OLIGHT O’Pen mini – Black / Bolt action Mini Ballpoint-pen

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OLIGHT OPen mini - Black / Bolt action Mini Ballpoint-pen review

発売開始から既に8ヶ月ほど経過していて今更感が満載なのですが、OLIGHT OPen mini の備忘録的レビューです。

OPen-mini は純粋なボールペンで OPen 2 / OPen Pro のようにライトやレーザーポインターは備えていません。(※レーザーポインターは OPen Proのみ)

doormanが購入した時にはブラック色のみでしたが、現在はオレンジ、ブルー、ODカラーの計4色が存在するようです。(※OD は SOLD OUT)

夏の軽装に合わせてガッツリ使い始める前、まだ綺麗な状態のウチに書きかけのレビューを仕上げておこうかなと…(汗)

モデル名の『Mini』は製品サイズをそのまま表していますが、先行リリースされている OPen 2 と同様に特殊なサイズのリフィル(替芯)を使用しています。

OPen-mini と OPen 2 のリフィル同士は、ピッタリ…ではないものの互換性があるのですが(※詳細後述)、どちらもボール径の種類がなく、自分好みの太さではないので将来的には日本製の油性ボールペン・リフィルを使えるようにするコンバーターを自作するつもりです。

自作するための寸法採りとか素材検討の備忘録…ではありますが、OPen-miniの使用感などをレポートしていきますので最後までお付き合いください♪

製品HP

OLIGHT Official SNS

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パッケージ

OLIGHT OPen mini / package
OLIGHT OPen mini / package
OLIGHT OPen mini / package
OLIGHT OPen mini / package size

パッケージデザインは、OLIGHT社の小型フラッシュライトと同じデザインで、パッケージサイズも同様です。

OLIGHT OPen mini / package
OLIGHT OPen mini / package

パッケージング方法も小型フラッシュライトと同じで樹脂トレイに本体がセットされています。

仕様・サイズ

OLIGHT OPen mini & OPen 2 / size

OPen-mini のサイズは…

・全長:93mm
・直径:9.8mm
・重量:12g

…となっていて OPen 2 と比較するとその差は歴然です。

OLIGHT OPen mini & mini size BP
OLIGHT OPen mini / size

所有しているミニ・ボールペンや一般的なボールペンとの比較です。

個人的にミニ・ボールペンの使用頻度が高いので、OPen-mini がリリースされた時に迷わず購入しました。

ミニ・ボールペンのウチ、中の2本は『ミニ』でありながらステンレスの無垢素材なのでそれなりに重いのですが、OPen-mini の12グラムは非常に軽く、身近なところでは単4形乾電池1本分と同じぐらいの重さです。

本体

OLIGHT OPen mini / body
OLIGHT OPen mini / body
OLIGHT OPen mini / body

ペン本体はアルミ素材で表面処理は電解着色です。

軸部分のスリットが印象的なデザインで、ブルーのリングがワンポイントカラーになっています。

前項のステンレス製BPは安全靴で踏んづけても曲がることなく普通に使えるほど頑丈ですが、OPen-mini はアルミ製ボディで肉厚も厚くはないので、過度な側面荷重を加えると本体が変形、もしくはジョイント部分が破損するかと思います。

ただ、普通に筆記具として使うのであればプラ製のボールペンよりも遙かに頑丈なのは間違いありません。

ボルトアクション

OLIGHT OPen mini / bolt action
OLIGHT OPen mini / bolt action

現行 OPen のボルトアクションは、レバーをペン先側に下げて【右】に倒すタイプになっています。

同じボルトアクションでも、レバーをペン先側に下げて【左】に倒すタイプもあるのですが、OPenの【右】に倒すタイプは、左利きの方にも扱いやすいかと思います。

右利きの自分は【左】へ倒すタイプのほうが扱いやすいと感じたのですが、それも『慣れ』次第でナンとかなりそうです(笑)

構造

OLIGHT OPen mini / body structure
OLIGHT OPen mini / joint
OLIGHT OPen mini / slide unit
OLIGHT OPen mini / grip unit

ボディは2分割。
リフィル交換の際には分割して交換します。

クリップを固定しているテールエンドパーツは、外せそうで外せませんでした…(^^;

ジョイント部分にはOリングを備えていますが、防水目的ではなくブルーリングの脱落防止として機能するようです。

リフィル

OLIGHT OPen mini / pen refill : RF-OL182X BK / size

OPen-mini のリフィルは、型番が RF-OL182X BK となっていて、実測した寸法は↑な感じです。(※コンマ数ミリ単位の測定誤差はご容赦ください)

OLIGHT pen refill : RF-OL182X BK & RF-OL1826 BK
OLIGHT pen refill : RF-OL182X BK & RF-OL1826 BK

OPen 2 の標準リフィル(上段:RF-OL1826 BK)との比較です。

太軸部分の直径以外は、両リフィルとも同じ寸法で OPen 2 と相互互換となっています。

ただ、OPen-mini、OPen 2 ともスプリングの内径が小さく、ペン内部でスプリングが縮んだまま戻らない事が起きたので、自分はゼブラのサラサ P-JJ3(サラサ・クリップじゃないサラサ)のスプリングと交換して使っています。

個体差なのかもしれませんが、OLIGHTさんには、スプリングの内径をもう少し大きいモノにしてくれる事を望みます。

OLIGHT OPen mini / refill / size
OLIGHT OPen mini / refill / size

パーカー互換(L=99mm)と呼ばれるリフィルと、前述のステンレス製ミニペンのリフィル比較です。

太軸部分の長さは違えど直径に関してはパーカー互換と同じです。ただ、細軸部分の長さが異なりますが、この程度の差であれば、タンク部全長の調整とスプリングの長さで寸法の違いを吸収できそうです。

コンバーターはパーカー互換の軸をカットして、4C規格のリフィルを差し込むのが一番手軽で現実的かな…と考えています。

他には、細軸部分の長さが20mmなのでゼブラのJF芯などC-300系をカットする、或いは太軸部分のみを利用する方法や、φ6mmの真鍮パイプをカットしてイチからコンバーターを自作する事を考えています…(゚ー゚*)。oO

下段2本のリフィルは、ステンレス製ミニ・ボールペンのリフィルですが、OPen-mini のリフィルより更に短く、4C系のリフィルがそのまま使えず、どうしたモノかと…。

一応、Aliexpress で同じモノが販売されているのですが、割高でボール径も選べないので、最終的にはS-7L系のリフィルを短く切って使う事になりそうです。

筆記

OLIGHT OPen mini / comparison

フラッシュライトは照らしてナンボ、筆記用具は書いてナンボ…かと思います。

個人的に使用頻度の高いボールペンを集めましたが、OPen-mini、OPen 2 の他は…

 ・PILOT 2+1 EVOLT(アクロインキ 0.7)
 ・ZEBRA SARASA 0.5(JF-0.5芯)
 ・ノーブランドBP(PARKER互換リフィル 1.0)

…の3本になります。(インク色はどれもブラック)

OLIGHT OPen mini / writeing

OPen-mini は、筆圧を掛けずとも掠れることなく筆記が可能で、PILOT EVOLT(アクロインキ) ほど滑らかではありませんがサラサラと気持ち良く書けます。逆にヌルヌルな筆記感が苦手な方にとっては、OPen-mini のほうが丁度良い抵抗感…と感じられるかもしれません。

OPen 2 はゲルインク(恐らく顔料系)なので気温や季節を問わずサラサラの筆記感ですが、OPen-mini、OPen 2 ともにメモ帳に画数の多い小さな漢字を書くのは少々辛いモノがあります。

中国製ノーブランドのPARKER互換の筆記感はかなり残念な感じで、気温が高いこの季節でも擦れ…というか、線の中央、紙面とボールチップが接触する部分のインクが少なく二重線のようになってしまいます。

それに比べると OPen-mini のインクはかなり優秀で、余程の拘りがない限り充分満足できる筆記性能かと思います。

低温下での筆記感がどうなるかが気になるところですが、その場合は OPen 2 のリフィルと交換して使用するのもアリかと思います。

カスタマイズ

OLIGHT OPen mini / customize
OLIGHT OPen mini / customize
OLIGHT OPen mini / customize
OLIGHT OPen mini / customize

カスタマイズ…と呼ぶには少々大袈裟かもしれませんが、海外のOLIGHTファンが顔帳に投稿していたネタを丸パクさせて頂きました…(^^;

リフィルに蓄光テープを貼り付けておくと、照明を落とした後でも OPen-mini に刻まれたスリットから光が漏れてペンの位置がスグ判る…という小ネタです。

UVレジンに蓄光パウダーを添加して硬化する、もしくは透明ラッカー等に蓄光パウダーを混ぜて塗る方法もありますが、前者の場合は硬化時に高熱を発しインクに悪影響を及ぼす可能性があるのでお薦めはしません。後者の方法はボールチップに塗料が付着すると、最悪の場合リフィルそのものが使用不可となるので慎重に作業を進めてください。

まとめ

夏場の軽装はポケットの数が少ないので、EDCガジェットも小振りで軽量なものをチョイスするようになります。

前年までは、予備の筆記具としてステンレスのミニペンを持ち歩いていましたが、今夏からは軽量のOPen-miniをキャリーします。

OLIGHT OPen mini / 2022 summer EDC

ただ、軽量ゆえに落としても気付かない…って事もあるので、タクティカルコード(直径:2mmほどの3芯のパラコード)やバンジーコードを着けてEDCしようと思います。

OPen-mini は、現在でもOLIGHT公式ストアでオレンジとブルーが購入可能です。

注文時、一緒にリフィルをカートに放り込んでおくと無料で入手できるようなので(※一人一回のみ)、興味があれば早めにポチする事をお薦めします。

カテゴリー: EDC, OLIGHT, 文房具 タグ: , , パーマリンク

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