UltraFire C1 Standard

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UltraFire C1 Standard

上の画像を見ただけで 『おやっ?』 と思った方は、既に UltraFire C1 のオーナーか、かなりのライトマニアだと思います…( ̄ー ̄)ニヤリッ

そう、同じ C1 でもコレは UltraFire C1 Standard で国内に広く(?)出回っている C1 と少し違います。

UltraFire C1 は SureFire C2 Centurion をお手本にしたシェルですが、個人的に UltraFire C1 の樹脂製のスカート(シガーグリップ)がどうにも好きになれず、パチモンが大量に出回りハズレを引く確率も高そうだったので購入を見送っていました。

MANAFONTでコレを見つけた時もパチモンを疑ったのですが、$8.98 なら『傷は浅いか…』と考えポチ…
クリップのビス止め固定が気にはなったのですが、物欲と好奇心には勝てませんでした…orz

サイズ

UltraFire C1 Standard

他のP60互換ドロップイン用シェルと比べると少し全長が短くなっていますが、これはスイッチユニットの形状が特殊な為です。(後述)

ヘッド

UltraFire C1 Standard

先端ベゼルが樹脂製なのでガラスフィルターを清掃する際など慎重にベゼルを外さないと簡単にベゼルに傷が付いてしまいます。また照射するとベゼルに彫り込まれた脱着用の溝の形が投影されます。

UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard

ネジ精度も悪くなく、ネジ山もちゃんと処理されているので脱着の際のゴリゴリ感が殆どありません。

防水用Oリングが2重になっており水密性は高そうですが、ヘッドを脱着するのに少々コツが要り、慣れないと斜めに回してネジ山を潰してしまいそうです。(実際潰しかけましたw)

ボディ

UltraFire C1 Standard

通常のC1と比べるとスカートが無いので凡庸な印象ですが、個人的にはコチラの形状が好きです。

UltraFire C1 Standard

若干、クリップ台座部分とロゴ印刷面にフライス加工痕がありますが、よく見ないと気付かないレベルですし塗装ムラなどは一切無く丁寧に仕上げられた印象を受けます。

UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard

クリップがビス止めなので、クリップを外せば当然ビス穴が見えてしまいます。
クリップで擦れてボディに傷が付いているかと思ったのですが、少し擦れた痕が有るだけで、逆にクリップの方の塗装がハゲていました。

さすがにこの価格でHA3塗装は無いと思いますが、塗膜の強度はそれなりに有るようです。

UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard

クリップはスチール製ですがUltraFireのロゴは印刷では無く打刻されています。
ビスがシルバーでは少々安っぽいのでステンレス製に交換する予定です。(ビスはM3サイズかな?)

ロゴの印刷は片面だけとなっています。

電池室にも余裕が有り、余程オーバーサイズな電池で無い限り問題無く使用できる筈です。

スイッチ

UltraFire C1 Standard

スイッチはフォワード式で間欠点灯が可能ですがスイッチブーツ廻りのクラウン(?)が操作性を悪くしています。(逆に考えれば誤操作の防止になる?)

『押し辛い』と言う程では有りませんが、このクラウンを無くすとあのライトになってしまうので致し方無いのかも…(´・ω・`)

UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard
UltraFire C1 Standard

ヘッド部分と同じくネジ山が処理されているのでスムーズにリアキャップが廻ります。

リアキャップを少し緩めて誤点灯防止(ロックアウト)が可能ですが、一般的なスイッチに見られる様なユニットを押さえ付けるロックリングが無く、樹脂製スイッチユニットを収納する部品がボディのGND接点と兼用になっています。

この部品の形状により、ボデイに対してリアキャップの呑み込み深さが深くなり、その分ライトの全長が短くなるカラクリです。ただし、形状が特殊なのでスイッチユニットも専用部品となり、汎用のスイッチパーツを購入し『簡単にリバース式スイッチに交換』と言う訳には行きません。

正規品のUltraFireならばスイッチユニットの樹脂部分にメーカーロゴの刻印が有ると思ったのですが…残念、このC1にはありませんでした。

UltraFire C1 Standard

C1 Standardで唯一アレだったのがリアのOリングサイズで、サイズが合ってないので最初にリアキャップを外して再度取り付けたら、Oリングを外さないとリアキャップが付けられませんでした。(20mmのOリングを付け直しましたw)

UltraFire C1 Standard

また、スイッチユニットとの接点の関係でボディとリアの境目に1mm程度の隙間が出来てしまいます。リア側の部品を少し締め込んだら隙間が無くなりましたが、締め過ぎると接点が確保されず点灯出来なくなる(常時ロックアウト状態)ので調整しながら締める必要がありました。

互換性

やっぱり試したくなるのが人情というもの(笑)

試しにSOLARFORCE L2P とヘッドを交換…

UltraFire C1 Standard

 
ピッタリw
 

UltraFire C1 Standard

こ、これは、まるであのライトのようですw ( ̄▽ ̄;)

※残念ながらソラフォのベゼルパーツは互換性が無く色も微妙に違います…(´・ω・`)
(どうせなら合わせてくれれば良いのにw)

 
ヘッドが合うって事は、もしかてSOLARFORCE のランヤードリングも…

UltraFire C1 Standard

 
ピッタリw
 
 

UltraFire C1 Standard

ただ、ランヤードリングを付けると再度スイッチ側の調整が必要になります。(後述)

※今回はたまたま SOLARFORCE のヘッドと互換性が有りましたが、互換性をメーカーが保証している訳では有りませんし、ロットに依っては合わない可能性が大なので『 合わねぇゾ! 』って言われても、例によって『 知らんがなw 』を貫きマス。(`・ω・´) キリッ

まとめ

全体の仕上げも丁寧ですし、SOLARFORCEとヘッドの互換性も有るし…(リアは互換性無し)

クリップがビス止めな点を除けば、個人的に大満足です。
ビス止めも実物を手にするとメチャクチャ安っぽいとは感じませんでしたし、思ったより強度も有りビスが抜ける前にクリップの方が先に曲がりそうです。ただネジ山を潰すと自分でタップを切り直さないとダメなのであまり頻繁に脱着はしない方が無難です。

後、気になったのはヘッドのベゼルが樹脂製な事ぐらいでしょうか…

UltraFire C1 Standard

あ、そうそう…樹脂のベゼル部分にUltraFireのロゴが入っていました。♪\(^o^)/(正規品確立UP!)
 
 
+++
 
 
ランヤードリングを付けると、スイッチユニットとの接点が確保出来なくなるので、スイッチユニット全体をリアキャップ内で下げる必要が出てきます。

UltraFire C1 Standard

私はリアキャップとユニットの間にペットボトルのキャップを加工したワッシャを1枚噛ませて調整しました。

が…、リアキャップに対してユニットが下がると、今度はスイッチブーツとスイッチボタンの間にスキ間が出来てしまい、スイッチのタッチがおかしくなります。その場合は古タイヤチューブなどを利用してライナーを作り、ブーツとの隙間を調整する必要が出てきます。

UltraFire C1 Standard

まぁ、リアキャップにストラップ用の孔が開いていますし、クリップにもランヤードは取付られるのでランヤードリングを無理に付ける必要は無いのですが、スイッチ操作の際の滑り止めにはなります…(´・ω・`)
 

カテゴリー: SOLARFORCE, UltraFire, フラッシュライト, 海外通販 タグ: , , , パーマリンク

UltraFire C1 Standard への3件のフィードバック

  1. タケ坊 のコメント:

    自分もこのブログ見て、UltraFire C1のボディをeBayで発見し、思わずポチしますたw
    ドロップインはAliExpressでKDLITKER P6-XPLHI Lo/Mid/Hi nw sm なるブツが独身の日wで12.29ドルで売ってたのでそれもポチw
    これでめでたくP60互換の仲間入りをするわけですが、これでいいんでしょうかw

    • doorman のコメント:

      イイんです!(笑)
      私も KDLITKER P6 XPL-HI を E6 のシェルと一緒にKaidomainでオーダーしました。
      P60互換は放熱面で不利なので爆光には向きませんが、バルブを変えて手軽に色々と楽しめるので大好きです♪

  2. タケ坊 のコメント:

    昨日C1届きましたw
    素だと、メチャクチャテールスイッチ硬いな、という印象でしたが、ランヤード取り付けで調整しようかなと思い、ブログどおりペットボトルキャップでワッシャを作り、まず取り付けてみましたが、通電はしたのですが、スイッチが余計おかしくなり、間欠点灯専用仕様になってしまいましたw
    これではダメじゃんということで、これまたブログどおりゴムブーツとスイッチの間にゴムかましましたが、点灯しっぱなしになったりとか最悪w
    ワッシャの穴が狭すぎるのが問題なのと、ゴムが薄すぎるのが問題だとわかり、ワッシャがプラスチックなのを利用して、釘をガスコンロで熱して穴を広げ、ヤスリで整えましたw
    ゴムは単純に二枚重ねしてゴムノリで接着したのを間にかませると、スイッチのタッチもようやく普通のフラッシュライト並の感触に到達w
    指にマメができて、それがまた潰れたり悪戦苦闘いたしましたが、なんとか使えるフラッシュライトになったと満足しておりますw

    しかしC1のカタチはいいですねwこれまで買った(そんなに買ってませんがw)フラッシュライトの中で一番好きかもw

    ん?何この塗装のハゲは、、、
    塗装が弱いのはこのシェルの最大の弱点ですねw
    少々高くてもいいからHA3加工だけお願いしたいところですw

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