フラッシュライトは防犯で役に立たない?

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このブログでは、これまで《防犯の観点》でフラッシュライトを語った事が無かったので、状況・段階別にフラッシュライトが本当に役に立たないのか、自分なりの考えをまとめてみました。

防犯

そもそも“防犯”とは、書いて字の如く【犯罪を防ぐ】若しくは【犯罪に巻き込まれないようにする】事です。

■参考
Wikipedia – 防犯

ウィキでは《能動的防犯》と《受動的防犯》に防犯が大別されていますが、ウィキの記述を基準とするならば、フラッシュライトが役に立つのは《能動的防犯》で《受動的防犯》では条件付きで・・・と言った感じでしょうか?

これは《受動的防犯》には遭遇・退避・撃退までの行動までも含まれてしまうのが理由で、この3つについては後で検証し、先ずは《能動的防犯》の観点から語ってみます。
 

■参考
静岡県警察 – 性犯罪の防犯対策

発言小町 – 深夜に徒歩で帰宅する女性の防犯対策
 
“フラッシュライトが防犯で役に立たない理由”と銘打った某ブログ主さんが主張する『女性一人で夜道を歩かない!とにかく逃げる!』ってのには全面同意ですが、逃げなきゃいけない状況に身を置いてる時点で既に【能動的防犯】の域を超えてて【遭遇】および【退避】のレベルで未遂事案発生とも言える状況でしょう。

もちろん『女性一人で夜道を歩かない』ってのが最大の【防犯】になりますが、そうも行かない場合での防犯目的に於けるフラッシュライトの役割は『警戒している事を認知させる』事と『早期の危険察知』であり、それだけでもフラッシュライトは充分に役立ちます。

暗闇でライトを点けて歩いている人と、そうで無い人・・・どちらが獲物になりやすいか?
自分が犯罪者の立場になって考えてみればスグに判ると思います。
 

夜道のひとり歩き…
気付いた時には…
手遅れかも?

また、フラッシュライトを使用し、危険(主に不審者)を早期に察知する事で、後の【退避】までの時間をより長く確保するのに有利なのは自明の理です。

能動的防犯

【能動的防犯】で重要なのは
 
『アタイは警戒してるよっ!o( ̄‐ ̄*)o』
 
…って事を周囲(特に犯罪者)に向けて『これでもかっ!』ってぐらいにアピールする事と、早期に危険を察知し危険を回避する行動をとる事です。

ライトの照らし方も自分の足元では無く、常に5メートル先を中心光で照らすような感覚で、対向・後続する人を直射しないように注意します。

対向・後続者に対して無差別にライトを直射すると防犯のハズが余計なトラブルに発展する事になりかねないので気を付けましょう。

参考画像は、同じルーメン値(全光束値)で照射角度も同じ60°のライトにて、スポット光(中心光)が狭角(15°)なライトと広角(30°)のライトの照射時の違いをイメージした図です。

画像では、身長160cmの女性が5メートル先の175cmの人物を照らす際に、水平にライトを構えた場合と下向きに地面を照射した時のスポット光と周辺光の光の拡散具合(照射パターン)を表しています。

スポット光が狭角(15°)

15°:水平
15°:傾斜

中心光が明るく遠距離まで中心部の光は届くが、その分周辺光が減少するので至近距離で広範囲を照らすには不利。

スポット光が広角(30°)

30°:水平
30°:傾斜

中心光と周辺光の光量差が小さく至近距離で広範囲を照らすのに適しているが遠距離を照らすには不利。

もし、どうしても直射する必要に迫られたら、歩きながら自然に腕を振るようにして一瞬だけ照射するようにすれば相手に不快感を与える事も少なくなるでしょう。(それでも至近距離ではNG)

ライトの性能(明るさ)や周囲の状況(天候や街路灯の有無など)にもよりますが、照射範囲が広く周辺光量の多い拡散系のフラッシュライトならば少しライトの先端を上に傾けるだけで数メートル先の人間の人相や着衣を周辺光だけで識別する事が可能なハズです。

このブログの中で普段から持ち歩く、いわゆるEDC(Every Day Carry)系ライトについて

『照射範囲がぁー!ヽ(´o`』
『スポット光がぁー!ヽ(´o`』
『周辺光がぁー!ヽ(´o`』
『色温度(光色)がぁー!ヽ(´o`』

とか騒いでる(笑)のは【能動的防犯】を主眼としてフラッシュライトを捉えた時、使い勝手に直結する重要なファクターだからです。

どれぐらいの明るさ(ルーメン値)が必要か?…と聞かれると、個人差や使用状況によって必要とされる明るさが異なるので難しいのですが、例え暗いライトでも点灯しているか否かで『アタイは警戒してるアピール度』はかなり違って来ると思います。

100均で販売されているライトでも『無いよりはマシ』ですが、出来れば携帯性に優れ入手性の良い単3電池を1本使うライトで70~100ルーメン程度の性能を発揮するライトでないと数メートル先の人間の特徴を適確に捉えるのは厳しいと思います。

屋外照射 参考画像 – Lumintop Tool AA

1.2v eneloop 使用時 : Low/Med/Hi

LUMINTOP TOOL AA (CW) - eneloop / Low
LUMINTOP TOOL AA (CW) - eneloop / Med
LUMINTOP TOOL AA (CW) - eneloop / Hi

3.7v 14500 Li-ion充電池 使用時 : Low/Med/Hi

LUMINTOP TOOL AA (CW) - IMR14500 / Low
LUMINTOP TOOL AA (CW) - IMR14500 / Med
LUMINTOP TOOL AA (CW) - IMR14500 / Hi

※クリックで拡大

上記は、Lumintop Tool AA を使用して、単三形乾電池と14500 Li-ion充電池の2つの異なる電池を使って屋外照射した時の比較画像です。

ライトの場所(=使用者のポジション)から手前の白線までが約5mの距離になりますが、100ルーメン前後の明るさがあれば、5m以上離れていても特徴を捉えられる事がお判りいただけると思います。(追記:2018/07/20)

もっと小型な単四ライトでは、光量と熱の関係、使用可能な時間(ランタイム)が極端に短くなるので、バックアップとしてなら良いのですが防犯目的のメインとして使うには少々不安が残ります。

明るいライトであればあるほど遠方、および広範囲を照射する事が可能なので、より早期の視認が可能となり、それだけ退避初動までの時間を稼げる事になりますが、明るいフラッシュライトは発熱や使用時間、ライトの大型化、特殊電池の使用などの制限や条件も増えていきます。

フラッシュライトの購入時に注意していただきたいのは、メーカーや通販サイトで表示されているルーメン値が必ずしも正しい数値を示してなかったり、特殊な電池(3.7VのLi-ion充電池=先の14500電池が該当)を使った場合にだけ記載の性能が得られる場合があるので購入の際によく確認して下さい。

アメリカのANSI規格に則ったルーメン値表記された製品ならばある程度信頼できますが、アルカリ乾電池やエネループ等のNi-MH充電池の単三×1本仕様のライトで極端に大きな非ANSI規格のルーメン値を謳った製品は怪しいと思って間違い無いでしょう。

明るさを切り替え可能な多モード式のライトも夜道に於ける能動的防犯だけを主目的とするならば必要ありません。

長時間夜道を歩くならば別ですが、所要時間は限られているでしょうし、充分な明るさを必要な時間だけ安全確実に維持できるフラッシュライトを選ぶべきです。

危険に遭遇した時に鞄やバッグに収納してあるライトを取り出してスイッチ・オン!…なんて事は先ず不可能ですから、常に点灯した状態で持ち歩きたいものです。

つきのとけいてん

受動的防犯

遭遇・退避

先の項では【能動的防犯】の観点からフラッシュライトの有用性について語ってしまいましたが、それでも犯罪を犯すヤツは目的を達成する為に実際に行動に移るかもしれません。

【能動的防犯】が功を奏せず、行動に移った犯罪者に遭遇してしまったら、何より先ず【退避】を最優先に考えるべきでしょう。

犯罪者が嫌うのは、音と光である事は一般にも良く知られていますが、【遭遇・退避】の段階でフラッシュライトが役に立つかと言えば、個人的には某ブログ主さんと同意見で『あまり役に立たない』かと思います。

不審者や危険をいち早く察知し退避行動に移る為のツールとしてフラッシュライトは役に立ちますが、これは【能動的防犯】とセットで考えるべきであり、

『強い光を当てて犯人が視力を失っている間に逃げるぅー!!』

とか…

『ストロボ機能で威嚇するぅー!!』

等々、夢のような文言がフラッシュライトの宣伝文句に使われていますが、不意に襲われた時に冷静にライトをMaxやストロボに切り替え操作出来るヒトは、余程そういう類の訓練を積んだ方、若しくはそういう職業の方だけでしょう。

要は『んなヒマ有ったら、とっとと逃げろ!』って事です。

暗闇に於いて強烈な光を照射されると一瞬視力を失うのは確かなので『全く無意味』とまでは言いませんが、例え500ルーメンや1000ルーメンの性能を誇るライトで数秒間視力を奪っても、暴漢も目的を完遂しようと既に行動に出てしまっており、死に物狂いで普通の精神状態では無いでしょうから、フラッシュライトの光だけで戦意喪失・行動抑止と成るか疑問です。(あくまで想像です)

もし手元にフラッシュライトがあるならば、家族に頼んで自分を直射してもらい、一人住まいなら部屋の中で鏡に向かって照射するなりして自分の所持するフラッシュライトの光の強さを自分で確認しておくと良いでしょう。

その上で暴漢が光を見て戦意喪失するか?
冷静かつ客観的に一度考えてみる必要があると思います。
 
+++
 
暴漢に対して【退避】の為の時間を稼ぐには《光》よりも《音》の方が効果的でしょう。

後の【撃退】と被りますが、やはり《防犯ブザー》が一番だと思います。

私見ですが大音量のホイッスル云々で…ってのにはかなり懐疑的です。(ホイッスルはレスキュー用途だと思ってマス)

不意を突かれた場合にホイッスルを吹く余裕があるでしょうか?
恐怖で硬直した体で上手くホイッスルを吹けるでしょうか?

恐怖で声も出ない状態なのに笛を吹く…無理でしょ?

それよりもワンアクションで大音量を発する防犯ブザーの方が遥かに現実的で効果的だと思います。

電池切れ、誤作動、防水など、電子機器で有るが故の短所も存在しますが、日頃のメンテやチェックを欠かさず、操作にも慣れておけば克服できる事ですし、防雨・防水型の防犯ブザーも販売されているので短所だけ論えて使えないとするのは如何なモノかと…。

撃退

【撃退】は【防犯】が功を奏せず【退避】が間に合わない場合の最後の手段と考えるべきです。

先の防犯ブザーだけで運良く【撃退】出来て【退避】の時間が稼げる場合もあるでしょうが、作動させる前にブザーを奪われる、または作動中に破壊、故障する事も考えられます。

海外などではペッパー・スプレーやスタンガンを護身用に所持する女性も多いようですが、入手出来れば【撃退】に有効な手段だと思います。

【撃退】でフラッシュライトが役に立つとすれば、ささやかな武器として使える事ぐらいでしょうか?

タクティカル・ヘッドやストライク・ベゼルと呼ばれる先端が特殊な形状で最初から武器としても使えるように考案(?)されたライトやオプション装備も有りますが、そんな戦意剥き出しなライトを使わずとも、金属製単三ライトの先端で相手の頭部を打撃するだけで素手で殴打するより何倍ものダメージを犯人に与える事が出来るでしょう。

TrustFire F23

TrustFire F23

UltraFire C1 Attack Head (Option)

Attack Head

参考画像のようなライトを所持していて職質→所持品検査されたなら、間違い無く白黒ツートン・カラーの車の中で一緒に仲良くお話する事態になるでしょう…(´Д` )

もし最悪な状況に追い込まれてフラッシュライトを武器として使用するならば、手加減せず最初の一撃で決める事です。

その時には恐怖で体が硬直しまうと思いますが、恐怖より犯罪者に対する怒りの方が上回ればきっと活路が開けるハズです。それには普段からの訓練(主にイメージトレーニング)を欠かさず『もしも』の時に即時対応出来るように備えておくのが良いかと思います。

ここまでは暴漢が素手の場合の対応であり、相手がナイフなどの凶器を所持している場合は素人がフラッシュライトなんかで対抗しようとなどと間違っても考えてはいけません。(後述)

犯人が凶器を所持し、それを使用する意志があるならば必ず事前に挙動に表れるので、先の項で解説した要領で距離を摂った状態で相手を確認します。

具体的には…

・着衣・人相・目線がおかしくないか?
・手に何か持っていないか?
・ポケットに手を入れてないか?

上記の点に注意を払うだけで深刻な事態を回避できる確率は高くなると思います。

少しでも『なんか変…』と感じたならば、直ちに退避行動に移り《絶対に相手の間合いに入らない》を最優先に考えましょう。

・・・閑話休題・・・

各方面で女性の護身術が紹介されて久しいのですが、意外と紹介されて無いのが【掌底打ち】です。
詳しくは検索して欲しいのですが、要は手の平の下の硬い部分で打撃する事です。

【掌底打ち】は、腕を突き出した時のチカラがそのままダイレクトに相手に伝わるので、腕力や握力の弱い女性が繰り出すグーパンチより遥かに威力があります。(ネイルとかしてると拳も満足に握れないでしょうし…)

また、手を振り回すのでは無く、ただ腕を突き出すだけなので相手が至近距離(数センチ~30センチ)に居る状況ではより有効な打撃方法と言えます。試しに30cmの距離で思い切り手の平を突き出してみれば効果の程が想像できると思います。

急所(側頭部・目・鼻・アゴ・喉・胸)を正確に打ち抜くにはそれなりに訓練が必要ですが、万が一外れても急所付近にヒットさえすれば相手に確実にダメージを与える事が出来ます。(掌底打ちの流れから、そのまま体重を載せて肘打ちをカマせれば完璧)

ココでも重要なのは『絶対に手加減しない事!』で、実際に暴漢に襲われながらも掌底打ちで相手の鼻骨と前歯をヘシ折って難を逃れた女性を知っています。(恐えぇ…)

しかしながら、これも【退避】が間に合わなかった場合の最終手段ですから、その点は誤解無きよう…。

制圧

一般素人がココまでする事は無いと思いますが…

一流メーカーの高価なタクティカル・ライトであろうが、警察・軍隊御用達のコンバット・ライトであろうが、フラッシュライトだけで犯人を制圧する事は、その道のプロの方でも難しいと思いますし、世界中見渡してもそんな無謀な部隊なぞ何処にも存在しません。

そういう脳味噌お花畑な幻想が一人歩きしている感が有り、それを逆手に取って『軍用』の文言を謳って販売されている製品もありますが、ああ言うのは銃火器とセットでなし得る事であって、『武術(特に剣道)の心得が有り、警棒のようなフラッシュライトを使って、素手やナイフを相手にしてやっと何とか…』といったレベルの話だと思います。

Solarforce Gladiator (340mm)

Solarforce Gladiator

solarforce.hkより転載

日本の法律では、正当な理由(護身用も不可)無き場合の規制を超えるナイフの携行は認められていませんし、銃火器なぞ言わずもがな、警棒のような参考画像のライトも凶器と判断されたら軽犯罪法違反、迷惑防止条例などで自分が犯罪者に成りかねません…(´Д` )

なので【制圧】は武装したプロの方に任せ、【防犯】と【退避】を最優先で考え、妙な煽り文句に惑わされずにフラッシュライトを選ぶべきだと私は思います。

まとめ

長々と語ってしまいましたが、まとめると

・【防犯】 に於いてフラッシュライトは有用
・【退避】 防犯とセットで迅速な退避行動に繋げる
・【撃退】 武器として使いこなす自信・覚悟が有りますか?
・【制圧】 はぁ?ライトだけで制圧?ケンカ売ってんの?

って感じでしょうか?

何より『夜道を一人で歩かない、行動しない』のが一番安全でしょう。

これから段々と夜が長くなり、個人的にもフラッシュライトの使用時間が長くなるのですが皆様もどうかお気を付けて…。
 
 

カテゴリー: フラッシュライト, 防犯/防災・減災 タグ: パーマリンク

フラッシュライトは防犯で役に立たない? への4件のフィードバック

  1. Hikaru Larimal のコメント:

    こんばんは。
    夜の山の展望台からの夜景とか撮影したりして遊歩道、山道を歩くこともあるのでナイトコアP12を持っています。

    明るいライトの有用性とかの前に警察官が警察学校で訓練とかで訓練生がライトを用意する必要がないとか、備え付けのライトが暗いので警察官が個人で購入してるのが問題と思います。

    今までのところジャントスが多くて一人「http://www.amazon.co.jp/%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3-1000-%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%83%E3%83%97-outlet%E3%80%91-MI-HYAKUSIKI/dp/B00SOFS41K/ref=sr_1_230?s=sports&ie=UTF8&qid=1434725090&sr=1-230」このようなライトを持っていました。

    なにしろ病院の警備員でもウルトラファイア程度は持っています。

    散歩途中で遠方で家事の火が見えたのでいずれはサイトでライトの事は載せようと思うので現場まで行きましたが、投光器で照らせないとこは暗いライトを数人が使ってましたのではじめは消防団の方にP12を渡して使ってもらい付近にいた警察官に断ってP12で50メートル先から照らして消火を手伝いました。
    投光器で照らせないとこを30分程度照らしいましたが他の付近の住民、警察官、消防の方はライトを照らすのを止めて私が照らしているとこの消火活動に切り替えていたのは考え深かったです。

    本来仕事として明るいライトを持たないといけない人が持ってくれたら有用性とかはっきりするんですけどね。

  2. 元陸自のボディーガード(民間SP) のコメント:

    通りすがりに失礼します。
    ブログ主さんの意見に同意します。
    私は自衛隊徒手格闘訓練隊及び某フルコンタクト空手の指導員資格を持っておりますが、警護の現場では300ルーメン以上のタクティカルライト及び個人貸与された特殊警戒棒を必ずスーツや私服のベルトに装着します。
    実際に犯人を制圧逮捕した経験からいうと、これでも不安を感じる程です。
    警護は基本的に警護対象者のリスクを事前回避する仕事です。
    しかし、時にリスクを避けられない現場も存在します。
    防犯もそうですが、生活する上で完全にリスクを排除する事は不可能です。
    大事な事は、有事の際でもパニックにならない心構えや備えだと思います。
    これが出来ていないと事前回避もままならず、隙だらけとなるでしょう。
    驚異対象が目前まで来ても気付かない可能性すらあります。
    ライトに関して予め危険が予想される場所では、ストロボ機能にセットし、すぐに相手の顔面に照射できるよう手に持って歩く事が良いと思います。

    • doorman のコメント:

      元陸自のボディーガード(民間SP)様

      本職の方からコメント頂けるとは感謝感激です!

      昨今、いやな事件が多く、少しでも事件に巻き込まれることが少なくなれば…との思いで記事を書いた次第です。

      私自身は剣道を嗜んだ程度ですが(へっぽこ剣士ですが一応、有段者です…)、イザという時に、果たして自分が沈着冷静に対応できるかと問われるとまったく自信がありません。それでも全くの無防備か、それとも事前に警戒しているかでは、対応の仕方と結果に雲泥の差が生ずるので、一般の方にも先ずは出来るところから始めて欲しいとの思いです。

      また、性能の低い粗悪なフラッシュライトを【軍用】などと、妙な煽り文句を謳って高値で販売されている現状を少しでも改善できれば…との思いもあります。初心者をカモにする意図が見え見えなのですが、なによりソレを真に受けて安心してしまう事が一番心配です。

      有用な情報をありがとうございました!

  3. 匿名 のコメント:

    あてた瞬間から数秒は残像が残ることを考えたら
    ・やばい雰囲気から逃げる隙を作る
    ・襲われてる最中に逃げる隙を作る
    くらいは素人でも出来そうな気がする。つまり有効は有効。

    ただ大きな問題もある。まず緊急時のパニック状態で使えるのはせいぜい1つ。その中でライトが「本当にベストなのか?」ということだよね

    ぶっちゃけブザーを選択したほうが賢い気がする。次点でスプレーかなー

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