MAGLITE SOLITAIRE LED ? 【CL0117編:其の弐】

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MAGLITE SOLITAIRE

部品追加

面実装インダクタ

面実装タイプ小型インダクタ
面実装タイプ小型インダクタ
面実装タイプ小型インダクタ

マイクロインダクタやラジアルタイプのインダクタではサイズ的にチト厳しいので47uHの面実装タイプ小型インダクタをeBayで調達。

20個で$7.99(約¥800)は少々お値段が…
と、一瞬迷ったのですが、先々他のICを使ってサーキットボードを造る時にコイルを巻き直して使う事も考えてポチ。

単セルPCB

↑こんな感じで1AA・1AAA仕様のLEDフラッシュライトのPCBには、インダクタンスが異なりますが、必ずと言って良い程このタイプのインダクタが使われています。(もう一回り小さなサイズのインダクタが GENTOS の GTR-141T や PATORIO 6 に使われています)

今回試したインダクタの問題点はインダクタンスが47uHで有ること以外、その他の仕様が全く不明な点…(オイw)
これを解消するには、国内でも殻付きの面実装タイプの小型インダクタが手に入るので、殻割りして使う手がありますな…(“殻割り”なんて言葉、アスロンやセレロンを弄った時以来だw)

LED

3mm Flat TOP LED

前々回のφ3mm白色LEDは半減角が25°(公称値)と狭角で、折角のフォーカス機能がアレだったので、今回は砲弾型LEDでありながら半減角が120~140°(これも公称値)と広角な6000mcdの電球色LEDをeBayで調達しました。

価格は10個入りで$1.89(約¥190)…普通の3mm砲弾型に比べると倍近い値段です。

3mm Flat TOP LED

【Flat TOP】と商品説明に有ったのですが、ハット型LEDの様にLEDの先端部分がフラットになっています。(砲弾型と言うよりハット型LEDですな…)

3mm 砲弾型 白色LED
3mm Flat TOP 電球色LED

テスト点灯で前回使った白色LEDと光の拡散具合を比べて見ましたが半減角が拡がっています。

3mm Flat TOP LED

リードをカットして使いますが、同じ長さでカットすると極性が判りにくくなるのでアノード側をやや長めにカットします。

丸ピンソケット

丸ピンソケット
丸ピンソケット+LED

LEDのソケット兼、CL0117およびインダクタと繋ぐ為に、秋月電子で1本¥100で販売されている1列40ピンの丸ピンソケットを使います。使うのは2ピンだけなので、余ったピンを使う予定が無ければ最初から2ピンのソケット(¥20)を買うのもアリですが、加工に失敗する事を考えて多めに用意。 
+++
 

組立

MAGLITE SOLITAIRE LED化・部品一式

集めた部品を、例によって3D配線で組む…

3D配線・組立
3D配線・組立
3D配線・組立
3D配線・組立
3D配線・組立
3D配線・組立
点灯テスト

見た目はさておきコレでもちゃんと点灯するんですw

しかし…ちゃんと点灯してもオリジナルのユニットより5mm程長い…(;´Д`)

失敗

組み立てる前に各部品の寸法を測って『ギリギリ行けるんじゃネ?』と考えたのですが、思ったより配線スペースが必要でした。

これも完全に失敗ですな…orz
 
+++
 

『単セルでLEDは点灯するけど、実際にどれぐらい電流が流れているのか?』
と思い、CL0117と今回のインダクタの組み合わせで電流を計測してみました。

電流計測 @ CL0117+47uH

一応、今回使っているLEDの仕様は↓こんなんですが

  • Colour : warm white
  • Size (mm) : 3mm
  • Lens Colour : Water Clear
  • Peak Wave Length (nm) : 520~525
  • Forward Voltage (V) : 3.2 ~ 3.8
  • Reverse Current (uA) : <=30
  • Luminous Intensity Typ Iv (mcd) : Average in 6000
  • Life Rating : 100,000 Hours
  • Viewing Angle : 180 Degree
  • Absolute Maximum Ratings (Ta=25°C)
  • Max Power Dissipation : 80mw
  • Max Continuous Forward Current : 30mA
  • Max Peak Forward Current : 75mA
  • Reverse Voltage : 5~6V
  • Lead Soldering Temperature : 240°C (<5Sec)
  • Operating Temperature Range : -25°C ~ +85°C
  • Preservative Temperature Range : -30°C ~ +100°C

もし『Max Peak Forward Current : 75mA』が、PWM制御した場合の最大定格を指しているならば、一応セーフって事になるのですが『Pulse Forward Current』と表記されず『周波数条件』に関する記述も無いので、ヘタをすると豆球よりも光源の寿命が短くなるかもしれません。(Viewing Angle が180°になってるしw)

CL0117のデータシートにもPWMに関する情報が全く無いのですが、これはインダクタを変えながら周波数を測るしかないのかなぁ…(aitendoの販売ページには 動作周波数:500KHz の記述アリ)

他のインダクタやLEDにCREE XP-Gを使った場合の電流を測ってみましたが、画像が多いので続きはWEBで
 
 
さらに続く…
 

カテゴリー: DIY, LED, MAGLITE, フラッシュライト, 改造/修理, 電子回路 タグ: , , パーマリンク

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