EDCライトとしてポケットに入れて、約1年間毎日使っていたGENTOS GTR-141T。
無造作にポケットに入れて使っていた所為か、擦れて塗装がハゲて来ました。
塗装はこんな風でも機能的には全く問題無く、性能と使い勝手は購入時のままなので頑丈な製品です。(ガチで1メートルくらいの高さから道路に何度か落としましたが、何事もなく点灯し続けましたw)
が…、やはり国産単4(AAA)乾電池仕様ライトの宿命といいますか、『もう少し明るかったら…』とか『もう電池切れ…』など、実際は性能限界を感じる場面が多いのも事実。
それにGTR-141Tは樹脂製レンズなので細かい傷がいっぱい…orz
で、GTR-141Tの使用頻度を下げて温存する目的も兼ねて、次のEDCライトとして ThruNite T21 を購入しました。
CR123A(16340)仕様なので明るさやランタイムの不満は解消されたのですが…
パッケージ
安価な中華ライトの白箱ばかり見ていた所為か、ちゃんとしたパッケージは何だか新鮮に感じます。
付属品はスペアのOリングとスプリットリング、取説のみ。
サイズ
全長70mm、直径22mm。
ジーンズのポケットに入れていても気にならない大きさです。
キーホルダー替わりにするのは、好みにも依りますが少々無理がある大きさかも…
テール
スプリットリングを取り付けてもテールスタンドが可能な形状です。
ヘッド
ヘッドのサイズは1AAの ThruNite Neutron 1A とほぼ同じです。
浅いミラーリフで拡散系の配光ですが、HiやMaxの明るいモードならばスポット光もそれなりに有り、何より照射範囲が広いのが気に入りました。
小型のEDCライトに遠射性能を求めるなら、レッドレンザーのようなフォーカス調整機能を備えたライトにした方が、きっと幸せになれるでしょう…
LEDは CREE XM-L T6 のCW。光色は Neutron 1A と同じだと思います。
モードメモリー機能を備え、消灯時のモードで再点灯が可能です。
残念ながらヘッドとボディのジョイント部分は角ネジではありません…(´・ω・`)
電池
CR123A と 16340Li-ion充電池(RCR123)に対応していますが、チョイ太めの SOLARFORCE 16340 は使えませんでした。(無理に押し込めば入りそうですが、フィルムが破れそうです)
まとめ
CR123A×1のツイスト式ライトは色々なメーカーから出ていますが、サイズやデザイン、性能などを調べて最終的に ThruNite T21 となりました。
・NITECORE SENS CR はレンズが樹脂だったのでパス。(GTR-141Tの樹脂レンズに細かい傷が…)
・OLIGHT i1 EOS はクリップがビス止めなのでパス。(基本自分はクリップ付けない派)
・OLIGHT S10 Baton はかなり惹かれたケド、価格がアレなのでパス。
姉妹機(?)のXP-Gを積んだ ThruNite T20 か、T20の後継機で、XP-G2 の ThruNite Saber 1C か…随分迷ったのですが、ThruNiteの直販サイトで、日本で言う処の『新春特別セール』を開催しておりまして、T21が$30を切った価格で販売されているのを発見!…敢えなく陥落w
ただ、現行モデルはLEDエミッターが XM-L T6 から XM-L U2 にマイナーチェンジされた様で…シリアルナンバーから察するとマイナーチェンジ以前の製品をバーゲン価格で放出したんでしょうかね…(゚ー゚*)。oO
まあ、個人的にはXM-L T6でも全然OKです♪
※アカリセンターさんにて販売されている T21 は XM-L U2の現行モデルで良心的な価格ですが、うーん残念…現在入荷待ちですか…(ブログの記事は何かと参考にさせて頂いています♪)
GTR-141Tと比べるのもアレですが、やっぱり明るいです。
Max:350ルーメンを使う場面は限られそうですが、このサイズでこれだけ明るいライトは使っていて楽しいですし、何より安心感が違います。
今の処、アルカリ乾電池やNi-MH充電池を使ったライトでは、この明るさを実現出来る製品が無いので絶対的な明るさを求めるなら、必然的にリチウム系電池対応の製品になるのは誰もが認めるトコロかと思います。
流石にプッシュボタン式ほどイージーに操作が出来ませんが、ヘッドツイスト式でも全身ローレットと太さのお陰で操作はし易い方だと思います。(右手より左手の方が操作し易く感じるのは私だけ?)
コストカットの為に妥協された部分もありますが買って良かったと思っています。
+++
不満な点
・角ネジ
コスト的に厳しいのでしょうが、ポケットの中で勝手にONにならない様に多めにヘッドを緩めた際、ネジ部分にチカラが加わる事を想定すると、山ネジでは強度的に少々不安を感じます。ネジ精度が高くて“遊び”が少ないので大丈夫だと思いますが・・・。
・モード大杉
これは自分が多モードのツイスト式ライトを初めて使ってみた印象ですが、瞬間的にON(締める)/OFF(緩める)操作を繰り返してモード変更するタイプのツイスト式ってのは、使い勝手があまり良くないんですね・・・
何と言いますか、ON/OFF操作時に自分の意図しないモードに2段飛びくらいで変わってしまいます。
ツイストする際に発生するチャタリングが原因だと思いますが、特に右手で操作すると操作ミスし易く、左手でヘッドを押し出す感じで思い切って廻さないと上手くON/OFF出来ないのは・・・私がブッキーだから?(´・ω・`)
ヘッドツイスト式ならばシンプルにHi・Lowの2モード(有っても3モード)や感圧式のモード変更仕様のライトが良かったかもしれません。
・フリッカー
Newtron 1A ではどのモード(明るさ)でもフリッカーを確認できなかったので、このT21も大丈夫だろうと考えたのですが…デジカメを通してやっと確認できる程度なのですが、個人的に多用するHiモードでの発生が顕著なのが残念です。
やはりコストとの兼ね合いなのでしょうか・・・(´・ω・`)