KLARUS ST15R に続いて2本目のKLARUS製品ですが、ポチッたのはこの Mi2 が先です。
こうした製品の先駆けは NITECORE TUBE かと思いますが、TUBEの発売当初も興味をそそられたものの、当時は割高感が拭えずTUBEの購入には至りませんでした。
KLARUSの【Mi】シリーズは、EDCライトのカテゴリーに属する製品ですが、今回 Mi2 を購入したのは鍵束に着けてキーライト、もしくはEDCライトとして使うのではなく、夜間撮影時の手元照明として使う為に購入しました。(※詳細後述)
使用目的はどうであれ、どんな製品なのか?…レビューしたいと思います。
製品HP
- KLARUS Lighting Technology Official HP
- KLARUS Mi2 – klaruslight.com
- KLARUS Mi2 – amazon.co.jp
KLARUS Official SNS
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パッケージ
ブリスターパックの裏面には仕様や操作方法が記載されています。
商品構成は、Mi2本体、USBケーブル(約32cm)となっています。
ちなみに、このMi2も先のST15Rと同じく Amazon の Jiayan E-commerce というショップから購入しました。海外通販とさほど価格差がなく、到着までの日数も他の大陸通販と変わらず、10~13日程度で届きました。
仕様/サイズ
実測による本体重量(10g)は、キーリング込みの重量ですが、メチャ軽いのでポケットに入れていることを忘れてしまいます。
ボディ
外殻はオール樹脂製です。
今回は一番目立ちそうな、元気イッパイのオレンジ・カラーにしてみました♪(半分はグレー色)
【KLARUS】のロゴやモデル名は銀文字でプリントされています。
キーリングの取付部分の有効幅を実測したら約3.3mmでした。
付属の細いキーリングは楽に取り付けられますが、幅広のキーリングを取り付ける場合は、キーリングの幅にも注意してください。ちなみに3mm幅のキーリングはOKでした。
分解
ちょっと失礼して中身を拝見…(^^;
主要部品は、LED、基板、120mAhのリポ充電池と、他のドミノ型の製品と大差ありません。
外殻部分にパッキンらしきモノはないので、防水レベルがIPX4というのにも納得です。
LED
見た目は普通のφ5mm砲弾型LEDですが、K(カソード:GND)側が放熱の関係で特殊な形状になっています。
基板に実装する為にリードがカットされていますが、本来はリード部分に大きな放熱板を備えた高出力型のφ5mm砲弾型LEDであることが判ります。
調べてもどこのメーカーのLEDかは判りませんでしたが、φ5mm砲弾型で40Lmってのは単純に凄いと思います。
スイッチ
スイッチはタクトタイプのスイッチです。
スイッチの突出量は少なめですが、Mi2自体が平たい形状なので操作はしやすいです。
誤点灯の可能性は使用形態によっても違って来ると思いますが、誤点灯しても 『まっ、しょうがないか♪(*´ω`*)』 と許せてしまえそうなのが不思議です(笑)
充電
充電用のUSBポートは micro-USB です。
5V出力のUSB電源とMi2を付属のケーブルで繋ぐと充電が開始されます。
充電中はインジケーターが【赤】、完了後に【青】で点灯します。
リポ充電池の容量は、120mAhと少ないのですが、空の状態から満充電までに小一時間ほど必要でした。(スミマセン、まだ正確に測っていません…)
5V出力のモバイルバッテリーに繋いで充電した場合に、充電が完了するとインジケーターが消灯してしまう事がありましたが、これはモバイルバッテリー側の仕様によるものかと思います。実際、AC100V→DC・5VのUSB電源で充電した場合は、充電完了後に【青】で点灯しました。
モード
Mi2のモードは、Low/Hi の2モードですが、【Low】→【Hi】の間で調光する事も可能ですし、【Hi】での間欠点灯も可能となっています。
基本操作は、1-clickで点灯(ON)、【Low】でスタートして点灯開始から3秒以上経過すると1-clickで【OFF】にできます。点灯から3秒以内で1-clickすると【Hi】になります。【Hi】で1-clickすると消灯(OFF)になります。
スイッチを0.5秒以上長押しするとスイッチを押している間だけ【Hi】で点灯します。
OFFの状態で1-click+2-click目を長押しすると【Low】から【Hi】の調光モードになります。調光は【Low】から【Hi】への一方通行で、【Hi】まで行くと【Low】に戻り、再び増光動作に入ります。
【Low】から【Hi】に達するまでの時間は体感で2秒ぐらいですが、慣れれば中間の明るさで止めるのも難しくないです。製品の性格上、調光機能を使う場面は限られそうですが、電池の消耗を抑えたい場面では有用な機能かと思います。
【Hi】以外では全域でフリッカーが発生しますが、これも製品の用途を考えればネガティブな要素ではないでしょう。
KLARUS Mi2 / USB Rechargeable EDC Light : review – YouTube
照射
水平照射
配光/光色/演色
LED電球
KLARUS Mi2
MecArmy SGN3
MANKER LAD
MAGLITE SOLITAIRE LED
φ5mm砲弾LEDでも40ルーメンとなると結構明るく、リフレクターやTIRを介さずに照射されるので照射面も綺麗です。
光色はやや青味がかった砲弾型LEDらしい白色です。
暫く砲弾型LEDの光を見ていなかった所為か、新鮮に感じてしまいました。
まとめ
今回、Mi2を購入したのは、照タイム撮影時に使う水平器とセットで使うためです。
※ボールペンは ZEBRA Lightwrite
照タイム撮影の時には、ハンズフリーでON/OFF可能なヘッドランプ(OLIGHT H05S)を使っているのですが、ヘッドランプを消し忘れたままシャッターを切る・・・というミスを結構やらかしますw
Mi2ならば【Low】で点灯しっぱなしにして(※ココが重要)、“のせる君”に載せたライトの水平をチェックしたら、そのままポケットに・・・という使い方ができるので撮影が捗ります。
コードの重みでポケットから落ちやすいのですが、落としてもライトが点いていればスグに発見できて、重量的にも全く負担にならず、樹脂製ゆえにライトやカメラにぶつけても気になりません。
Mi2のサイズが大きいか、それとも小さいかは人によって感じ方は異なると思いますが、キーライト、またはそれに準ずる用途では、諸々の仕様が丁度良い塩梅でMi2の光量やランタイムに不満は感じないと思います。
金属製の製品と比較するとチープ感は拭えませんが、気軽に使えますし、この軽さは樹脂製ライトならではのアドバンテージかと思います。