FENIX UC30 (2017) / CREE XP-L HI V3

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FENIX UC30 (2017) / CREE XP-L HI V3 : flashlight review

思えば約5年半前のあの日...

FENIX さえ...

FENIX LD25 さえ手にしなければ、ココまで重症化することなく、GENTOS や LED LENSER の投薬で完治していたんだろうな・・・と。(※遠い目)

そんなこんなで、自分にとってFENIXの製品は、【沼】にハマるキッカケになった製品なので、個人的にも思い入れのあるメーカーなのですが、LD25以来すっかりご無沙汰していました。※何故にご無沙汰だったかの理由は、最後の【まとめ】で…

今回、Fenix Japan より、同社の新製品となる Fenix UC30 2017 Edition レビューの機会をいただけたので、ご紹介したいと思います。

doorman自身も意外だったのですが、過去記事を振り返ってみても、これまで自分は1インチヘッドの XP-L Hi の使用経験が無く、どんな感じになるのか非常に楽しみでありました♪

EDCからタクティカル系まで、ほぼ全てのジャンルで製品展開をしている Fenix社ですが、果たして UC30 2017 は・・・?

製品HP

Fenixlight Limited – fenixlight.com
FENIX UC30 2017 – fenixlight.com
FENIX UC30 2017 – 楽天
Fenix Japan / @fenix_japan – Twitter

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パッケージ

FENIX UC30 (2017) / pack.

外装は紙製の化粧箱。

昔と少しデザインが変わっていますが、パッケージのカラーリングが『嗚呼、Fenixの製品だ!(゚∀゚)』という感じで懐かしく、なんだか嬉しくなりました♪

FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.

パッケージ表面には製品の特徴、裏面には主要諸元やモード、ランタイムに関する記載がありますが、各モードレベルにルーメン値とカンデラ値が一緒に記載されているのは珍しく、親切だと思います。

付属品

FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.
FENIX UC30 (2017) / pack.

UC30 2017 本体(※電池内蔵)以外の付属品は、ホルスター、ランヤード、予備USB防塵キャップ(2個)、予備Oリング(1個)、多言語マニュアル、保証書、ミニカタログとなっています。

マニュアルは日本語をサポートしていませんが、内容は難しくありません。
主要な部分については後半で解説しますので、良かったら参考にして下さい。

予備USBキャップ

FENIX UC30 (2017) / fluorescence spare-cover
FENIX UC30 (2017) / fluorescence spare-cover

充電用のUSBポートを保護する予備のキャップが2個付属します。
【Green】は最初から本体に装着されて出荷され、他に【Blue】と【Black】をユーザーの好みに合わせて付け替えられます。

面白いのは【Green】と【Blue】が蛍光仕様となっていて、紫外線に強く反応します。
蓄光(GITD)ではないので暗闇で発光はしませんが、直射日光下や蛍光灯の光の下では目立ち、意匠上のアクセントにもなっています。

ホルスター/ランヤード

FENIX UC30 (2017) / holster + lanyard
FENIX UC30 (2017) / holster + lanyard
FENIX UC30 (2017) / holster + lanyard

付属のホルスターとランヤードは簡素なものですが、追加投資無しで保管・携行が出来るのはありがたいです。

仕様/サイズ

FENIX UC30 (2017) / spec.
FENIX UC30 (2017) / size
FENIX UC30 (2017) / weight

カタログ値の全長は130mm。
サイドスイッチ・オンリーの18650単セル製品としては平均的かと思います。

付属の電池を使った時の装備重量は約123g。
※装備重量は使用する電池によって変化します。

ボディ

FENIX UC30 (2017) / body
FENIX UC30 (2017) / body
FENIX UC30 (2017) / body
FENIX UC30 (2017) / body

素材は航空機グレードのアルミ合金、塗装はHA3と【定番】の組み合わせです。

サイドスイッチ製品としての基本を抑えたオーソドックスなデザインです。

耳目を集めるような派手さは有りませんが、それだけ飽きが来ないデザインだとも言えますし、カラーの保護キャップや後述するスイッチ部分が、より際立って見えます。

FENIX UC30 (2017) / grip

グリップ全体にローレット(チェッカリング)が施されています。
ピッチが細かくて彫りが浅いので握った時の感触はシルキーな感じですが、素手と手袋、どちらの場合でも滑り止め効果は抜群です。(初めてLD25のヘッド部分のチェッカリングに触れた時の感動が蘇りましたw)

細部まできちんと面取り処理がなされ、塗装についても均一で塗装ムラなどは一切ありません。

ヘッド/LED

FENIX UC30 (2017) / head
FENIX UC30 (2017) / head
FENIX UC30 (2017) / LED
FENIX UC30 (2017) / LED

リフはミラータイプ、フィルターはARコートされたガラス製。

内部に埃の残留も無く、LEDのセンターもキッチリ出ています。

冒頭でも述べた通り、搭載LEDは CREE XP-L Hi。
無印のXP-L(正確には XP-L HD)とは異なり中心光量を重視したLEDなので、大口径の遠射系(Throw系)製品との相性が良いと言えます。

1インチヘッド(25.4mm)の製品は、どちらかと言えば遠射性能よりも携帯性を重視したEDCテイストの強い製品が多く、拡散とは逆の性能を重視した XP-L Hi を搭載するのは珍しいのですが、この UC30-2017 のような製品は、携帯性とそれなりの遠射性能を両立させた製品…と、捉えることも出来ます。

スイッチ部分と充電ポート部分がフラットなので多少のアンチロール効果はありますが、一旦転がりだすとコロコロと際限なく転がるので、傾斜のある場所に置く時は要注意です。

少し前に Twitter の TL上で『Fenix製品はXP-E2搭載率が高く、ピンスポット寄りの製品が多い』というのが有ったのですが、doormanも全く同感です。

最初に手にした Fenix LD25 が XP-G搭載機でピンスポット配光だったので余計にそう感じるのかもしれませんが、拡散系のEDC製品はTIRレンズを採用することが多く、SUREFIRE製品の配光を強く意識しているのかなぁ・・・と、思ったりしています。(※個人の妄想です)

スイッチ

FENIX UC30 (2017) / switch
FENIX UC30 (2017) / switch
FENIX UC30 (2017) / switch

サイドスイッチの素材はステンレスですが、銀色ではなく金色のカラーステンレスになっています。スイッチの色が銀色から金色になるだけで随分と全体の印象が変わります。

スイッチ中央部はインジケーターになっていて、電池残量や充電時に於ける状態を把握できるようになっています。

操作感は一般的なサイドスイッチと同じく軽めの操作感で、タクトスイッチによる疑似クリック感があります。
突出高さはそれほど多くありませんが、厚手の手袋をしていても楽に操作できます。
点灯/消灯も含めて、すべてIC制御されているので間欠点灯はできません。

この UC30-2017 だけでなく、サイドスイッチ仕様の製品全般に言えることですが、ロックアウト(※後述)しないで無造作にポケットに放り込んでいると誤点灯するかもしれません・・・が、こればかりは構造的なモノなので、ソレが嫌ならリアスイッチかツイスト式を選択するしかない・・・と、個人的には考えています。

テール/ボトム

FENIX UC30 (2017) / bottom
FENIX UC30 (2017) / bottom
FENIX UC30 (2017) / tail
FENIX UC30 (2017) / tail

ボトムのランヤードホールがクラウン形状になっているので、その分だけ全長が長くなっていますが、大きな穴が両側に2つずつ開いているので太めのリードが通せます。

テールスタンドも可能ですが、接地面積が小さいので完全フラットな製品と比べると少し安定度が低くなります。

内部には電池の【-】接点となるスプリングがあります。
スプリングの脱着は可能ですが、マグネットの類が無いので、たとえ取り外したとしてもナニも出来る事はありませんネ。。。

リアキャップのジョイント部分は台形ネジで、精度も高くスルスルと回ります。

端部を除き、ネジ部分もすべて絶縁塗装されているので、リアキャップを緩めて物理的に完全に通電をカット(ロックアウト)できます。
※スイッチ操作にてソフトウェア的にロックアウト設定も可能です。(※後述)

電池

FENIX UC30 (2017) / ARB-L18-2600
FENIX UC30 (2017) / ARB-L18-2600

Fenix純正の18650Li-ion充電池は本体に内蔵されて出荷されます。

最初に絶縁シートを取り除きますが、国際規約に基づき満充電状態で出荷されないので、まずは充電作業を行ってください。

FENIX UC30 (2017) / ARB-L18-2600
FENIX UC30 (2017) / ARB-L18-2600
FENIX UC30 (2017) / ARB-L18-2600

純正電池の型番は ARB-L18-2600 で容量は2600mAhとなっています。
ICRかIMRかは不明ですが、プロテクト回路だけはしっかりと装備されています。

PSEの関係でしょうか?…外装フィルムに【トラスコ中山】の記載があります。
※PSE対応を謳っているのでICR系セルに一票!

FENIX UC30 (2017) / battery

マニュアルに細かな記述がありますが、UC30-2017 の使用可能電池は 3.6/3.7V の18650 Li-ion充電池、もしくは 3.0V のCR123A 一次電池を2本直列で使えます。

ただ、UC30-2017 は本体にUSB充電機能を持つ製品なので、CR123Aの一次電池は、誤充電防止の観点から【緊急時のみに使用】と捉えるべきかと思います。

純正電池以外の18650も一応使えますが、マニュアル記載の通り付属の純正電池の使用をお奨めします。
あと、これもマニュアルに記載がありますが、2*RCR123 や 2*16340では過電圧でNG、3.0V でも LiFePO4 充電池は使用不可となります。

充電

FENIX UC30 (2017) / USB port
FENIX UC30 (2017) / USB port
FENIX UC30 (2017) / USB port

micro-USB仕様の充電ポートはスイッチの反対側にあります。

防塵キャップのサイズからも判ると思いますが、ポートのサイズはコネクタサイズに限りなく近く、ギリギリまで小さくなっています。

防塵キャップのツマミ部分も小さく、手袋を嵌めたままだと取り外すのはかなり難しいです。
そのお陰か、ホルスターから抜く時にキャップが意図せず外れてポートが露出することは、まず起こらないと思います。

・・・が、リングやキャップ部分など、全体的に細身なので脱着時のチカラ加減を誤ると引きちぎってしまう恐れがあるので要注意です!(`・ω・´)

FENIX UC30 (2017) / USB port

給電側がオンライン状態であれば、USBポートにケーブルを挿すだけで充電が開始されます。

少し気になったのは、UC30-2017側の充電ポートに、かなり意識してUSBコネクタを強く挿さないと、接触不良状態になり充電が開始されなかった点です。これは個体差なのかもしれませんが、ポートの位置が少し深い、もしくはポート回りを小さくしたことによる影響かもしれません。

FENIX UC30 (2017) / charging
FENIX UC30 (2017) / indicator : Red
FENIX UC30 (2017) / indicator : Green

充電開始時にはスイッチ部分のインジケーターが【赤】、充電が完了すると【緑】に変化します。

電池が正常な状態で、なおかつ残量が充分な場合は、充電開始時にもインジケーターは【緑】で点灯します。その場合は充電の必要はありません。

付属の純正電池を使った場合の充電時間は5V・1A充電で約3時間となります。

充電時もライトの使用は可能ですが【Low】モードのみで使用するように注意書きがあります。

モード

FENIX UC30 (2017) / mode

上記の通り、通常点灯は最小の【ECO】から最大の【Turbo】まで計5モード、特殊モードは【Strobe】を備えています。

【Turbo】の1000ルーメンも、今では特筆すべき明るさではありませんが、ピンスポット配光により1インチヘッドでも結構飛びます。また【Turbo】モードでは、約3分間で過熱防止のリミッターが効くので安心して使用できます。(※Hiモードのレベルに自動減光されます)

・基本操作はスイッチの長押し(約0.5秒)で点灯/消灯
・点灯/消灯に関わらず、スイッチを長押し(約1.2秒)でストロボ点灯
・スイッチのシングルクリックでモード変更

※モードメモリを備えているので消灯時のモードで再点灯(ストロボを除く)
※【ECO】→【Low】→【Mid】→【Hi】→【Turbo】→【ECO】…のサイクルでモード移行

≪2017/09/27:追記≫
大事な事を書き忘れていました。。。
【Strobe】モードは、よくある一定間隔で高速点滅を繰り返すタイプではなく、点滅パターンが途中で変調する【Police Strobe】になっています。【Strobe】モードはシングルクリックで解除、解除後は記憶されたモードで再点灯します。(※後日、YouTubeに動画をUPします)

ロックアウト

FENIX UC30 (2017) / Lockout

消灯時にスイッチをダブルクリックするとメインライトが2回点滅してロックアウトが設定されます。

ロックアウト設定後にスイッチ操作を行うと、同じくメインライトが2回点滅してロックアウト中である事を通知してくれます。

ロックアウトを解除するにはスイッチをダブルクリックします。(解除後に記憶されたモードで点灯します)

電池残量インジケーター

FENIX UC30 (2017) / Battery Level

スイッチのシングルクリックで電池残量のインジケーターが点灯。
電池残量に応じて【緑】と【赤】、2色のインジケーターの点灯パターンが変化します。
大まかに4段階で電池残量を把握できますが、インジケーターが【赤】で常時点灯した時点で残容量が50%以下となるので、このタイミングで充電すると充電時間も短くて済むと思います。

照射

水平照射

S30R-III / TC12 / UC30-2017

配光・演色比較

18W 蛍光灯 昼白色

18W 蛍光灯 昼白色
18W 蛍光灯 昼白色

ThruNite TC12 / XP-L V6

ThruNite TC12 / XP-L V6
ThruNite TC12 / XP-L V6

OLIGHT S30R-III / XM-L2

OLIGHT S30R-III / XM-L2
OLIGHT S30R-III / XM-L2

FENIX UC30 (2017) / CREE XP-L HI V3

FENIX UC30 (2017) / CREE XP-L HI V3
FENIX UC30 (2017) / CREE XP-L HI V3

屋外照射

白昼(立木まで67m)

Daylight

FENIX UC30 (2017)

FENIX UC30 (2017) / ECO : 5 Lm
FENIX UC30 (2017) / Low : 50 Lm
FENIX UC30 (2017) / Mid : 150 Lm
FENIX UC30 (2017) / Hi : 350 Lm
FENIX UC30 (2017) / Turbo : 1000 Lm
FENIX UC30 2017 – All mode
FENIX UC30 (2017) / All mode

ThruNite TC12

ThruNite TC12 / Firefly : 0.4 Lm
ThruNite TC12 / Low : 28 Lm
ThruNite TC12 / Med : 180 Lm
ThruNite TC12 / Hi : 640 Lm
ThruNite TC12 / Turbo : 1000 Lm

OLIGHT S30R-III

OLIGHT S30R-III / Moonlight : 0.5 Lm
OLIGHT S30R-III / Low : 12 Lm
OLIGHT S30R-III / Med : 120 Lm
OLIGHT S30R-III / Hi : 500 Lm
OLIGHT S30R-III / Turbo : 1050 Lm

※2017/09/27:屋外照射画像追加

屋内よりも屋外の方が、UC30-2017は XP-L Hi ならではの中心光クッキリ配光なのが伝わるかと思います。光色はスッキリとした自然な白色光で、強めな中心光との相性も良い感じです。

比較した TC12/S30R-III/UC30、この3つの中では TC12 が最も拡散系(Flood系)で、一番の遠射系(Throw系)がUC30、S30R-III はその中間…という感じです。3機種ともヘッド径サイズにそれほど大きな差はないのですが、搭載LEDやリフレクター形状により三者三様の配光となるのが面白いです。

UC30のモードの中で自分が注目したのは【Low】の50ルーメンで、ピンスポットの配光でありながら至近距離でも中心光が眩しくなく、足元や少し先を照らす時に丁度良い感じです。【Mid】の150ルーメンで足元を照らすと少し中心光が眩しく感じるかもしれませんが、少し前方を照らしながら移動する時には使いやすい明るさと配光です。

Fenix UC30 2017 edition / CREE XP-L Hi (CW) – YouTube

付録

展示スタンド

FENIX presentation case
FENIX presentation case
FENIX presentation case
FENIX presentation case
FENIX presentation case

今回、Fenixロゴ入りのアクリル製展示スタンドをUC30と一緒に送っていただけました。

EDCからパワフル系のライトまで、一度に4本のライトをセットできます。
LD25とUC30の2本しかないのでチョット寂しい感じですが、自室で展示会気分(?)が味わえるので楽しいです♪

海外の SHOT-SHOW やアウトドア系、ツール系のイベントでは、メジャーなフラッシュライトメーカーのブースもたくさん出展していて実に羨ましい限りです。

いつか日本の展示会でも、海外フラッシュライトメーカーのブースが有るのが当たり前…そんな日が来ることを願ってやまない今日この頃です。。。

FENIX AB02

FENIX UC30 + AB02
FENIX UC30 + AB02
FENIX UC30 + AB02
FENIX UC30 + AB02

FENIX AB02は随分前に購入した可動式(回転式)のベルトホルスターです。
ベルトクリップの部分が可動し、任意の角度でライトを保持することができます。

ライトホルダー部分全体がストレッチ素材でできていますが、グリップ径は1インチぐらいまでが丁度良い感じです。

構造的にリアスイッチ製品よりも UC30-2017 のようなフロントサイドスイッチ仕様のライトと相性が良く、歩きながらの使用には適していませんが、静止した状態で一点を照らす際には非常に便利なアクセサリーです。

まとめ

実際に Fenix UC30-2017 を数日間EDCして使ってみた感想は、屋内から屋外まで全方位をカバーするオールラウンダーなライト…というものです。

最初に製品仕様を見たときは、サイドスイッチのみでEDCっぽいけど、もっとタクティカルなテイストが強い製品かな…と思っていました。

普段、EDCしているライトは、電池仕様は色々でも近距離照射がメインなので配光は拡散配光の製品を多用しています。なので、UC30-2017 のようなスポット重視のライトをEDCする事は少ないのですが、5段階の照度調整が可能なので【ECO】や【Low】は近距離、ちょっと遠くを照らす時には【Med】以上…という具合に使い分けられ、オールレンジをカバーしてくれます。

拡散配光のEDCライトでは100メートル先を照らすのも厳しいのですが、1000ルーメンのピンスポットであれば余裕のヨッちゃんです♪(*´∇`*)

逆に3モードの製品に慣れていると5段階のモードが多過ぎて、モード変更する時に煩わしいと感じるかもしれませんが、1本で遠近両方に対応する利便性とのトレードオフとして納得するしかないでしょう。

強いて言えば【Turbo】モードだけは通常のモード変更サイクルに組み込まず、特殊モード扱いにしても良いかなぁ…とも思いますが、シングルクリックでモード変更するタイプですし、スイッチレスポンスも良いので、慣れてしまえば5段階でもそれほど苦にはならないと思います。

電池仕様や口径は異なりますが、以前に紹介した BLF X5 の使用感に近いモノがあり、18650仕様故のサイズさえ気になければEDCするのも良いですし、長距離照射を活かした使い方もできる万能選手的な製品かと思います。

UC30-2017 は、18650の純正電池も付属しながらFenix製品の中では、かなり頑張った価格設定がなされていると思います。安価なノーブランド品も面白いのですが、一度でもメジャーなブランド品に触れると、クオリティの差にカルチャーショックを受けるはずです。私の場合はLD25でしたが、現在、ナンとか沼の縁に留まっている貴方にとって、UC30 が足を踏み入れるキッカケの製品になることを願っております。。。ようこそ♪”а( ̄▽ ̄*)チョイチョイ
 
+++
 
久しぶりのFenix製品ですが、やっぱりイイですね♪

PD12やHL50、E20やLD09など、かなり惹かれた製品もあったのですが、LD25以来ご無沙汰していたのは、電池仕様やモード区分(照度レベル)が自分の想定用途と一致せず、他のEDC系モデルの角型サイドスイッチが個人的嗜好とマッチしなかったのが大きな理由です。

まぁ、ほんの些細なズレなのですが、他メーカーの製品ラインナップも充実して来て、選択肢が広がった(※意訳:目移りした)のも影響していたと自己分析。。。製品クオリティについては不安は無いですし、実際にLD25も未だに現役です。

これはあくまで私個人のFenix社や製品に対する心象ですが、派手さは無いけど堅実な造りで、いつも強く静かに主張している・・・そんなイメージを持っています。

たまに『???』って感じで迷走したり、TK45 のような非常にユニークでインパクトのある製品もリリースされていますが、そこがまた魅力的だったりします。

これまでFenix社も他メーカーと同様に、SNSを活用したセールスプロモーションは行っていましたが、英語圏市場がメインターゲットで日本市場は…って感じでした。この度 Fenix Japan の看板を掲げて日本のライトファンに向けて積極的に情報発信とセールプロモーションを開始したので、今後は色々なサイトやメディアで Fenix Japan や Fenix製品を目にする機会も増えて来ると思います。

多灯で3000ルーメン越えて更にズーム機能を持った FD65 、4*AA仕様でX-PL Hiとズーム機能を合わせた FD45 などなど、面白い製品が続々とリリースされているので、今後も引き続き Fenix に注目して行きたいと思います。
 

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