持ってて良かった単三ライト♪
Romisen のライトは RC-F4 に続いて2製品目ですが、RC-H3 も海外サイトにアップされた製品画像を見てて2年ぐらい前からずっと気になっていました。
しかしながら CREE XR-E でシングルモードのライトで、価格が約$13~15ってのは『どうなのよ?』感が有ってポチ保留状態でした。
が・・・、旧型製品の宿命というか、どうも在庫が少なくなって来た様で中華通販サイトから徐々に掲載が消え始め、一部では価格が上昇し・・・。
どうやら私は 《No Stock》 という言葉に反応してしまう様です・・・(´・ω・`)
サイズ
販売サイトの製品情報によれば 20.5 x 20.5 x 95mm となっています。
長さは UltraFire C3 と パト6、8の中間ぐらいです。
部分的に太く見えて重く感じますが、外観デザインにもなっている《くびれ》部分を設けて上手くダイエットしているので、電池無しで30g(実測値)と軽量なライトに仕上がっています。
ボディ
シェルは3分割式。
仕上げは綺麗で目立った塗装ムラなどはありません。
少々残念なのはヘッドとリアを装着すると完全に閉まりきらず、双方とも1mm程度の隙間ができる点。ヘッドとリアのリング状の模様が隙間を目立つのを抑えていますが、この辺りの精度は価格なりです・・・。
ヘッド
浅めのOPリフでRC-F4と同じくネジ込み式になっています。
ヘッド先端の形状は、EDCライト的に必要無いと思われる中途半端なストライク形状でエッジの面取りも少々甘い感じです。
ネジ部の塗装の所為かネジ山処理が無くてもゴリゴリ感がありません。
LEDは Cree の XR-E ですが、Q2 とか Q3 とか P2 とか・・・
販売サイトによって表記がバラバラで、自分のRC-H3も XR-E である事以外、ハッキリとした型番は不明です。(MODする前提でポチったので全然拘って無いです)
製品情報では Q3 の 80ルーメンって事らしいですが、他のライトと比べてみても大体それぐらいの明るさだと思います。(後述)
リア/スイッチ
フォワード式スイッチで間欠点灯が可能です。
オレンジのブーツはパト8で見慣れているのですが、タッチは少し硬めでパト6に近い感じです。スイッチユニットをバラしてはいませんが、内部スプリング接点を見る限り、パト6と同じパーツが使われている様な…。
ブーツの廻りがぐるりと囲まれていますが、スイッチが少し出ているので見た目ほど操作性は悪く無いです。
1.5Vのアルカリ乾電池や無印エネループは問題無く使えますが、エネループ・プロだとギリギリです。
一応セットは可能ですが電池を取り出す時に振らないと出て来ません。中で電池が膨張したりすると涙目確実なのでエネループ・プロは使わない方が無難そうです。
照射
Neutron 1A がMaxで140LM、UltraFire C3 が 120LM って事なので、相対的ではありますが、80LMという数値も誇大表示では無さそうです。(駆動回路のチップ自体が古いと思われるので、最近のLEDフラッシュライトと比べるのは少々酷かもしれません)
照射パターンはスポット寄りの配光で、RC-F4をそのまま暗くした感じです。(照射範囲はC3とほぼ同じ)
写真では判りづらいのですが中心光廻りにXR-E特有のダークリングが見られ、OPリフなのに中心光と周辺光の境界が割とハッキリしています。周辺光はフラットな感じなので電球色LEDに交換するのが今から楽しみです。
それなりに発熱しますが、同じ1AA仕様の UltraFire C3 に比べたら大人しいモノです。(XP-G搭載のC3は夏期使用不可のレベルで発熱します)
ルーメン値や搭載LEDの違いも発熱に影響していると考えられますが、RC-H3はキャニスターがボディにマウントされ、C3はヘッドにマウントされている両者の構造上の違いも大きく関係していると思います。
満充電状態の白エネループ(1900mAh)で連続点灯してみましたが、70分程で暗くなり始め100分程度経過した時点で使用に耐えない照度になりました。シングルモードでは使い辛いので将来的には複数モードのPCBに換装する事を考えています。
まとめ
これまで全く同じライトを2本以上買った事は無かったのですが、Romisen RC-H3 については『色違いのライトは無罪!』の規定に則り・・・ムフフ(*´ω`*)(NB10 は事故w)
個人的には、もう少し拡散系な照射で先端形状がシンプルだとベストなのですが、ホールドし易い形状で本体の造りもしっかりしているので、MODしながら長く使えそうかなと、シルバーに近いグレー・バージョンもポチ・・・
これ以上1AAのライトを持ってても仕方が無いよなぁ・・・
と…思いつつも、国内メーカーのライトは同じ製品を複数本所有する気にはならないのですが、自分で修理やMODが手軽に出来る中華ライトには、ついガードが甘くなってしまいます。
それに自分の場合、この道(?)に堕ちたキッカケになったのが単三・単四乾電池仕様のLEDライトなので、高ルーメン値のライトが手元に有っても、未だに単三・単四乾電池仕様のライトが大好きだったりします。
CR123AやLi-ion充電池を使ったLEDライトも良いのですが、明るさに拘らなければ普段使いのライトとして、単三・単四乾電池仕様(特にエネループ対応)のライトが電池の管理も含めて使い易かったりするのも事実ですし・・・。
低い電源電圧を昇圧し、いかに効率良くLEDを点灯させるか?
CR123AやLi-ion充電池仕様のライトがトルク(電圧)命なアメ車的だとすると、単三・単四乾電池仕様は日本車的だなぁと思う今日この頃・・・