OLIGHT PL-2 VALKYRIE / CREE XHP35-Hi with Hi-CAPA 5.1

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OLIGHT PL-2 VALKYRIE / CREE XHP35-Hi (CW) with Hi-CAPA 5.1 : flashlight review

That’s tactical! (゚∀゚)
 

OLIGHT PL-2 VALKYRIE ですが、タクティか~るなフラッシュライト・・・ってか、もうソレ用途に特化したウェポンライトであります。

【VALKYRIE】のサブネームからしてヤル気満々(?)なのがビシビシ伝わって来ます。
※マクロス好きなら“バルキリー”で、キルゴア中佐のファンなら“ワルキューレ”の読みでOK♪

PL-2は、OLIGHT社のPLシリーズとしては3代目になりますが、PL-1/PL-1 II はCR123A単セル仕様でしたが PL-2 は電池仕様が CR123A x 2 となり、Max:1200ルーメンの出力を可能としています。

PL-1 II はXP-LでMax:450ルーメン、PL-2は XHP35-Hi を搭載してMax:1200ルーメン、とPL-1 II から大幅にパワーアップしていますが、それだけ発熱量も大幅にアップしています。

ウェポンライトの中のピストルライトに属する製品でありますが、日本で実銃に装着したレビューをするのは流石に無理ですし、実際に作戦行動で使ってみるワケにもいきません。

なので、あくまで脳内イメージでのレビューとなりますが、より具体的にイメージ出来れば…って事で、東京マルイの Hi-CAPA 5.1 にPL-2を装着してみました。

doormanにとっては初めてのウェポンライトとなりますが、個人的妄想も交えてPL-2のレビューをお届けしたいと思います。

■製品HP
OLIGHT Official WEB site – olightworld.com
OLIGHT PL-2 VALKYRIE – olightworld.com
OLIGHT PL-2 VALKYRIE – amazon.co.jp
Olight® Direct JP – amazon.co.jp

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パッケージ

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / pack.

紙製の化粧箱に本体、MIL-STD-1913規格のブリッジパーツ、T5/T6レンチ、多言語取扱説明書(日本語サポート)が納められています。(※レールマウントについては後述)

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / 3.0V CR123A - 1600mAh

2本の3.0v CR123A電池は本体にセットされた状態で出荷されます。

仕様

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / spec.

6061-T6アルミにHA3塗装、防水レベルがIPX6ですが、水没でもさせない限り日常用途(?)では問題ありません。

サイズ

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / size
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / size

2本のCR123Aを2列直列としているので横幅はありますが、厚み(?)については単セルのSシリーズとさほど変わりません。

全長についても、スイッチユニットの分だけ長くなっているだけで、XHP35-Hi搭載製品としては【超小型ウェポンライト】と呼んで差し支えないと思います。

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / weight

電池込みの重量は実測で約115gです。

ボディ

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / body

日本ではホビー用途が殆どかと思われますが、PL-2は実銃に装着しての使用にも耐えうるように設計・開発されています。
なので、装飾的な要素を一切廃した無骨なデザインになるのは必然ですが、機能美という表現が似合う製品でもあります。

ヘッド

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / head
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / head

ヘッド先端は控えめなストライク形状。

最前面にフィルターが装着されているような感じで、TIRレンズの凹凸部分には直接触れません。

PL-2は同社のSシリーズと同じく、TIRレンズで配光をコントロールしますが、サイズ的にPL-2専用に開発されたTIRレンズかと思われます。故に配光についてもSシリーズのように中心光が四角っぽくなく完全に円形な中心光で、XHP35-Hiとの相乗効果でスポット光がハッキリとしています。

スイッチ

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / switch

リアキャップ全体がゴムコーティングされていますが、滑り止めと実弾発射時の衝撃吸収の為です。

PL-2はウェポンライトという特殊なライトであるが故に、一般的なハンドライトとは異なるスイッチ形態です。

リア側、左右両サイド部分がスイッチになっており、両手で銃を構えた状態でもライトの操作が可能になっています。

電池

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / battery
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / battery
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / battery
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / battery
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / battery

PL-2は、3.0v CR123Aリチウム一次電池を2本使用します。
電池交換は、リアキャップのロックレバーを起こせばリアキャップが開きます。

RCR123や16340などの3.7v Li-ion充電池には非対応です。

16340などの充電池が使えないのでランニングコストが気になりますが、実銃装着時の衝撃や電池トラブルによる故障や不点灯リスクを考慮して充電池非対応なんだと思います。

リアル用途を考えれば納得の仕様ではないでしょうか?

ロック&リリース

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / Lock-Release
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / Lock-Release
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / Lock-Release
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / Lock-Release

レールにマウントする時、もしくはリリースする時にはロック&リリースレバーを操作するだけです。
六角穴のボルトをHEXレンチで締めたり緩めたりする必要が無いので、実に手軽です。

固定力もまったく問題無く、ピカティニー・レールに準拠した20mmレールにならガッチリと固定されます。

Hi-CAPA 5.1

TOKYO MARUI / Hi-CAPA 5.1
TOKYO MARUI / Hi-CAPA 5.1
TOKYO MARUI / Hi-CAPA 5.1
TOKYO MARUI / Hi-CAPA 5.1

・・・で、今回使った東京マルイの Hi-CAPA 5.1。
既に多くのレビューが上がっているので詳細は割愛します。

20mmレールマウント

TOKYO MARUI / Hi-CAPA 5.1

Hi-CAPA 5.1には20mmのレールが付属しているのですが、アンダーフレームに穴加工が必要というナイスな仕様・・・。

穴開けが必要で使う人が少ないからでしょうか?
5.1標準付属のレールに取り付け可能なアクセサリーと、取り付け不可なアクセサリーが存在するとは、何処にも情報が無くて・・・(´Д` )

ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203
ELEMENT PA-0203

最終的には完全後付けの ELEMENT PA-0203 を別途購入してPL-2を取り付けました。

5.1側の溝幅が狭く、PL-2のブリッジパーツがきちんと嵌らないのが原因でしたが、アロハさんの仰る通り、PL-2のブリッジパーツを外せば大抵の20mmレールに取り付けられます。(自分はパーツを足す、交換する事ばかり考えてました…)

https://twitter.com/Kaimanlizard/status/898156427503484929

考えてみたら実銃で使うワケじゃないし、PL-2のホルダーはガッチリと固定してくれるので、ブリッジパーツが無くても問題ないですネ♪(*´∇`*)、

マウント

OLIGHT PL-2 VALKYRIE / mount
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / mount
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / mount
OLIGHT PL-2 VALKYRIE / mount

ガイドを合わせてレバーでロック。。。以上で取り付けは完了!
とっても手軽です。

先に述べた通り、レバーをロックすると微動だにしません。
廉価なウェポンライトだと精度が悪くて組み合わせによってはガタが出る事もあるらしいのですが、少なくとも自分のPL-2ではそういった事は皆無です。

OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1

う、なんかカッコイイ♪

突入班が重たいガバメント系にライトまで装着するか?
・・・って、細かいツッコミは言いっこナシで、既に脳内イメージではdoormanがドアを蹴破る絵が・・・(゚ー゚*)。oO

OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1

フル装備重量だと約1kgですが、元々5.1はグリップ部分が重いので、PL-2を取り付けても先端が持って行かれるような感じはしません。当然、未装着状態とでは重心位置が変わるので、振り回すと違いがハッキリと分かりますが、取り回し面で苦労する事は無いと思います。

ただ、5.1より銃身の短い、例えば GLOCK-19 やUSP Compact など、コンパクトモデルと呼ばれる銃と合わせる場合は、単セルモデルのPL-1 II の方が重量バランスが良いかもしれません。

OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1 – YouTube

モード

基本的にPL-2のモードは【Hi】と【Strobe】の2モード。

【Hi】の1200ルーメンは連続点灯時間が1.5分(90秒)に制限されており、リミッターで 600ルーメンに自動減光されます。

連続点灯と間欠点灯の両方が可能となっていますが、普通のフォワードクリック式スイッチとは異なり、スイッチの長押し(long-press)で間欠点灯、1クリック(short-press)で連続点灯となります。

ストロボは消灯時・点灯時に関係無く、左右両サイドのスイッチを同時に押すと【Strobe】モードとなります。

連続点灯/ストロボとも、スイッチの1クリックで消灯します。

屋外照射

屋外照射
OLIGHT PL-2 / 1200Lm
OLIGHT PL-2 / 600Lm

PL-2単体だとよく判らないかもしれませんが、Sシリーズよりも中心光がハッキリしていて、タクティカル要素が明らかに強くなっています。

屋外照射 / laser

ちなみに照タイム撮影用にいつも使っている軸線合わせのレーザー光はこんな感じで見えます。

まとめ

OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1

なんだかイメージカットが随分と物騒な絵面で、ちょっと頑張り過ぎな感も有りますが、そういう製品なので・・・。

エアガンも含めて、銃器などの武器については色々と思う事もあるのですが、語り出すと長くなるので、それはまたの機会にでも…。

OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1
OLIGHT PL-2 VALKYRIE with Hi-CAPA 5.1

照タイム撮影の時に、PL-2で照射しながら空ペットボトルを撃ってみましたが、10メートルの距離でもなかなか当たらない…ってか、全弾外しました。

『実戦ではサイトを使うな、標的をエリアで捉えるんだ・・・( ̄。 ̄ )ボソ 』 って、担当官のジョゼさんが言ってたけど、サイトを使っても当たらないもんですな・・・。

90秒のリミッター付きでも、このサイズのヘッドとボディなので一気に熱くなります。
単セルモデルのPL-1から多少大型化してはいますが、小型な筐体であることに変わりはなく、XHP35-Hi点灯時の増加した熱量もかなりのモノです。

対応電池がCR123A オンリーゆえにランニングコスト(電池代)が掛かりそうですが、ホビー用途であれば連続点灯する機会も限られているでしょうし、熱的に自ずと連続点灯は控えたくなるので、思ったよりも電池代は掛からないかなぁ・・・と。

ハンドライトのような汎用性はありませんが、趣味の世界にどっぷりと浸かって楽しむライトですし、フラッシュライトというツールの多様性や重要性について改めて知る機会が得られる製品だと思います。

秋の夜長、虫の音(ね)に混じって 『パシュッ、パシュッ』 と、いう音がどこからともなく聞こえたら、それはきっと誰かが何処かでPL-2とGBBガンで・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ ←※違います

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