秋雨前線が活発でスグに撮影できなかったのですが、雨間を縫ってなんとか ThruNite TN12 (2016) のビームショットを撮影できました。
天井照射の段階では、TN12 (2016) と Neutron 2C V2 との中心光軸の差異が、イマイチはっきりと確認できなかったのですが屋外で比べるとその違いが良くわかります。
他にもヘッドランプの ThruNite TH10 と、光色比較のために Skilhunt Defire X0 (CW)、UltraFire P60互換バルブ XM-L T6 (WW) のビームショットを撮影しました。
TN12 (2016)の使用電池はセットに付属の ThruNite 18650 3400mAh を使い、他の製品には VAPPOWER IMR 18650 を使用しています。
■製品情報
・ThruNite Official – ThruNite TN12 (2016) NW+U1+3400*1
■関連記事
・ThruNite TN12 2016 (NW)
・ThruNite TH10 (NW)
・ThruNite Neutron 2C V2 (NW)
・SKILHUNT DEFIER X0 (CW)
・ThruNite : Over 1000 Lumen models beam-shot.
ThruNite TN12 2016 (NW)
屋外照射
ストロボを除くFirefly ~ Turbo の各モードのビームショットです。
※クリックで拡大(室内を暗くした方が見やすいと思います)
白昼(立木まで67m)
Firefly: 0.4 Lumen
Low: 11 Lumen
Med: 145 Lumen
Hi: 370 Lumen
Turbo: 1050 Lumen
ThruNite TN12 2016 (NW) – All modes
※WB=太陽光
Turbo 比較
ThruNite TN12 (1050lm) / TH10 (750lm) / 2C V2 (1040lm)
光色比較
ThruNite TN12 [NW] / DEFIER X0 [CW] / UltraFire P60-bulb [WW]
まとめ
いつもと同じ場所(画像中央の立木まで約30m)同じ設定で撮影していますが、冬期と違って雑草が生い茂り、雨後で地面が湿っているので Neutron 2C V2 との配光差がちょっと判り辛いかも…(^^;
+++
《追記:2015.10.24》
最初の撮影時は条件が悪く、配光等の違いが判り辛かったので新たに撮り直しました。(中央立木まで約67m)
+++
目視ではThruNite TN12 (2016) は Neutron 2C V2 と比べて中心光と周辺光の境界がハッキリしていて TN12 (2016) は中心光軸が太いまま光が飛ぶ印象を受けました。ただ、DEFIER X0 のように遠射系のテイストではなく、同じ距離で照らした場合に中心光でより広い範囲を照らすイメージの配光です。
バリバリの遠射系を期待している方には物足りないかも?・・・ですが、1インチのヘッドサイズで集光しても集光度合いには限界があるし、その手の製品では無いと割り切るべきだと思います。(逆にこのヘッドサイズで集光されても、ただ使い辛くなるだけですし…)
配光パターンの変更に伴い、各モードのルーメン区分もマイルドに変更されたのかもしれません。
TH10 との比較では、TH10 は中心光軸は太いのですが照射角度も広いので光が拡散し、中心光で照射可能な距離も自ずと限られてきます。(もちろんルーメン差も有りますが…)
ヘッドランプとハンドライトという異なる用途・使用方法を想定している製品同士を比べる事自体がアレなのですが、配光パターンの違いを実感して貰えたらなと…
ThruNite TN12 (2016) は、地味目なバージョンアップですが 『痒いところに手が届いてスッキリ!!(゚∀゚)』 な製品に仕上がっています。
特に尖った部分が無いので平凡な印象を抱くかもしれませんが、間違い無く言える事はTN12 (2016) のような手堅い製品が1本有ると、安心してコレクション(?)を増やしていける…という事です・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ