Paracord Knot (4) / Conquistador Braid

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Conquistador Braid

前回自作したパラコード・ニードルを使って、Conquistador Braid でブレスレットを編んでみました。(コレを編む為にニードルを自作したようなモンです)

Conquistador Braid(コンキスタドール・ブレイド)、直訳すると《征服者編み》って事になるのですが
『コンキスタドール・ブレイドォォォ!ヽ(`Д´)ノ 』って叫びながら繰り出されそうな必殺技の名前みたいだと思ったのは私だけでしょうか?

Paracord needle

上の画像が今回使った道具と材料(5/8インチバックル&コード4m)ですが、実際の編み方は、私が説明するより前回も参考にさせて戴いた↓コチラのサイトの連続写真を見た方が判り易いし参考になると思います。(ちなみにパラコードの色はシルバーなのですが実際は青みがかったグレー)
 
Conquistador paracord bracelet (Paracord Guild)

補足

必要コード長

Paracord Conquistador Braid

バックルのサイズ(かん幅)によって編み始めの巻数が限られ、巻数に伴って編み目の列数が決まりベルトの幅も変わってきます。(当然必要なパラコードの長さも変わって来ます)

※1インチ ≒ 25.4mm
※出来寸全長:20cm(バックル含む)の場合

3/8インチ(かん幅:約10mm)

・2巻/4列:必要コード長さ:約2.7m
 

5/8インチ(かん幅:約16mm)

・3巻/6列:必要コード長さ:約3.5m
 

5/8インチ(かん幅:約16mm)

・4巻/8列:必要コード長さ:約4.5m

同じ長さのベルトを編む場合、使用するコードが細ければ細いほど長いコードが必要になり、編み目も増えて時間もかかります。

使用者の手首廻りに併せてブレスレットの全長を決めるワケですが、上記の必要コード長さは中国製の安価なポリエステル製パラコード(少し細い4.0~4.5mm)を使って編んだ場合に必要となるコード長さの目安です。

編む際のチカラ加減や、ちゃんとした(?)パラコードを使って編む事で、十数センチ単位で必要な長さが変わって来ますが、最後に余る事を覚悟して長目にコードを準備した方が吉。

Paracord Conquistador Braid

今回は最後に50cmほどコードが余ってしまいました。

Paracord Conquistador Braid

↑の失敗例は100均のφ3mm、長さ3mのコードを使い8列で編み始めたのですが、最後の3cm分が足りなくて・・・(´Д` )

教訓:余ればカットすれば良いが、足りないのはどうしようも無い

デザイン

Paracord Conquistador Braid
Paracord Conquistador Braid

ベルトの表と裏でエッジ部分の見え方が違うので、今回のようにカーブの付いたバックルを使う場合は、最初にバックルにコードを通す時点でバックルの表裏に注意する必要があります。

先の参考サイトでは、3巻/6列、ベルト両サイドのエッジ部分が《ステッチ無し》に見えるように編んでいます。

ちなみに2巻とか3巻と言うのは、最初にバックルのベルト通しフレーム部分に完全にコードを巻き付ける回数で、この回数と同じだけループをこさえる事になり、往復するので列数は巻数の2倍になります。

Paracord Conquistador Braid
Paracord Conquistador Braid
Paracord Conquistador Braid

※スタート側の端部を引き込む関係でコードが半周するので表と裏では1回多く巻いたよう違って見えます。

Paracord Conquistador Braid

デザイン(巻き数など)は個人の好みで編み分ければ良いのですが、一番幅の広い4巻/8列は《ステッチ無し》で2巻/4列や3巻/6列ならば《ステッチ有り》の方がデザイン的にまとまって見える気がします。(柄コードの所為か?)

まとめ

パラコードでブレスレットを編むとコブラ・ステッチの…

『イザと云う時には解いて・・・』

…的なサバイバルブレスレットを思い浮かべてしまいますが、今回の Conquistador Braid は解くにしても編む時と同じくらいの時間が掛かるので、どちらかと言えば《ファッション性重視》の編み方だと思います。

ポピュラーなコブラ・ステッチでも解くにはそれなりに時間が掛かりますし、緊急にロープが必要になる状況に自分の身を置く事も無いと思うので『一手間かけて編んだ』感の有るこちらの方が個人的に好きです。

ちなみにコードの端を引っ張るだけでバラバラと解けていくレスキューベルトの編み方は↓コチラになります。

How to make a paracord belt(Paracord Guild)

この編み方なら100FTのコードをそのまま使って編み始める事が可能ですが、実際にやってみると編み目が揃わずベルト全体が斜めになり易いので綺麗に編み上げるにはコツが必要そうです。

次は『コンキスタドール・ブレイドォォォ!ヽ(`Д´)ノ 』で時計バンドを編んでみようと思います。
 
 

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