前回の続き・・・
現在実装されている18個の白色LEDを同じ4.8mm帽子型LEDの電球色(Warm White)に交換し電流量を上げるプロジェクト。
電球色LEDは、去年eBayで落札した(50本入りで¥200円くらい)モノを使う事にします。
同じ1チップタイプのLEDなので明るさは・・・こんなモンです。
換装する抵抗も同じくeBayで調達した表面実装型抵抗1206(3216)・1/4W 抵抗を使います。
既存の合成抵抗値を半分にすれば電流量は2倍になる・・・ハズ。
既存が33Ωなので半分だと16.5Ω。
セットには16.5Ωが無いので15Ωか22Ω・・・うーん、Vfを3.2Vとしてるけど実際はもう少し高いみたいだし・・・危険な匂いはするけど15Ωで逝ってみます。
(5.0V-3.2V) / 5Ω = 0.36A (360mA)
360mA / 18 = 20mA
抵抗の定格は 1/4W * 3 = 3/4W = 0.75W
抵抗器にかかる電力:(5.0V-3.2V) × 0.36 = 0.648W
LEDの消費電力:3.2V × 0.36A = 1.152W
合計消費電力 = 0.648W + 1.152W = 1.8W
LED・抵抗の換装
先ずは、18個の白色LEDのウチ、半分の9個を電球色に交換してみます。
1つ飛びで既存の白色LEDを外していきますが、ナイフ型のコテ先を使うと2本足のLEDが簡単に外せます。
33Ωの抵抗も外して第一段階はクリア。
LEDを外した位置に電球色LEDを付け直し、15Ωの抵抗も取り付けたら改造終了!\(^o^)/
外観だけでは白色LEDか電球色LEDかの判別がつかないのですが、点灯させると・・・
なんか、ちょっとラブリーw
もっと激しく色ムラが出るかと思いましたが、半減角が120度と広角な為か意外と自然な感じで、白色LEDのみと比べると青白さが無くなっています。
でもダンボー君は・・・相変わらず顔色が悪い(´Д` )
※それでも青味成分は明らかに減ってる(AWBで撮影)
※画像軽量化で256色に減色してるからモノクロっぽくなってます
画像ソフトでレタッチ(RGB補正)してみる(B:-25)
Blue補正だけで自然な感じになるって事は、白色LEDが9個だとまだ多いんだな・・・。
ウン!でもこれで大体の《白色:電球色》比率の感覚は掴めた!
これで本チャンの計画を・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
それよりも点灯後10秒ぐらい経つとチラつきが発生するゾイ・・・(ーー;)
(またかよw)
LEDがチラついている状態で電流量を測ってみると
HiとLowで50mAぐらいの電流差がある。
一番怪しいのは電流量に直接関係する【抵抗】で、実際に触ってみてもかなり発熱しているのが判る。
LED1灯に20mA流そうとすると、余裕をみて定格2W近い抵抗が必要で、1/4W抵抗なら8個並列にしないとダメだけどスペース的には6個並列(2段×3列)が限界・・・(´・ω・`)
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22Ωを3個並列にして電流量を下げてみるとどうなるか・・・?
(5.0V-3.2V) / 7.3Ω ≒ 0.25A (250mA)
250mA / 18 ≒ 13.9mA
抵抗の定格は 1/4W * 3 = 3/4W = 0.75W
抵抗器にかかる電力:(5.0V-3.2V) × 0.25 = 0.45W
LEDの消費電力:3.2V × 0.25A = 0.8W
合計消費電力 = 0.45W + 0.8W = 1.25W
うーん・・・、この回路だとやっぱり1/4Wで33Ω × 3 ぐらいがギリって事か・・・(ーー;)
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データシートによれば、AMC7135の動作電圧は・・・2.7V~6.0Vか・・・5.0Vイケるじゃん♪
でもこのUSBリングライトは抵抗を33Ωに戻して一旦改造終了!