
TrustFire製のウェポンライトが複数存在する事は、大陸通販や Aliexpress などを通じて知っていました。
今回ご紹介する TrustFire GM21 は、O社の製品と仕様が良く似ており、デザインがカッコ良くてスイッチ操作の仕様が自分好み(※後述)だったので、将来、電ガンBOYSの Hi-CAPA 4.3 を購入した時の備えとして確保…(^^;
CREEXP-L Hi 搭載で充電式、GLOCK/ピカティニー規格両対応、マウントレールへの脱着もレバーでワンタッチに行える、至れり尽くせりなウェポンライトですが、それなのに価格が抑えめに設定されております。
果たしてその実態はいかに?・・・と、いう事で、GM21をじっくりと見ていきたいと思います。
製品HP
- TrustFire Flashlights – trustfire.com
- TrustFire GM21 Pistol Light – trustfire.com
- TrustFire GM21 / ウェポンライト CREE XP-L HI – amazon.co.jp
TrustFire Official SNS
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- OLIGHT PL-mini VALKYRIE / CREE XP-L Hi (CW) – roomX.jp
パッケージ


紙製の化粧箱ですがビニールでシュリンク包装されています。



パッケージ裏面と側面に仕様、対応表が記載されています。





内容物は GM21本体、USBケーブル、英日中文マニュアル、保証書で小袋にはT5/T6レンチとピカティニー規格レール用のブリッジが入っています。
※出荷時にはGLOCK用のブリッジがGM21に装着されています。
仕様




英日中の3ヶ国語で記述されていますが、英語がメインです。
互換リストも記載されていますが、ホビー用途となるとレプリカ精度・再現度合いによっては上手く装着できないかもしれません。
サイズ







PL-miniと比較していますが、サイズ的にほとんど変わらず非常にコンパクトに出来ています。
ボディ








カッチリとしたデザインでソリッド感に溢れたウエポンライトです。
製品の性格上、当然かとは思いますが、余計な装飾がなく無骨な感じが Good です。


側面にはインジケーターと充電用ポート(micro-USB)が配置されています。
ヘッド



Cree XP-L Hi に OPリフの組み合わせ。
リフレクターのサイズに限界があるので XP-L Hi を採用していてもピンスポット配光にはなりません。
スイッチ



スイッチは後方の左右に配置されています。
左右のスイッチとも側面から水平方向に押すように操作しますが、操作時のレスポンスは良好です。
スイッチ間のクリアランスが実測で約17.5mmですが、マウントする銃によってはトリガーガードの幅が広いとスイッチを押した時に干渉して上手く操作できない可能性があるので要注意です。
PL-miniはこうしたケースを想定してスイッチを押し下げる仕様だったと思われますが、個人的には GM21 のように水平方向に押すタイプの方が、人差し指でも操作できるので好みです。
充電




充電は付属のUSBケーブルを使ってPSやモバイルバッテリーとGM21を繋いで充電を行います。


ソース電源側が給電可能状態であれば接続すると直ちに充電が開始されます。
充電中はインジケーターが【赤】、充電完了時には【緑】で点灯し、充電完了後にケーブルを外せばスグに再使用できます。
マウント








前述の通り対応マウントは、GLOCK とピカティニー(Mil-std-1913)に対応しています。
装着は、GM21をレールに合わせてレバーを倒すだけなので簡単です。
GLOCKは持っていないのでマウントの可否は確認できませんでしたが、幾つかのピカティニー互換レールで試したところ、ELEMENT製 Hi-CAPA 5.1用のマウントには装着出来ませんでした。それと G&P M870 レシーバーレールに装着する際にはかなりキツかったです。
ただ、5種類ほど手持ちのノーブランドの20mmレールに合わせてみたところ、不思議な事に全て問題なく装着できたので、ELEMENT製は樹脂素材で寸法(幅)が微妙に大きく、G&P製もやや幅広にできているのが原因かと思います。
操作


基本操作は短くワンクリックで常時点灯、0.7秒以上の長押しで間欠点灯モードになります。
点灯操作は、左右片側でも両側同時でも同じ動作となります。
常時点灯時は、左右どちらか片側のスイッチをワンクリックすると【OFF】になります。
TrustFire GM21 / CREE XP-L Hi (CW) – Mini Weapon Light : review – YouTube
照射
水平照射

配光/光色
LED電球


TrustFire GM21


OLIGHT PL-mini


屋外照射
白昼/軸線(立木まで67m)

TrustFire GM21

OLIGHT PL-mini

光色は、Cool-White そのものという感じで確実に 6500K 以上の色温度です。
PL-miniと似たようなリフレクター仕様ですが、GM21 の方がスポット光が大きくなっています。
スポット光が小さくピンスポットであればあるほどターゲットを狙いやすいとは思いますが、ハンドガンと組み合わせて近距離照射がメインとなるのであれば、ある程度の広範囲を照射できた方が良いような気もします。
実際、屋外照射画像を見比べてみるとターゲットと離れてしまうとあまり関係ないかな…とも。
とことんリアルを追求するならピンスポット…って事になるのでしょうか?
まとめ
如何でしょう?
個人的にはコストパフォーマンスがかなり高く、ホビー用途のドレスアップパーツとしてお買い得感は高いと思います。
デザインがシンプルなので、昨今のコンパクトガンと合わせても違和感がありませんし、操作性も照射能力も満足できました。
まだ分解はしていませんが、各部がビス止めで組み立てられているので、電池寿命が来てもナンとかなるかなと…(^^;
気になった点は3つ…
マウント部分が実銃に合わせてキッチリ造られているからだと思いますが、ホビー用途となると汎用性に一抹の不安が残ります。GM21の場合は、更に廉価な製品みたく貫通ボルトで締め込み具合を調整できないので、もう少し余裕があると良いかと思います。
後は可倒式レバーの部分だけアルミ鋳物っぽいのですが、この部分の塗装がハゲやすいようです。性能とは無関係な部分ですが少し気になりました。
USBポートのカバーが無いのですが、フィールドで遊ぶとなると防塵的にカバーが欲しいところです。
それでもO社製の半額近い価格ってのは購入しやすく、手軽なドレスアップパーツとして魅力的な存在だと思います。