti 本体のカラーリングが自分の大好物なので、余計に個人的プレミアム感が増幅されているのかもしれませんが(笑)、i3T EOS Ti は『使って良し♪飾って良し♪』の限定版ライトだと思います。