LUMINTOP TOOL Ti / Nichia 219B – PART 2

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LUMINTOP TOOL Ti : flashlight review

前回のレビューで引っ張り出してきた LUMINTOP TOOL Ti / Nichia 219B ですが、どうも調子がおかしい…(ーー;)

症状

点灯中にリアを締め込んでいくと『フッ…』と消灯したりチラツキが発生する事が判明・・・(´Д` )

経験上、こういう症状は基盤の接触不良(もしくは破損)が原因で発生するので基盤廻りを調整してやると簡単に直るのですが、この TOOL Ti はヘッド部分が接着されていて基盤部分を直接検査・調整できないというプレイ…orz

LUMINTOP TOOL Ti

それでもヘッドを外さないとどうしようもないので、ドライヤーで加熱してから例によって自転車の古チューブで造ったベルトレンチ(?)を使って『オリャッ!』と、ファイト一発!(゚∀゚)

LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti

・・・なんとかヘッドを外して基盤にアクセスすることができました。

接点クリーニング

LUMINTOP TOOL Ti

うーん、接着剤がボディ側の接点部分にまでこびり付いててなんだか汚い…(ーー;)

LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti

基盤部分やボディ側の接点をクリーニング、ついでにハンダが盛り上がっている部分を削ってGNDの接点が均一になるようにしました。

後は接点復活剤(CRC 2-26)を塗布してグリスアップしてヘッドを取り付け。
無事に動作の不安定さが解消され、オマケに1.2VのNi-MH電池を使った時の照度もアップしました。

前々から『ちょっと暗い気がするなぁ・・・』とは思っていたのですが、新品のアルカリ電池(1.7V)よりNi-MHは電圧が低いのでこんなモンなのかなぁ…と諦めていました。

どうやらGNDの接点不良が原因で電流がうまく流れず TOOL Ti 本来のパフォーマンスを発揮しきれていなかったようです。

また、電池装填から再点灯可能な状態になるまで1時間・・・というのも接触不良により正常に通電していなかったのが原因だったみたいです。

LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti

盛り上がったハンダを削ったらボディと真鍮部分に出来ていた隙間もなくなってスッキリしました。

あと、今まで気付かなかったのですが自分の TOOL Ti のスイッチは衝撃に弱いみたいで、修理中に十数センチの高さから落としたら消灯してしまいました。

気になったので高さ20cmくらいから何度か落下テストをしましたが、必ず消灯するわけではなく消灯した際には再度【ON】にすれば何事も無かったように再点灯します。

TOOLTi は半電子式という感じの特殊なスイッチを採用していますが、特殊さゆえの弱点…とも言えるかと思います。デメリットばかりでなくメリットもあるのですが、衝撃が加わるとスイッチが【OFF】になってしまうのはEDCライトとして微妙な感じです。(※当然、個体差の可能性アリ

+++

LUMINTOP TOOL Ti

CPFで知ったのですが、ThruNite Ti5T のクリップは TOOL Ti にも取り付け可能みたいです。(※Ti4Tは互換性ナシ)

LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti

TOOL Ti に標準付属のクリップは TOOL AAA と同じハメ込み式なのですが製品価格の割りにクリップがチープだなぁ・・・と思っていたので、早速試してみたところピッタリと嵌りました。

LUMINTOP TOOL Ti
LUMINTOP TOOL Ti

TOOL Ti はキーライトを謳う割りにストラップホールの直径が小さくて使い勝手がイマイチなのですが、IYP365と同じデザインのクリップで↑のようなリアキャップで締め付ける形態になればキーリングも付けやすく、もしかしたら TOOL Ti の出荷本数が5割くらいアップする・・・かもしれません。(オイw)

いや、しかしオプションでも構わないので普通のクリックスイッチを組み込んだリアキャップと改良型のクリップをリクエストしたいです。。。

カテゴリー: DIY, EDC, LUMINTOP, フラッシュライト, 改造/修理 タグ: , , , パーマリンク

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