MAGLITE SOLITAIRE LED ?

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MAGLITE SOLITAIRE LED化計画

マグライト・ソリテール(マグソリ)のLEDバージョンのレビューじゃありません。(ググって来られた方、ゴメンなさい)

MAGLITE SOLITAIRE LED化計画

なんちゃってマグソリ・LEDというか…
キセノン球のマグソリをLED化したというか…

正規日本代理店扱いのマグソリLEDがAmazon辺りで扱われるようになってからでも遅くはないかなと…

しかもお手軽に(?)ボタン電池を4個直列にして電圧を確保。150Ωの抵抗をかませて逃げてしまいました。(逃げちゃダメだ…)

材料

  • 豆球マグソリ x1
  • ボタン電池(LR41=1.55v)x4
  • 抵抗:150Ω x1
  • ゼブラ:サラサ0.5mm x1
  • 真鍮製割ピンx1
  • M4ビスx1(割ピンが無い場合は2本必要)
  • φ3mm 白色LED x1(Vf=3.2~3.4V)
ボタン電池:LR41

ボタン電池は取り敢えずGENTOSのSK-10Gのボタン電池を転用。

抵抗は例の抵抗パックの内の1本。もちろんカーボン被膜抵抗でもOK。

ZEBRA SARASA 0.5mm
ZEBRA SARASA 0.5mm
ZEBRA SARASA 0.5mm

ゼブラのサラサは個人的に気に入ってるジェルインクのボールペンなのですが、外径寸法が単4電池に近いので1本犠牲になってもらいました。

今回使ったのは0.5mmのサラサですが、0.4mmのサラサは替芯の中空部分の寸法が微妙に小さく使えませんでした。(替芯:JF-0.5、0.7、1.0を使うサラサなら問題無いと思います)

今回使ったサラサは【赤】ですが、これはナゼか【赤】だけがカゼを惹きやすく、まだインクが残っているにも関わらず使用不能になったからで(替芯を使えばまだ使えますが…)特に色は重要ではありません。

【赤】だけ顔料成分が違うのでしょうかねぇ?
油断してるとスグに使用不能になってしまいます。

真鍮製割ピン
真鍮製割ピン
真鍮製割ピン

真鍮製の割ピンは近所のホムセンにて購入(確か¥150くらい)
M4のビスは道具箱に転がっていたナベ頭のL=15mmを約6mmにカットして使用。(皿頭は不可)

加工

ZEBRA SARASA 0.5mm
ボタン電池:LR41×4
加工
加工

先ずはサラサの本体(シェル)を分解し、ノック側にボタン電池をセット。
この時ボタン電池の【+】側(フラット面)を下にする事。

電池4個分の長さに合わせて余計な部分をカットし、ペンクリップの突起部分も削り落とします。

単4電池

次にノック側から単4電池の長さ(約44mm)に合わせてペン先側をカット

各部の寸法関係

芯の中空部分に電流制限用の150Ωの抵抗を組み込むので、各部の寸法関係は↑の様になりますが、実際の芯の長さは、割ピンとビス頭の厚み分だけ短くする必要があります。(要はトータルの長さを単4電池に合わせる)

ちなみに抵抗値は電源(電池)電圧が 1.55v×4=6.2v で Vf=3.2v のLEDに 20mAを流すとすれば R=(6.2-3.2)/0.02=150Ω となります。
Vf=3.2v は販売サイト(eBay)の商品説明に記載された一番低い値を基準に考えました。

LR41を3個直列(1.55v×3=4.65v)にして同じ電流を流すとなると、必要な抵抗値は 72.5Ωになります。
当然、切断寸法が変わるのでペン先側が電池1個分の厚みだけ長くなります。

抵抗ユニット
抵抗ユニット
抵抗ユニット

真鍮ピンに抵抗をハンダ付けし、芯の中空部分にセット。

余ったリードはカットしないで、もう片方にM4のビスを押し込んで固定すると抵抗ユニットが完成。
この抵抗ユニットを先の電池ケース(?)と合わせて単4電池の代わりにマグソリにセットして使用します。

このユニットは、使用するLEDのVfや電流値に応じて抵抗だけを交換すれば良いので使い廻しが効くのがポイントです。

抵抗両端

上の画像は割ピンを使わず、抵抗両端のリードを曲げてM4ビスで固定した場合のモノです。

LED

結構面倒なのがLEDの加工でして・・・

φ3mm LED 比較
LED加工
LED加工
LED加工

キセノン球とLEDではリード線の長さと間隔が異なるのでLEDのリードをカットして曲げて(狭めて)既存のユニットに納まる様に加工する必要があります。

また、φ3mmのLEDでもリブ(?)まで含めると純正のキセノン球より直径が大きく、そのままでは先端の樹脂リングがセット出来ず、リフ内にLEDが納まらないのでLEDのリブを削り落とす必要があります。

この加工はヤスリよりカッターナイフで少しづつリブを切り落とした方が簡単でした。(刃の方向やチカラ加減を誤ると流血しますが…)

MAGLITE SOLITAIRE LED?

全て上手く行けば(笑)電球マグソリがLEDの青白い光を放つ事になるでしょう…

まとめ

明るさは…オリジナルとそんなに変わらないような・・・(むしろ暗い気がするw)

多分、実際のVfは3.2vより高くて150Ωの抵抗では大きすぎるんでしょうな・・・

MAGLITE SOLITAIRE LED?

後、今回使ったLEDの半減角が約25°と、電球に比べて狭いのでMAGLITEのウリの一つでもあるフォーカス機能が効かなくなります。それにボタン電池を交換するのも面倒だし、なにより単4電池1本で使えないと MAGLITE SOLITAIRE でなければならない理由が無いような・・・

うーん・・・光源の耐久性以外はLED化した意味があまり無いですな・・・(´・ω・`)

やっぱり電池直列で逃げてLED化するってのも何だかなぁ・・・(そう、逃げちゃダメだ・・・)
 

カテゴリー: DIY, EDC, LED, MAGLITE, フラッシュライト, 改造/修理 タグ: , , , , パーマリンク

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