CASIO PATHFINDER PAS-400B-5V

時計ネタが続きますが・・・

夜間撮影時の時間確認（主に秒数）に・・・と、考えて買ったTELVAでしたが蓄光性能が(´Д` ) で夜間の使用には耐えないと判明・・・(´･ω･`)

アナログでぇ、時分秒針が蓄光でぇ、デイデイト表示でぇ・・・と、代替機を捜していたのですが
『別にデジタルでもイイんじゃね？』
と妖精サンが耳元で囁く声が聞こえました。

考えてみれば秒数を測るならアナログよりもデジタル表示の方が使い易いし、デジタル時計ならLEDやELバックライトも備えて日付も判る・・・問題解決！(`･ω･´)

この古いカシオのデジタル時計は、ストップウォッチ機能は充実していて複数のカウントダウン計測や得点集計機能まで備わっているのですがバックライトの類が無いので暗闇ではまったく役に立たない時計と化してしまうのです。

で、プロトレックのような多機能・高額商品の誘惑を振り切って、カシオのPAS-400B-5Vに決定！
1ヶ月弱使ってみたのでレビューなぞしたいと思います。
　
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海外でのパスファインダーとプロトレックの区分はよく知りませんが、日本国内で販売されている PAS-400B-5V は全て『逆輸入品』らしく、付属の取扱説明書も英文でした。

日本語の取扱説明書はカシオの製品サポートサイトからをダウンロード可能な事が判っていましたし、目の前にニンジンをぶら下げられたら英文のマニュアルでも死力を尽くしても読破するだろうなと・・・

海外通販で耐性がついている事もあり、あまり『逆輸入』については深く考えませんでした。（※麻痺ともいう）

もっとシンプルなデジタル時計でも必要な条件を満たしていたのですが、絶対に譲れない『10気圧以上の防水』になるとさほど価格差が無く、夜間撮影時にムーンデータ（月齢）や日出・日没時間が判ると何かと便利ですし、ボタンの形状（特にライト）が手袋をしてても押しやすそうな位置に配置され、手首を傾けるだけでELバックライトがオートで点灯する点が気に入りました。

主要機能

FISHING TIME

【FISHING TIME】は、当日、若しくは任意の日を指定し、その１日の間に訪れる４回の大漁予定時刻（？）を２秒間隔で順送りに表示してくれる機能です。（要は潮の干満時刻とそれに合わせてアイコンが変化・表示される簡易タイドグラフ的な機能です）
まったく釣りをしなくなった自分には無用な機能ですが、魚が４匹並ぶとちょっと幸せな気分になりますｗ

SUN RISE / SUN SET

当日、若しくは指定した日付の日の出／日の入り時刻と月齢が表示されます。
液晶外周部には日の出～日の入りまでの間隔がインジケータで表示されますが、時計を真上から見ないとよく見えないので実用性は低いかも・・・

FISH MEMO

【FISH MEMO】は『獲ったドォォ！』の時刻をワンボタンで最大10本まで記録する機能ですが、使い方はアナタ次第♪・・・って事に自分はなりそうです。

アラーム

不用意に音が出るのが嫌で腕時計のアラーム機能は使わないのですが、無音のバイブレーション（10秒間固定）に設定できるので、これからはアラーム機能を使う場面が増えそうです。

時刻指定は５本まで可能で毎正時の時報設定も可能ですが、例えば『6:00は振動で15:00はアラーム音』といった混在指定は出来ないようです。

精度

時計の精度は、個体差も有ると思いますが自分の個体は１ヶ月弱で＋14秒ぐらいの精度を保っているので充分満足です。

姉妹機

色違いの姉妹機・HUNTING TIMER PAS-410B-5V との大きな違いは、大漁アイコン（笑）が【魚】か【熊手】か、ベルトが【バックル】か【ベルクロ】かの違いで、本体の機能は同じみたいです。

自分はお魚アイコンがなんか可愛いし、スグに交換してしまうとは云えベルクロは耐久性に不安があったので400Bの方を選択しました。

まとめ

PAS-400B-5V は自分の目的・用途にピッタリな時計でした。

ソーラー駆動の W-S210H-1AJF や W-S220-1AJF、電波時計の WV-M200-1AJF も魅力でしたが、電池は自分で電池交換すれば良いしキッチリカッチリ時間が合ってなくても困らない状況で使うので今回は除外。

ソーラー駆動のメリットは、実際に自分でもシチズンのエコドライブ（Eco-Drive）を10年ほど使い続け、その便利さを目一杯享受していますが、いつかは２次電池の交換というイベントが発生するワケで・・・(´･ω･`)

今の処、交換が必要な兆候は見られないのですが、ソーラー駆動の２次電池の寿命は１０年程度との情報もあるので交換費用を考えると環境にはエコでも財布にはエコじゃないよなぁ・・・と思う今日この頃です（笑）

不満な点は、ELバックライトの残照時間が２秒固定で短いのと（個人的には最大10秒程度欲しい）、モード切替操作の際にバックライトが自動点灯する機能・設定があればもっと便利かも・・・。

後は無音モードにしていてもストップウォッチの操作音が消えないのは個人的にマイナス。

機能的にはコレで方位が判れば完璧ですが、方位計が付くとお値段がアレなので方位はコンパスで確認すると割り切りました。

デザインは好き嫌いが分かれそうですが、自分はオフタイムのみで使う前提ですし、大きさ（特に厚み）に関してはボタンの操作性を考えるとコレもアリかなと思うようになりました。

この時計も多分に漏れずラグ部分が少々特殊で、カシオ純正の時計バンドはもう一個時計が買えるほどの価格設定がされています。

実はそれがネックとなり一旦は購入を見送ったのですが、海外の方がNATOタイプの引き通しベルトに交換しているのを見つけ、消耗品であるバンドに掛かるコストも抑えられそうなので購入に踏み切った次第です。

画像を見る限りベルトの付け根部分の金具を上手く処理すれば簡単そうでしたし、届いた現物を見ても22mm幅の薄いベルトなら何とか金具の隙間に通せそうです。

eBayでポチッたブツが届き次第、バンドを交換する予定ですしました。