ThruNite社から初めてリリースされた2AAAのペンライト Ti4 とほぼ同時にリリースされたのがこの TH10 です。
※TH10もThruNiteから初めてリリースされるヘッドライト製品になります。
ちなみに自分が最後にヘッドライトを使ったのはもう随分と昔の事で、光源はLEDではなく【電球】でライト本体とは別のバッテリーケースに単一乾電池を2本セットして使うタイプの製品でした。
既に電球ヘッドライトは手元に無く、最近のヘッドライト製品も使っていないので 『 ヘッドライト初心者 』ではありますが ThruNite TH10 のレビューなぞお届けしたいと思います。
■製品情報
ThruNite Official – ThruNite TH10 (NW)
INDEX
パッケージ
同じ紙箱パッケージでも、ThruNite TH10 の箱は、これまでのセパレートBOXではなくフラップ式の箱になっています。
内容物は、TH10本体、ヘッドバンド、予備Oリング(大1・小2)、予備スイッチインナーパーツ、英文マニュアル、乾燥剤とThruNite製品のダイジェスト版カタログが同梱されていました。
サイズ
ThruNite TH10 の製品画像を初めてFacebook上で観た時は、『 大きくて重そうだなぁ・・・ 』という印象を受けましたがパッケージも含め、実物を一目見た印象は自分が想像してたより遥かにコンパクトでした。
TH10のサイズは、カタログ値で
- 長さ:77.8mm
- ヘッド径:32.2mm
- 奥行き:53mm
- 本体重量:132.4g
となっています。
大きさはカタログ通りです。
※電池室端部(約24mm)とライトホルダのリング取り付け部(約22mm)の実測画像
TH10のみの本体重量は実測で約85g、ヘッドバンドとライトホルダで約46gなので本体重量の132.4gはTH10本体とヘッドバンドを合わせた重さです。
プロテクト付き18650 Li-ion充電池とTH10本体では、実測値で約135gですが市販のプロテクト付き18650 Li-ion充電池は、1本の重さが45~50gと差があるので使用電池によって総重量は変わってきます。
16340×2本、CR123A×2本の場合では、18650×1本よりも僅かながら軽量になります。
ボディ
TH10 はライトヘッド部分が突出している“T型”のヘッドライトです。
IPX-8(1.5m)の水密性能に耐衝撃は2m、艶消しブッラックのHA-3塗装など、アウトドアで使用するには申し分のない仕様です。
スイッチ面の反対側には『THRUNITE』のロゴとS/No.が印刷されています。(スイッチを下面にして装着する事も可能)
ヘッド部分にはLEDエミッターの位置に合わせて放熱フィンが施されていますが、他の部分には余計な装飾が無く、上下・左右対称に拘ってデザインされたと思われるシンプルなボディは個人的には好感度大です♪\(^o^)/
ライトホルダー/ヘッドバンド
TH10は、大まかにライト本体、ライトホルダー、ヘッドバンドで構成されています。
一体成形されたゴム製のライトホルダーは、天然ゴムではなく合成ゴムなのでゴム特有のニオイも少なく弾力性も高いのでライト本体を楽に取り外せます。
ライトホルダーのリング部分でライト本体を保持しているので180度の範囲で上下方向に自由に角度が変えられます。
ただ、“自由に・・・”ってのが案外曲者で、自由可動は確かに便利なのですがライトホルダーの保持力・固定力が弱いと活動中(歩行中)に必要以上にライトが下を向く事になります。
実際にTH10を装着し、わずかな時間歩いてみましたが普通に歩くだけなら勝手に角度が変わるなどの問題は起きませんでした。悪路の歩行や激しい動きをした場合にどうなるかまでは試していませんがストッパー的な機構・構造を備えていれば完璧だと思います。
例えば上図のようにライトとホルダーが接触する部分に双方凹凸を設けるだけで安定度が飛躍的に向上すると思います。(製造コストが確実にUPしそうですが・・・)
ベルトはホルダーに《引き通し》するだけのシンプルな構造でホルダー裏面にスベリ止めのような加工はなされていません。
軟質素材 or 硬質素材?
このTH10のホルダーは、ゴム系の軟質素材で出来ているので、人間の前頭部やヘルメットの丸味を帯びたラウンド形状に自然にフィットするようになっています。しかし、軟質素材であるが故にベルトを通すラグの部分が変形しやすく頭部に装着した時にやや安定感に欠けるのも事実です。
逆に硬質素材だとライトの脱着が困難になり、ベース部分が取り付け部の形状にフィットしなくなって安定感が損なわれそうです。
ライトホルダーを軟質素材で造るか?それとも硬質素材か?・・・
使用者の装着方法やヘルメット等の形状によって、最適な素材・硬度が変わってくると思われるので悩むところであります。
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後頭部に位置するリアバックルは硬質素材(ABS樹脂かな?)で造られていますが、ベルト端部がループ状に縫い付けられているので完全にベルトと分離する事はできません。
ヘッドバンドのベルト幅は約25mm。
ベルト全体が伸縮するゴム素材で出来ていますが『 伸び過ぎる 』って事で将来的に変更も検討されているようです。ヘルメットに取り付ける事を考えると伸縮素材のベルトはライトが固定できず安定しないので、いっその事 Webbing ベルトみたく伸縮しない素材のほうが良いかとも思います。
が・・・、これも先のライトホルダーと同じく用途や装着状態、使用者の好み等があるので最適な素材を1つに絞るのは難しい気もします。(※詳細後述)
ヘッド/LED
OPリフにXM-L2の組み合わせ。
リフが浅いので集光度合いは低いのですがスポット光(中心光)は強くハッキリとした感じです。集光によるスポットですがLEDダイの光がそのまま投射されている感じです。
ヘッドライトは広範囲を照らせるように樹脂製の拡散レンズ(乱反射させるための模様の入ったレンズ)を搭載した製品も多いのですが、個人的には 『 一粒で二度美味しい…( ´¬`) 』 的なリフレクタータイプが好みです。
これは、リフレクタータイプにディフューザーを取り付けて拡散光にするのは容易ですが、拡散レンズの製品を後から集光タイプにするのは厄介だから・・・・ってのがその理由です。TH10はリフタイプで、後からディフューザーも取り付けやすいヘッド形状なので好感度大です♪
人によって好みが分かれると思いますが、もしTH10が拡散レンズを搭載していたら自分はスルーしていたかもしれません。
スイッチ
最近のThruNite製品に多く採用されているスッチと共通のデザインです。
TN4AやTN36と同じく、スイッチカバーは硬質素材で圧電式スイッチですが、スイッチのクリック音と感触が少し変わっています。今迄は 『 ペコッ 』 っという感じでしたが、TH10は 『 カキッ 』って感じで、クリック音がハッキリとしています。感触もスイッチストロークが僅かながら深くなった感じです。
スイッチの小型化以外にもヘッドライトという製品に合わせた《味付け》がなされているのかもしれませんが操作性は良好で、後述するモード変更操作も手探りで問題無く操作できます。
欲を言うならば、スイッチのBLUEインジケータと低電圧警告機能(LVI)をTH10にも搭載して貰えると嬉しいかも・・・(^^;
装着中に自分でスイッチを確認できませんが、バディやウイングマン(?)に 『 オイ、電池減ってるぞいw 』 と指摘して貰えますし、電池交換時に使用済み電池の誤挿入も防げると思います。
モード
搭載モードとランタイムは以下の通りです。
- Firefly:0.2 Lm / 65日
- Low:11 Lm / 107時間
- Med:172 Lm / 9時間
- Hi:490 Lm / 178分
- Turbo:750 Lm / 118分
- SOS:750 Lm / 270分
TH10 の照度とモード区分は、個人的にド真ん中のストライク!\(^o^)/って感じです。
特に Med の照度とランタイムはヘッドライトの使い勝手に直結する最も重要なモードだと思います。
HiモードやTurboモードはヘッドサイズからすると高過ぎる気もしますが、状況によって大光量が必要な場合もあるでしょうしTH10 にはITCが装備されているので安心して使えそうです。
ITC
ITC(Interigent Temperature Control)は同社のTN36やMini TN30、TN4Aなどにも搭載されているLEDの過熱保護機構です。HiモードやTurboモードの使用中にLEDが一定以上の温度に達すると自動でリミッターが発動し、高温からLEDを保護し熱によるLEDの破損を防いでくれます。
アウトドアで SOSモードを使う状況に陥りたくはありませんが、Strobeモードよりは製品にマッチしていて良いのではないでしょうか?
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基本的なON/OFF操作・モード変更方法は、スイッチのワンクリック、ダブルクリック、長押しを使い分けます。
◆◆◆ 消灯時 ◆◆◆
- スイッチをワンクリックすると通常モードで点灯します。
※モードメモリ機能を備えているので消灯時のモードで再点灯します。(モードメモリはLow・Med・Hiの3モードのみ) - 消灯時からダブルクリックすると記憶された消灯時のモードで点灯した直後に Turboモードで点灯 します。
- 消灯時から長押しで Firefly で点灯します。
◇◇◇ 点灯時 ◇◇◇
- 通常モード(Low・Med・Hi)で点灯している時にスイッチを長押しすると通常モード内で次のモードに移行します。
※モードの移行は単純に Low → Med → Hi → Low … のループを繰り返します。 - Fireflyモードで点灯した際は一旦スイッチから指を離した後に長押しするとLowモードで点灯します。そのまま押し続けると上記のモードループを繰り返します。
- どのモードで点灯していてもダブルクリックでTurboモードに切り替わります。
- Turboモードから更にダブルクリックするとSOSモードに切り替わります。
- どのモードで点灯していてもスイッチをワンクリックすれば消灯します。
通常モード(Low・Med・Hi)で点灯している時に Turbo に切替え、そのままTurboモードで消灯すると、Turboモードの直前に使用していたモードが記憶され、そのモードで再点灯します。
Firefly で点灯中に Turbo に切替え、そのままTurboモードで消灯すると、Fireflyモードの前に使用していたモードが記憶され、そのモードで再点灯します。
照射
Firefly – 0.2 Lm
テントの中などで灯りが欲しいケド、バッテリー消費は極力抑えたい時に便利に使えるモードです。
腕時計の時間を確認するには十分ですが、暗闇でマップを確認するにはLowモードの 11ルーメンの方が適しています。
照射角度が広いので広範囲を照らせますが、中心光が明るい所為か周辺光が暗く感じます。
リフレクターのボトムホールをLEDドームの大きさに近づけると周辺光量が増える気もしますが、ディフューザーで拡散するなら中心光が強いほうが 『 一粒で二度美味しい感 』 が増してお得・・・かも?
今回は Neutral White バージョンのTH10ですが Cool White バージョンもリリース予定との事です。
個人的にはヘッドライトという製品の用途・使用目的からするとオールラウンダーなNWが好みですが、同じLEDでもCWの方がルーメン値は高くなるので遠射性能を重要視するならCWのほうが良いかもしれません。
※屋外照射画像は後日アップします
《追記:2015/09/07》
屋外照射画像
白昼(立木まで67m)
Firefly – 0.2 Lm
Low – 11 Lm
Med – 172 Lm
Hi – 490 Lm
Turbo – 750 Lm
ThruNite TH10 – All modes
※WB=太陽光
TH10 / Neutron 2C V2 照射比較
Firefly
Low
Med
Hi
Turbo
電池
TH10の対応電圧は2.7~12V(!)と幅があり、18650 Li-ion充電池 だけでなく 16340×2 や CR123A×2 でも使用可能です。
電池交換は側面の【OPEN】表記のあるキャップ側から行います。
ネジ部は角ネジではありませんが強度的に不安は感じません。
また、絶縁塗装が施されているのでキャップを少し緩める事で誤点灯防止のロックアウトが可能です。
正式な製品版がリリースされる前のサンプル版は両側のキャップが外せたようですが、製品版では片側のみ脱着可能となっています。また、試作段階では電池の挿入方向(極性)を示すマーキング表記が有ったようですが製品版では削除された模様です。
個人的にフラッシュライトの電池交換は、キャップを外したら 『 電池は【+】から問答無用でライトに突っ込む!(`・ω・´) 』 のが習慣になっていて、特記無き限り 『 ヘッド側が【+】の接点! 』 ってのが業界標準(?)なので、何も考えずに電池をセットしましたが、言われてみればキャップの側面にでも【+】や【-】のマークが有ればライトの扱いに慣れていない人でも迷うことが無くなりそうです。
電池の挿入方向云々よりもフラット・トップの電池に於いて【+】と【-】そのものを間違える事が多いです ←※それは自分が悪いw
ちなみに、もし電池の【+】と【-】を間違えて逆にセットした場合でも TH10はLEDや回路が破損しないように逆極性保護(リバース・プロテクション)を備えているので慌てる必要はありません。
電池室の【+】と【-】の接点は両方ともスプリングなのでフラット・トップの18650Li-ion充電池も問題無く使えます。
電池室内径にも余裕があり、相当オーバーサイズな電池以外はセット可能だと思います。(電池室内径は実測で約18.8mm)
長さ65mmのIMR 18650 はスプリングの反発も少なく、すんなりとセット可能です。
69mmの18650は少しキャップが取り付け辛いのですが、一度ネジ同士が噛み合えば最後まで軽いチカラでスムーズにキャップが回せます。
問題は例のSOLARFORCE 16340を2本(合計約74mm)使う場合ですが・・・ハイ、使えません。
セットした状態を見てもらえば大体の想像がつくと思いますがリアキャップが取り付けられたとしても最後までキャップが閉められません。
オーバーサイズの16340×2本で使う予定が有るならば、使えない(セットできない)可能性がありますが、TH10が悪いのではなくオーバーサイズな電池のほうに問題があるので潔く諦めるべきでしょう・・・。
ヘッドライトの電池
TH10は18650を電池を使う事で十分な明るさとランタイムが得られます。
後述する【個人的に絶対に譲れない最低条件】を満たすには、例え体積や重量面で不利になったとしても現状では18650以外に選択肢がなく、TH10の電池仕様も私が求めていた通りのモノでした。
ただ【個人的最低条件】ってのは千差万別で、用途によっては《明るさ》や《ランタイム》よりも《軽さ》や《コンパクト》である事が優先されると思います。
※ThruNite でも単三電池仕様の軽量なヘッドライトの開発を進めているとの事です♪
単三・単四の複数セル仕様で、バッテリーケースを後頭部に付けてコードで繋ぐタイプの製品は、前のライト部と後ろの電池部で重量のバランスが取れてライト部が下がりにくい…ってのはあるかもしれませんが、ガムテープとかでコードを覆わないとあちこち引っ掛けそうだし、実際に現場で職人さんがアチコチ引っ掛けてライトに悪態ついてるのを何度か見ているので、個人的には・・・。
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まとめ
冒頭の電球ヘッドライトは、当時としては明るい部類の製品でしたが、お世辞にも使いやすいとは言い難く、重いし電源コードは邪魔だしでヘッドライトそのものに良いイメージが無く、幾つかLEDフラッシュライトを使っていながらもヘッドライトには手を出していませんでした。
『 じゃあ、どうしていたのか? 』
長時間使う場合はFENIXのAB02にハンドライトをセットして腰に付けたり、バックパックを背負う時には【プレデター】や【ターミネーター 4】に出てて来た巨大ロボットのようにハーネスにベルトに巻いて肩にハンドライトを付けて凌いでいました。
当然、この方法ではヘッドライトのように顔の方向(視線)に連動して照射できません。腰に付けた場合には歩くとライトが揺れ、そのまま長時間使い続けると、ヒドい場合は “車酔い” ならぬ “ライト酔い” を起こして無駄に疲れるので場所によって使い分ける必要がありました。
いちいち手に持ち替えたりするのが面倒でも足場の悪い場所では両手がフリーな状態でないと危険なので我慢していましたが、何かと不便なので1~2年程前からヘッドライトやアングルライトを “物色” していました。
が・・・、ヘッドライトに対しての昔のイメージ(先入観)や、経験値が上がった事で発症する “マニア病” が原因でヘッドライトというカテゴリーの製品を購入するには至っていませんでした。
そんなdoormanがヘッドライトを “物色” している時に一番重視したのは《明るさ》と《ランタイム》のバランスでした。
具体的には 『 150~200ルーメンの明るさが8時間程度持続するか? 』 ですが、これは幾つかのフラッシュライト製品を使った経験から来る【個人的に絶対に譲れない最低条件】でした。
あくまでも個人的な感覚ですが、足場の悪い場所で《活動》するならば、最低でも100ルーメン前後ないと歩行するのも厳しいですし悪天候下では200ルーメンでもキツいと感じます。
《8時間》という時間の根拠は・・・
『 は?屋外で?夜間活動中?足場の悪い所で電池交換?…ンな事やってられっかw 』って処から来ています。
《8時間》動き続けるワケではありませんし、常に150~200ルーメンで点灯し続ける事は希ですが【ヘッドライト】という形態からして電池交換のイベントは極力避けたいと考えるのは私だけではないと思います。
この個人的最低条件を満たすとなると、電池が単三や単四、CR123A(16340含む)では難しく、必然的に18650のLi-ion充電池のライト・・・って事になってきます。
なので、先のモードや電池の項で述べたように、TH10の仕様は自分の求めていたカタチそのものなのです!(`・ω・´) キリッ
自分の理想に一番近かったのは、ヘッドライトとしても使える SKILHUNT H02R でしたが、内部の分解画像から放熱的に 『 うーむ・・・ 』 という感が拭えず、Zebralight、ArmyTek、UltraFire からもH02シリーズと同じ【I型】の製品が発売されていますが、個人的最低条件を満たしていなかったり価格的にアレだっりで決定打が無く購入を見送っていました。(個人的にI型のライトを潜水服ライトと呼んでいますw)
今回、初めて本格的なLEDヘッドライトを使ってみた率直な感想は
『 ウェアラブル(wearable)であるだけに、ハンドライトよりも選択が難しいかもなぁ… 』です。
ヘッドライトを直付けするか、それとも野球帽を被るか・・・
『 いやいや、アウトドアならスポーツヘルメットが普通でしょ? 』
『 オイオイ、工事用ヘルメット(通称:ドカヘル)を忘れていないか? 』
『 私はナイト・ランやナイト・ウォーキングで使いたいのヨォォ!』
用途や装着方法の違いによってTH10のような【T型】か、それとも【I型】か、はたまたGENTOSや廉価なヘッドライトに見られる【仮面ライダーベルト型】か・・・
ライト本体の形状に留まらず、ライトホルダーやベルトの素材、電池仕様にも要求されるモノは変わって来るでしょうから、結局ヘッドライトもハンドライトと同じく 『 コレ1台でOK!(゚∀゚) 』 ってのは有り得ないのかもなぁ・・・と思う今日この頃。←※口実
こうして考えると ThruNite TH10 は Heavy-duty 仕様の製品で、ハードな使い方を想定してデザインされた製品だというのが見えてきます。
ライトホルダーやベルトの素材、ライトの可動機構など、Heavy-dutyにマッチするようにブラッシュアップする必要な部分は散見されますが、ThruNite TH10 はヘッドライトとしての基本性能や品質・耐久性は満足出来るパワフルな製品に仕上がっているので、あとはヘルメットにベルトクリップなどを多めに付けるなど、ユーザー側の工夫次第で使い勝手は向上すると思いますし、自分で考えるのも楽しい・・・と、思うのは私だけ?
ThruNite社は、ユーザーの意見を取り入れリビジョンアップを重ね、より良い製品をリリースしてくれるのでヘッドライトもどのように進化していくか楽しみです。また、ヘッドライトの他にもバイクライトなど幾つか新製品のリリースも予定されているようなので期待で胸が鳩胸です♪(*´∇`*)