レザーマンのサイドキックの購入がキッカケでマルチツールに目覚めたワケでは無いのですが・・・
持っていたハズのビクトリノックスが幾ら捜しても見つからず、結局買い直してしまいました。
多分、引っ越しを繰り返している間に何処かに紛れ込んでしまったんだと思うのですが、無くしたのが赤い樹脂ハンドルのクラシックだったので今回はアルミハンドルのALを選んでみました。
パッケージ
レザーマンと比べると上品というか演出が上手いというか・・・
パッケージングからしてヨーロピア~んな雰囲気を醸し出しており、所有欲を刺激してくれます。
ツール
小型ナイフ、ハサミ、爪ヤスリ、マイナスドライバーがコンパクトなボディに納められています。
各ツールにネイルマーク(爪先を引っ掛ける窪み)が有るので取り出しやすく、完全に出すと簡易ロックが掛かります。あくまで簡易ロックなので畳む方向にチカラを加えると簡単に収納できますが、持ち方に気を付けないと怪我をします。
刃渡りは約35mm。
銃刀法の規制対象外ですが、やはりナイフですし、切れ味は抜群なので取扱いには注意する必要があります。(小さいですがレザーマンより切れるような気がします…)
ハサミ
最近、パラコードで色々編むのがプチ・マイブームなのですが、端部(特に芯糸)をカットする時には殆どこのハサミを使っています。
小型のハサミですが、板バネが付いているので使い易く、髪の毛1本を刃先でもカットする精度が有るので、裁縫に使う糸切りハサミでないと切り辛いパラコードの芯糸のカットも難なくこなしてくれます。
実はレザーマンの Style CS と、このクラシック・・・どちらにしようかと迷いました。
が・・・小さくて使いづらいとの評価も有るのですが、紛失したクラッシックのハサミの切れ味が良かった事を思い出したのと、価格なりとは言えサイドキックの仕上げを鑑みて、今回はビクトリノックスを選択しました。
携帯性
これはもう、言わずもがな・・・
ビクトリノックスのミニシリーズにカテゴライズされているだけに、小型でキーホルダーに付けても違和感がありません。
厚みも実測で6mm弱、脱着し易い様に小型のスナップを付けてみましたが、それでも鍵より極端に長くならないので雑にポケットに入れても納まりが良いです。
感心したのはキーリングの品質。
安っぽい針金のスプリットリングでは無く、小さなリングですが平打ちのリングが使われています。
細部に渡って妥協しない老舗メーカーとしての意地(?)を感じますし、こういう姿勢がそのままメーカーに対する信頼に繋がっているんでしょうね・・・
まとめ
赤い樹脂ハンドルのSDをリピートするか、このアルミハンドルのALか迷ったのですが、鍵束に付けると傷だらけになるので耐久性の高そうなALの方を選びました。
単なるツールのハズですが、工芸品に近いモノを全てのビクトリノックス製品に感じます。
なので傷が付いてしまうのは少々忍び無いのですが、使ってこそのツールなので耐久性が高いに越した事はナイかなと・・・
あ、コレクターを否定する気は毛頭無いのでその辺りは誤解無きよう…(^^;
『これはツールだ!道具なんだ!』…と自分に言い聞かせていないと自分もソチラの領域に逝ってしまいそうで恐いのデスw
無くしたSDはハンドル部に傷が付くのを避ける為に単独で使っていたのも紛失した一因ですし…
ハンドルの材質やカラーに関係無く各ツールの出来栄えは変わらないので、どのクラシックシリーズを選んでもきっと後悔はしないと思います。
うーん・・・でもやっぱりオーソドックスな赤ハンドルもイイなぁ・・・
もう少しハサミが大きいともっと使い易いし、それにプラスドライバーも有ると色々と便利なんだよなぁ・・・