複眼・高出力のFW3A、単眼・飛び系のFW1A、単眼・高出力のFW1A Pro、姉妹機種として同じ Andúril-UI の EDC18 や FW21、更にはFW3Aのカラーや素材(アルミ、銅、チタン)のバリエーションなどなど、昨年後半から FW関連の製品が一気にリリースされました。
今回ご紹介する Lumintop BLF/TLF FW1A Pro はその中のひとつになりますが、10ワット級LEDを搭載した FW1A の XHP50.2 搭載モデルが FW1A Proになります。
なんだか高出力化した新製品に【Pro】と名付けるのが最近の業界トレンドみたいですが、前回の TOOL AA 2.0 Ti と一緒に昨年末ポチッた FW1A Pro のレビューをお届けします。(※他にもう1本ある…)
FW1A と FW3A との大きな相違点は、複眼から単眼、TIRがリフレクターとなり、全長と重量が僅かに増加しただけ…ではありますが、XHP50.2搭載で高出力化した【Pro】の発熱(放熱)具合はどんな感じなのか?…レポートしたいと思います。
先行リリースされた FW3A と共通点が多く、操作方法も同じなので、よろしければFW3Aの過去記事もご覧ください♪(^^ゞ
製品HP
- LUMINTOP Flashlight HP
- LUMINTOP FW1A
- Lumintop FW1A 1200 Lumens 370 Meters Throw18650 EDC Flashlight – LUMINTOP Online Sales Store
- Lumintop FW1A Pro 3500 Lumens XHP50.2 High Intensity 18650 Flashlight – Lumintop Online Direct Store
- LUMINTOP JAPAN メーカー直営店 – amazon.co.jp
※本日現在、Lumintop社の公式HPに FW1A Pro は掲載されていません。(FW1Aは掲載)
※2つの直販サイトのうち、FW1A Pro が購入可能なのは lumintoplighting.com のみとなっています。
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関連記事
- LUMINTOP FW3A / 3x CREE XP-L Hi (CW) – roomX.jp
- LUMINTOP FW3A 取扱説明書 (日本語翻訳) – roomX Version. – roomX.jp
- OLIGHT R50 SEEKER (Blue-PVD) / CREE XHP50 – roomX.jp
- FENIX TK35UE (2018) / CREE XHP70 – roomX.jp
参考リンク
- FW3A Troubleshooting / FAQ – BudgetLightForum.com
※BLF内のFW3Aに関するQ&Aスレッドです。
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【重要】
FW3A と同じく、FW1A Pro も使用前に温度センサーのチェックと校正を行ってください。
温度チェック、校正とも操作手順は FW3A と同じです。
ちなみに室内温度が12℃の環境にて(寒っ!)、センサー検温を行ったところ21℃と検出されました。低温下でもセンサーによる本体温度のチェックと校正は可能ですが、短時間の点灯や体温でも本体温度の上昇を招きやすいので注意してください。
LUMINTOP FW3A / Andúril-UI How to Thermal Cfg – YouTube
INDEX
パッケージ
FW3A とほぼ同じサイズのクラフト紙ベースのパッケージです。
製品内容は、FW1A Pro本体、予備Oリング、英独マニュアル、電池交換方法となっています。
仕様/サイズ
※画像は Lumintop Online Direct Store HPより転載
全長:101.1mm なので FW3A と比較すると約9mm長くなりますが、ヘッド径は25.5mmと同じです。
電池込みの装備重量は100gを少し超えるぐらいですが、FW3Aとの本体重量差は7gしかありません。
3灯のLEDを搭載した FW3A もそうですが、XHP50.2 を搭載した FW1A Pro も18650仕様のライトとしては小型・軽量の部類です。
やはりというか、本体重量が軽いので放熱・蓄熱の限界点は低く、瞬間アツアツな部類の製品です。
ボディ
FWシリーズ共通のフォルム、デザインで、メーカーロゴやモデル名のプリントのないシンプルな外観です。(※フル・ステンレスモデルはヘッド部分のローレットが無くなっています)
FW3A は複数のカラバリ、素材がラインナップされていますが、今のところ FW1A Pro はアルミのグレー色のみとなっています。
個体差の可能性もありますが、同じグレー色でも FW1A Pro のほうが少し色が濃く(暗く)なっています。(※TOOL AA 2.0 のグレー色に寄せたのかも?)
クリップは、FW3A と同じくハメ込み式ではなく、リング部分を本体にセットするタイプです。
素材はステンレスで形状も材の厚みにも変更はありませんが、黒の焼付塗装ではなくステンレス素地のままになっています。FW3A の初期ロットはブラック色でしたが、現行のFW3Aもすべてステンレス素地に変わっているようです。
FW1A/1A Pro にもランヤードホールは無いのでストラップやランヤードを装着する際はクリップに引っ掛ける事になります。
ヘッド
FW3Aの3眼+TIRに対して FW1A/FW1A Pro は単眼+リフレクター仕様となっています。
FW1A Pro は CREE XHP50.2 、FW1A は XP-L Hi、もしくは SST-20 ですが、OP仕様のリフレクターとガラスフィルターのARコートは FW1A/FW1A Pro とも共通です。
TIRとリフレクターの違いによりベゼルパーツのサイズ(長さ)も異なっています。
FW3A と同じく簡単に分解できるので、別売りのステンレスベゼルとの交換も容易です。(※詳細後述)
3V駆動のXHP50.2なので10W級LEDとの交換も手軽に…と言いたいところですが、LED基盤の直径が20mm以下で、厚みも既存の物と合わせないとリフレクターやガラスフィルターの部分にガタが出てしまいそうです。
ヘッド側から電池交換する仕様は、FWシリーズ共通でネジ部も角ネジ加工されています。
グリップパーツの構造もFWシリーズ共通で二重パイプ構造になっています。内側のチューブがスイッチにつながる信号線で、外側のチューブがGND(-)になります。
FWシリーズはスイッチ操作によるロックアウトが可能ですが、微少ながら待機電流を必要とするので、長時間使用しない場合は、充分にヘッドを緩めて物理的に通電をカットするか、電池を抜いておく事をお勧めします。
テール/スイッチ
スイッチ機構は、FW3Aと同じタクトタイプのスイッチで、各パーツの素材、デザインについても大きな変更はありません。スイッチトップがテール外周よりも飛び出していないのでテールスタンドも可能となっています。
ぶっちゃけ FW3A と FW1A/FW1A Pro との違いはヘッドユニットの部分だけであり、スイッチも含めてグリップ部分のサイズ・構造は両機種とも同じです。
スイッチ部分の分解については FW3A の記事をご覧下さい。
尚、標準クリップを外して別売りのランヤードリングを取り付けるにはスイッチ部分を分解する必要があります。(※詳細後述)
電池
グリップパーツが共通化されているので使用可能な電池もFW3Aと同じです。全長:66mm以下で10A以上の放電性能を有するIMR 18650 が唯一の選択肢になります。
18350・18500用のショートボディを使用した場合もプロテクト回路付きの電池はNGと予想されます。
モード
FW1A/FW1A Pro の制御プログラムも Andúril-UI なので、操作・設定方法は FW3A と同じです。
通常点灯(Ramps)の他に Blinkies(点滅群)と Strobes(ストロボ群)の3つのグループに分割・整理されたUIで、FW3A を設定・操作した経験があれば戸惑う事は無いと思いますが、『Andúril-UI は FW1A/FW1A Pro が初めて』という方にとっては異次元的なUIに思えるかもしれません。
しかし、どんな UI(User Interface)もそうですが、どれほど複雑になったとしても一定の手順や規則・法則が必ず存在するので、もし Andúril-UI の壁にぶつかった時は、以前に作成したFW3Aの日本語マニュアルを参考にリトライしてみてください。
工場出荷状態にリセット
FW3A/FW1A の各種設定を工場出荷状態に戻す操作は、消灯(OFF)の状態でスイッチを13回連続でクリックします。最後の13回目で数秒間スイッチ押したままにすると高速点滅(buzz)後に1回明るくフラッシュするのでスイッチから指を離します。但し、このリセット操作は Andúril-UI ファームウェアのバージョンによってはNGとなり、この FW1A Pro では工場出荷状態にリセットできましたが、先の FW3A(恐らく初期ロット)ではNGでした。
■参考:anduril-updates-28372155(英語)
上記サイトにも書かれていますが、Andúril-UI は FW3A/FW1A 以外の製品にも採用されており、別製品のリセット方法として一旦リアを緩めて通電を完全にカット、その後スイッチを押したままリアを締め込んで3秒間保持する…という手順も紹介されています。(※FW3A/FW1A ではNG)
※LUMINTOP FW3A 取扱説明書 (日本語翻訳) – roomX Version.
※日本語化したマニュアルは仕様欄や機種名が FW3A になっているので FW1A/FW1A Pro に読み替えてください。
LUMINTOP FW3A / 3x CREE XP-L Hi (CW) / How to Andúril-UI Operation – YouTube
照射
水平照射
配光/光色
LED電球
LUMINTOP FW1A Pro
LUMINTOP FW3A
MANKER U12
OLIGHT R50 SEEKER
屋外照射
白昼/軸線(立木まで67m)
LUMINTOP FW1A Pro
LUMINTOP FW3A
MANKER U12
OLIGHT R50 SEEKER
FW1A Pro はリフレクター仕様ではありますが、約1インチのヘッド径に対してダイサイズの大きな XHP50.2 なので全体的に拡散テイストの配光になります。
光色については、LEDの個体差があると思いますが 6500Kよりも色温度が低いように感じました。
TIRレンズを搭載した複眼の FW3A と似てはいますが、 FW1A Pro は中心光が太く周辺光との境界もハッキリとしていて『リフレクター仕様らしい配光』になっています。
水平照射では、FW3A の方が拡散配光で照射角度も広いのですが、壁面に照射するとリフレクター仕様の FW1A Pro が広範囲を照らせています。
XP-G3、XP-L2、XHP70.2 と同様に中心光廻りに色偏差が確認出来ますが、屋外で普通に使うだけなら気にならないと思います。
屋外照射は、FW1A Pro、FW3A とも有段階調光(STEPPED)で初期設定の7段階で撮影しました。
FA1A Pro と同じ XHP50.2 搭載製品は MANKER U12 のみで、XHP50 の OLIGHT SEEKER とはヘッド径が異なるので比較にならないかもしれません…(^^;
ヘッド径が約1インチなので遠射性能は限定的ですが、最大:3500ルーメンのチカラ技で70m先のフェンスまでしっかりと光が届いています。
ただ、この時季(撮影時の気温:5℃)であっても【Turbo】で点灯した瞬間から一気に本体温度が上昇するのがハッキリと判るので、温度センサーの校正とリミッター温度の設定はしっかりと実行しておく事を強くお薦めします。
FW3A との発熱度合いの差については、体感では FW3A の方が熱量が多いように感じますが、ヘッド温度の上昇速度をまだ計測していないので実際の処はナントモ…(^^;(※FW1A Proの動画作成時に実験してみます)
付録
FWシリーズには別売りのオプションパーツが用意されていますが、その中の FW3A用のステンレスベゼルとランヤートリングを購入したので付け替えてみました。
ステンレスベゼル
このステンレスベゼルはFW3A用でリフレクター仕様の FW1A/FW1A Pro 用とは別物になります。
取付方法は簡単で、ノーマルのベゼルを外して交換するだけです。
注意点…という程の事ではありませんが、ノーマルのベゼルを外すと前面のガラスフィルターが一緒にくっついて来るので、ガラスフィルターも一緒に付け替えるのを忘れないようにしてください。
また、FW1A/FW1A Pro のベゼルを交換する際にはリフレクターを傷つけないように要注意です。
ランヤードリング
18350用のショートボディに換装すると標準クリップが使えないのでこのランヤードリングを使う事になります。
交換方法はリア部分をバラして標準クリップと交換するだけですが、Oリングが細くて切れやすいので注意するのと、クリップを外す時にはクリップの対面側を少しずつ持ち上げてやると簡単に外せます。
ちなみに、このランヤードリングは『ステンレス製』として Banggood にて販売されていましたが、実際には『アルミ製』でした。強度的にもイマイチですしエッジの処理もなされていないので、あまりお薦めはできません…。(現在FW用として出回っているランヤードリングはどうやら全てアルミ製の模様…)
SOLARFORCE のクリップやランヤードリングを転用するには、リング側の内径をヤスリなどで削って拡げてやる必要があります。
他にも 18500用と18350用のショートボディが各々販売されているので更に小型化することもできますが、FW3A や FW1A Pro のような高出力ライトでの小型電池の使用はランタイム的に厳しくなります。また、FWシリーズには21700仕様のFW21もありますが、18650仕様のFWとはボディサイズが全く異なるのでパーツの互換性はゼロとなります。
まとめ
既にFWシリーズでは単眼・複眼での SST-20 搭載機種が存在し、大出力版が出たとしても SST-40 かな…と予想していたので XHP50.2 ってのは少々意外でもありました。
Vf=3V駆動の XHP50.2 がリリースされてからというもの、一時期は雨後の竹の子的に『単セルでXHP50.2』の製品が各社から出ていたのですが、最近はソレも少なくなっていたので余計に意表を突かれた感があります。
FW3A を使用した後では新鮮味に欠けるものの、このサイズのライトで MAX:3500ルーメンってのは純粋に凄いなぁ…と。しかし、明るいのは確かなのですが、同時に発熱も凄いので 3500ルーメンの実用性については疑問符を拭い切れないのも正直な処であり、やっぱり保険的なモードかなと…(^^;
また、クドいようですが、発熱による故障や事故を未然に防止する為にも温度センサーの校正とリミッターの適切な温度設定を必ず行って下さい。
…で、このFWシリーズはセールス的にも成功しているようですが、バリエーションの拡充に留まらず、後発のオプションパーツによって更に出荷本数が伸びたように感じます。
以前は特定機種向けのオプションパーツを用意しているメーカーもそれなりに有ったと思うのですが、セールス的に旨味が無いからなのか最近はめっきり減ってしまいました。
そんなこんなで、こうしたオプションパーツに懐かしさを感じたり、逆に新鮮味を覚えたり、大量生産品であっても『ザクとは違うのだよ、ザクとは!(゚∀゚)』的なマニア幹細胞を刺激する“何か”を掘り当てたのがFWシリーズなのかもしれません。
今の処、オプションパーツの互換製についての問題は目にしていませんが、ある程度の規模までユーザー数(市場)が拡大するとサードパーティーの参入も予想されるので、その時に問題が出てくるか否か…注視したいと思います。
FWシリーズに対して『充電機能が無くUIが複雑で大出力なだけのライト』と、冷ややかな目で見ている方もいらっしゃるようですが、世界的にウケている理由はナンなのか…?
もしかしたら、似たようなスペックの製品ばかりの状況に対して食傷気味になっている事の証左なのかもしれません。(批判も大切だとは思いますが、時には冷静かつ客観的に俯瞰してみる事も必要ですよね? <自戒を込めて…)
今後、FWシリーズが更に市場を拡げる(侵食する)のか?…また、他のメーカーはオプション品戦略も含めてどう動くのか?…一人のライトファンとして非常に楽しみであります。
ちなみに、ショートボディのオプションは、出力控え目の FW1A で使いたいのですが、FW1A のフル・ステンレス版を『計画ちぅ♪』との事なので気長に待っています。(※個人的には FW1A のチタンモデルがリリースされるとウレC)
自転車のハンドルにマウントするライトとしては、配光的に拡散するFW3Aより、このFW1Aのほうが良いでしょうか? モノとしてはコンパクトな3Aの方が良いのですが…
普通のクロスバイクで近所をゆったりサイクリングする為なので、ロードバイクみたいには飛ばしません。
VAPEをやっているので同じ電池が使えて、シンプルで小型軽量なライトを探していたら、このモデルを見つけました。確実にどっちかを買おうと思ってます。
教えてくださると嬉しいです。
こんにちは。
ご覧いただきありがとうございます。
レスが遅くなり申し訳ありません。
候補の2機種のうちどちらが良いか?…という事ですが、あまり性能とか特徴(配光)など気にせずに、ライト初心者さんの気に入った機種を選択するのがベストだと思います。逆に自分の要望に添わない(物足らない)要素を含む製品の方を選択すると、後で後悔…とまでは言いませんが、どうもしっくり来ない…という事になります。(※経験談)
高速巡航は殆どしないのであれば、拡散配光のFW3Aでも充分の光量かと思います。但し、FW3Aでそこそこの距離を照射しようとすると、必然的に上のモードを使って光量を確保する必要があり、それに伴い発熱や電池残量の問題が出てくる事になります。少ない光量で照射距離が稼げれば、発熱も少なく電力消費も抑えられるので長時間ライドでは効率が良いのですが、細かい理屈は抜きにして、やはり最終的にはライト初心者さんのお気に入りを選ぶのが良いと思います。
あと、これは私見かつ余計なお世話でありますが、FW3A や FW1A Pro のような複雑なUIを採用したライトはバイクライトに向かないと思います。その理由としては、この2機種は操作をミスると意図しないモードグループや設定モードにアッサリと入ってしまうので、もしライド中にこれらが発生すると事故に直結しかねないですし、元に戻す度に停車…って事になれば相当なストレスです。具体的にどの製品が良い…とは言えないのですが、バイクライトをメインに使用するのであれば、シンプルなUIで振動にも耐えられる製品が良いのではないでしょうか?
長々と語ってしまいましたが、ライト初心者さんにとってベストな製品が見つかる事を願っております。(^^)v
とても親切なアドバイスをいただけて、とっても嬉しいです。まったく長くないです。ありがとうございます。
あれから調べを進めたところ、丁度この2機種を比べた動画があり、非常に参考になりました。やっぱりFW3Aは拡散しすぎな気がするので、飛びの良いFW1Aで決まりだと思ったのですが、当初は意識していなかったカンデラ数にもいろいろあることを知りました。真っ白よりも多少暖色系のSST20が素晴らしいと直感したのですが、どこも完売しているようで、がっかりしています。FW1A(4000k)の再生産の予定が無いのか少し調べたのですが、わかりませんでした。
確かに、自転車用としては単純な機能だけのほうが信頼性が高いですね。
100、250、500ルーメンの3種類に設定して運用しようと思っていましたが、特に点灯中に2クリックでターボになってしまうのが不安要素ですね…。異常なな発熱やLEDの短命化は嫌ですから。でも、多機能なのはむしろ好きですし、いざというときには強烈な光量が使えるというのは、心強い感じがしますし、謎の満足感に満たされる予感がします。
多くのライトのデザインは無駄にタクティカル系で、自転車用のライトは妙にハイテクっぽい様式なのが多く、他に魅力的なものが見つかりません…
やっぱりモノとして好きになれないものは後々、微妙な気分に悩まされますから…
USBの充電機能は無しで、フラットトップで保護回路無しの18650電池交換式(あからさまに発熱する大出力では使いませんし、振動による接触不良はVAPEでもよくあるのですが、電池に紙を巻いてガタをなくすことで対応できるのでは、と思っています。)、4000kくらいの色味、ある程度飛ぶ配光、シンプルで小型軽量なモデルを他にもしもご存じでしたら、ご教授してくださると滅茶苦茶に嬉しいです。。。
ごめんなさい。自分であまり調べないうちにあなたに頼るようなコメントをしてしまいました。
アリエクスプレス、アメリカとドイツのグーグル、Yandex等で一通り調べてみましたが、FW1A以外によさそうなものは一つも見つけられませんでした。
やっぱり条件が厳しすぎますね。
電池は充電したものをストックしておいて交換するだけの方が便利なのですが、多くの人は本体ごとUSBで充電したいようです。それに保護回路無しの18650電池が大衆向けとしては危険すぎるので、有名メーカーはまず出しませんよね。それにスポット溶接していないと接触不良を起こしやすいですし…端子をコンパウンドで磨いたり接点復活剤でメンテナンスすれば良いだけなのですが…
一旦探すのを諦めて、半年後くらいにまた探してみようと思います。
いえいえ、質問を受けて私も色々と調べてみたのですが、その条件に合致する手頃な製品が見つからず、高品質でシンプルな製品が少なくなっているか…を認識させられ勉強になりました。
唯一、ConvoyのS系製品がLEDの種類も多く、色温度に関しても複数の選択肢が用意され、最近リリースされた12グループを使い分けられる Biscotti-UI なるファームウェアを採用したモデルが良いかとも思いましたが、同じ18650仕様でもFWシリーズよりも全長が長くなってしまい、コンパクトさを重視されている点からNGかなと…(^^;
電池に関しては、VAPEを使用されているのであればご存知かと思いますが、Li-ion充電池のプロテクト回路に関してはIMR系の電池であればプロテクト回路がなくとも比較的安全に使用する事が可能となり、実際にIMR系のLi-ion充電池にプロテクト回路が実装されている充電池を私は見たことがありません。ライトの高ルーメン化と伴に電池のハイドレイン化も進み、FWシリーズのように単セル爆光ライトではIMR系が必須となり、IMR系がポピュラーな存在になった感もあります。IMR系Li-ion充電池を使用する場合には、過放電を防止するためにライト側での通電カット機能(シャットオフ)や電池残量警告機能が必須となりますが、粗悪なノーブランド品でなければ殆どの製品が過放電防止に対応していると思います。
WUBEN C3 のレビューでも触れましたが、メーカーさんが仰るには、テールスタンドと充電機能を備えていないと出荷本数が伸びない…という事なので(私は両方とも無くても良いのですが…)仕方が無いとは思いますが、高機能・多機能化の製品が一定数に達すると、原点回帰的にシンプルな製品が注目されるようになるかもしれませんね。
実は、前回のコメントから数日後に、FW1AのSST20版を販売しているところを見つけまして、注文していたのですが本日届きました。
グーグルのショッピング検索で普通に1件だけ出てきました。少し割高でしたし本当に在庫があるのか不安でしたが、問題なかったですし、配送は予想よりもかなり早かったです。
初期の7ステップでも6以上は発熱が気になりましたが、ステップ5の明るさで丁度よかったので早速設定しました。
SST20の配光は最もビーム的なようですが、自転車用としては最高でした。
このサイトの有益な情報のおかげで、間違いのないものを選ぶことができました。
今のところ不満な点はなく、大満足してます。本当にありがとうございました!