前回のX9R本体レビューに続いて、X9Rのビームショットをお届けします。
最大:25,000ルーメンの出力となるので、いつもの70mレンジでの照射に加えて、少し遠征して380mレンジでの撮影もしてきました。
X9R、X7R、X7 の多灯3機種と、比較用リファレンスとして単眼のM2Tのビームショット画像を並べています。
ナニはともあれ、百聞は一見にしかず・・・見て頂くのが一番だと思います。
それでは Let’s show time ! (゚∀゚)
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水平照射
380m
OLIGHT X9R
OLIGHT X7R
OLIGHT X7
OLIGHT M2T
OLIGHT X9R + X7R
OLIGHT X7R + X7
380m MAX比較
X9R / X7R / X7 / M2T MAX比較
MAX比較 – ZOOM
X9R は Cree XHP70 のバージョンアップ版である XHP70.2 を搭載しています。
低出力時には少し黄色味が強い感じがしますか、光色自体は自然な白色光で演色性も良い感じです。
ちなみに道端の雑草がブレていますが、ピントがずれているワケではなく、台風の影響で風が強く被写体ブレを起こしているのです。(^^;
数値上の出力は単純にX7Rの2倍チョイなのですが、実際にX7Rと照射比較してみると倍以上に明るく感じますし、拡散系でありながらX9Rだけで380m先まで照射できるのは、やはり25,000ルーメンのなせる技かと思います。
路面だけでなく空間そのものが白っぽくなっていますが、それだけ拡散配光である事の証しかと思います。
興味本位で X9R + X7R、X7R + X7 を同時点灯してみましたが、37,000ルーメン(X9R+X7Rの場合)となると近距離エリアの白飛びが凄まじいことになりました。
今回は拡散系の製品を組み合わせているので近距離エリアの照度はアップしていますが、拡散系同士の組み合わせなので飛距離は限定的となっています。
それでも、小口径のリフレクターを搭載しているので集光効果も確認でき、明るさがアップしたことで380m先の土手も少しだけ明るく照らせています(※トリミング画像参照)
X7R+X7 の両最大出力で21,000ルーメン、LEDもX9Rと同じく6灯としてもX9Rほどの照射能力はありません。
光源となるLEDが密集していれば、それだけ光束が収束され効率良く前面に光を放出できるので当然の結果ではあるのですが、例え合わせ技で疑似高ルーメン化したとしても光源がバラバラでは、その効果は限定的・・・というのがハッキリしたと思います。
70m
OLIGHT X9R
OLIGHT X7R
OLIGHT X7
OLIGHT M2T
いつもの70mレンジですが、酷暑の影響で地面が乾燥していて、いつもと同じカメラ設定だと25,000ルーメンでの白飛びが激し過ぎたので、今回はカメラ設定を変えていつもよりシャッタースピードを早くして撮影しています。
肉眼では画像のように激しく白飛びはしておらず、中心光・周辺光との明暗差も小さく端々も万遍なく照らせているのですが、25,000ルーメンともなると画像で正確に再現するのは非常に難しいです。(単にこのカメラが限界なのかも・・・(^^;)
フォトショップなどでレタッチすれば、より肉眼で見た時の状況を再現できるのですが、全画像をレタッチするとなるとメチャクチャ時間が掛かるので・・・(´Д` )
シャッタースピードを早くしてもX9Rの最大レベルの25,000ルーメンでは、白飛び範囲は60m先ぐらいまで伸びていています。
X9R の Level 7(12,800Lm) と X7R の Turbo-S (12,000Lm)のルーメン差は800ルーメンですが、同じレベルの明るさでも光源数による配光の違いが出ていて多灯効果が表れています。
また、撮影アングルはすべて同じですが、周辺光の境界が写っているのはM2Tだけで、他の3機種が如何に拡散配光かが良く判ります。
まとめ
なんか、やっぱりスゴいです・・・(^^;
明るいだけにMAX点灯時の発熱や電力消費も激しいのですが、例え3分間しか25,000ルーメンで照らせないとしても、圧倒的な光量が必要となる状況に於いては X9R の大出力を頼もしく感じるハズです。
気になった点としては、最近の爆光製品(飛び系、拡散系に関わらず)に装備されている三脚穴が無い点です。
スリング(ショルダーベルト)が付属していますが、X9Rを固定光源として使いたい場合には一工夫必要となります。
ボディサイズの関係で三脚穴を設ける位置が限定される(スイッチの反対側)とは思いますが、後付けの三脚用アダプターでもあれば活用範囲が更に拡がると思います。(X9Rの重量を考えると1/4インチネジでは少々心許ないので、W3/8インチ規格が必要かも・・・(゚ー゚*)。oO
前述のとおり価格的にもヘビー級のX9Rですが、安全・確実に運搬、そして直感的かつ簡単に使用できる大光量ライト(照明)と考えれば無茶苦茶な価格でもないかな・・・と思うdoormanであります。
こんにちは。コメント失礼致します。
質問があるのですが、今回レビューされているX9Rのように、取っ手の太い懐中電灯はどのように三脚に固定されているのでしょうか?
私も三脚にライトを取り付けて作業をしたいなと考えたこともあり、三脚への固定方法に興味があります。
宜しくお願い致します。
ご覧いただきありがとうございます。
撮影時には、自作のマウンターを使っています。
詳細はTwitterのほうに画像付きでアップいたしましたので、よろしければご覧ください。
ちなみに三脚とのジョイントは、簡易版で使っているアルミ製のW1/4+W3/8市販アダプターでも良いですし、ホムセンで売っている高ナット(長ナット)でもOKかと思います。
試作品をそのまま1号機として使っている体たらくですが、2号機はもう少し見栄えよくしたいと考えています。(^^;