CL0117を使って MAGLITE SOLITAIRE をLED化する企画・・・
部品追加
ラジアルタイプ小型インダクタ
面実装タイプの小型インダクタでも大きすぎたので、今度は100uH・φ4mm×6mmのラジアルタイプを再度 eBayで調達。
(このサイズのラジアル型インダクタを国内で調達するのは難しそう…)
20個で $AU3.31($3.19)、送料$AU0.50でした。
例によって耐圧とか定格とか細かい仕様は不明w
インダクタンスが100uHと大きい所為か、47uHの時と比べると暗くなるのですが、LEDの定格が怪しいので安全運転で行く事にします。
基板
やっぱり各部品の土台と電池との【+】接点が必要で、配線スペースも省略してギリギリまで小型化するには基板を使った方が良いのではないかと考え、自分でエッチング液を作って基板も自作したワケですが…(この時点で、部品代や他の材料費で本物の MAGLITE SOLITAIRE LED が余裕で買えるw)
ホント、“自作”ってのは道楽以外の何者でもないですナ…(´・ω・`)
組立
この部品を2D+3D配線でゴニョゴニョ…
完成!
が…まだデカい…( ̄▽ ̄;)
直径はエポキシ樹脂で固めて後から削って調整するつもりだったし、実際にCL0117とインダクタを密着させればφ7.7mmぐらいの直径に納まります。
しかし長さだけはどうしようも無く、少しでも全長を短くしようと、厚さ1.4mmだった基板も0.7mmまで薄く削り、丸ピンソケットの足までカットしましたが…この状態です。(´;ω;`)
ココまで試して、CL0117を使いマグソリのオリジナルユニットの大きさに納めるのは、チップ自体やインダクタが大きくて物理的に無理だと気付きました…(もっと早く気付けよw)
こんなネタやるんじゃなかったネ♪ (*´▽`*)
と…、妖精サンが耳元で囁く声が聞こえますが後の祭り・・・
(こうなったら意地でも完成させたるw)
+++
CL0117の替わりになりそうな単セル(0.8~1.5v)駆動可能な面実装タイプのLEDドライバーICを捜してみると、色々と製品は存在するのですがコンデンサが必要だったり、CL0117と同じTO-92パッケージだったりしてマグソリのユニットサイズまで小型化するのは難しそうなモノばかり・・・(´Д` )
備忘録
- MAX1044 (S8)
- MAX1674 (S8)
- LTC3490 (S8)
- LT1111CS8(S8/2.0V-)
- AH6201 (TO-92)
- AH6202 (TO-92)
- AH6205 (SOT-23)
- AH6211 (SOT-89)
- AH203 (TO-92)
ふと、安価な1AAや1AAAの単セルの中華ライト(¥300ぐらい)の回路はどうなっているんだろうとバラしてみました。
Richuang RC-7001 (1AAA)
LANSHI LS-551 (1AA)
どちらも回路を見る限り、型番に【CX2601】とプリントされているICは CL0117 と同じ働きをするICのようです。
LS-551の方には【CX2601】と小型インダクタ、その他にもショットキーダイオードやコンデンサ(?)が実装されていますが、【CX2601】自体は同じモノで基本構成は同じとなっています。(インダクタンスが異なる可能性が有りますが…)
こ、これは…移植するしかないw
早速、解体…と行きたいのですが、待て待て!落ち着け!・・・(`・ω・´;)
バラす前にホントに移植可能か良く考える・・・ワケないw
取り敢えずテール電流を計測。
RC-7001 が 140mA で LS-551 が 170mA…
このままの回路で最大定格:75mAのLEDに対して使うのは無理…orz
【CX2601】のデータシートがネットに落ちていないかと漁ってみましたが見つからず…
多分、組み合わせるインダクタンスでIFが調整出来ると思いますが、現状のインダクタンスを基準値として知っておかないと、最悪の場合、涙目モードになりそうな予感…。(どうせ手持ちのインダクタを片っ端から試すのですがw)
ただ、インダクタンスを測るLメーターを持っていない…
さて、どうするか…
続く…