今までLEDと既製品基板(PCB)をハンダで繋ぐ程度なら逆ピンセット+肉眼で何とかなったのですが、既に3個のPCBをジャンクにしてしまったり、前回の様に表面実装チップを使ってPCBモドキを自作したりと、細かい作業をするのに今の状態では不便&限界を感じたので工具を追加しました。
それと、少々気合いを入れて電気回路(多分、LED関連がメイン)の勉強をし、出来れば単三・単四1セル仕様のPCBを自作したいなと…(゚ー゚*)。oO
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HAKKO こて台 No.606
HAKKO(白光)ブランドのペンシルタイプ用はんだごてのコテ台です。
老眼(笑)とは無関係ですが、自作のコテ台(木材の切れ端に曲げた針金を付けたモノ)から何度もハンダゴテ(FX-600)が転げ落ちて恐い(熱い)思いをした事もあり、大事に至る前に購入しました。
パッケージ
分解・組立式なのでコンパクトな箱に納まっていました。
ベース部分
鉄板を打ち抜いて曲げただけの簡単な造りですが、それなりに鉄板の厚みもあり(実測で約1.6mm)剛性に問題は無いと思います。
コテ先ホルダー部分
クラリネット型(?)のホルダー部分は角度が15~45°の範囲で調整可能になっています。
可動部
ベースとは2本のビスでジョイント。
ナットが付属していないので自分で追加しましたが、ちゃんと組み立てればM4ナットは不要でした。(後述)
スポンジケース
コテ先クリーニング用のスポンジはNo.602-029が最初から1枚付属。(筆記体のロゴがオサレ…?)
取扱説明書
簡単な取扱説明書が1枚付属。
よく見るとホルダー部分を挟み込むのではなく、単純に側面に取付けるだけ・・・自分の組立方が間違ってました
(M4ナットが付属していない理由が判明…orz)
他にもFX-600に対応するコテ台は No.633-01 や No.633-02 がありますが、No.606にしたのは一番安かったし、バラせばコンパクトに収納出来そうだし、プレート部分にピンセットなどの小物がまとめて置けそうだったので…(FS-100は100均の強力マグネットで吸着)
実際にFX-600を使う時にはこんな感じになります。
特にグラついたりはしないのですが、見た目には少々バランスが悪いかも…(´・ω・`)
TRUSCO スタンドルーペ TL-CS65
実はずっと前から欲しい道具の一つだったのですが『 中華通販で買うのもなぁ… 』と二の足を踏んでいました。
が・・・、久しぶりにAmazonを見たら中華通販より安価で売られているのを発見!
ルーペの最大倍率が【2.5倍】と、やや低いのが気になりましたが100均のルーペを重ねれば倍率も上げられるだろうと考えポチ…
パッケージ
簡単なブリスターパッケージで取扱説明書などは付属せず、パッケージ裏面に簡単な説明があります。
最初から組み立てられた状態でパッキングされていましたが、金属製のクリップとレンズ部分がモロに接触していました。レンズがガラス製の為か傷は付いていませんでしたが、運搬中に割れる危険も…
台紙に印刷されている地図は…ロンドンですな…(何故にロンドン?)
サイズ
もっと大きいモノを想像していましたが意外にコンパクトなサイズでした。
可動部
他の製品と比較したワケでは有りませんが価格を考えると充分なクオリティだと思います。
台座
鋳物台座の裏面にはスベリ止め等が無いので、実際に作業する時はカッティングマットとかの上が良いかも…
拡大
意味も無くダンボー君の頭を見る…結構大きく見えるw
肝心のPCB(17mm径)を見ると…やはりと言うか少し倍率不足かも…(´・ω・`)
もう少し拡大したいので100均のルーペ(倍率:3倍)を重ねて見ると…結構イケそう♪
クリップも割としっかり挟めるモノが付いていて、ダンボー君も余裕で固定出来ますがハンダ付けの際に対象に強めにコテ先を当てた時などは、ややホールド感に欠けるかも?
でもこれ以上クリップが強いとプリント面に傷が付くかもなぁ…
(滑り止め兼、基板の傷防止用としてクリップの先にテープでも巻いた方が良いかも…)
少し細かい調整は必要かもしれませんが、コレで両手が自由に使えそうです♪(*´▽`*)
HAKKO T18-S4
FX-600に標準装備のコテ先(T18-B)では微細なハンダ作業がキビシイと感じコテ先も交換。
HAKKOのサイトには『ワークと同じサイズのコテ先がベスト…』との記述があり、コテ先が細いと蓄熱容量が小さくなるとあるのですが、表面実装タイプの極小部品を扱う事が多くなりそうな予感がするので、今回はコテ先が一番細いT18-S4を選択しました。
【引きハンダ】という技法(?)も在る様ですが、ブッキーな自分には無理・・・(´・ω・`)
同じB型のT18-BL、I型のT18-Iも考えたのですが(どちらもR=0.2は同じ)LEDフラッシュライトで使われる部品は、それほど部品の背が高くないので今回は【細さ】を優先した方が幸せになれるかなと…
HAKKO No.599-092
交換用クリーニング・ワイヤーですが、専用の容器が無いので缶コーヒーの空き缶を半分に切ってワイヤーを中に突っ込んで使う予定です。(個人的には昔ながらの(?)スポンジでゴシゴシが好き)
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他にも100均の【ダイソー】で《強力マグネット 13mm》や《ハンダ用ピンセット(逆ピンセット)》を購入。
マグネットは既に6mmサイズが手元に有ったのですが、電池BOXを介さずに電池と回路を結線したりテスターで計測するのに便利なので大きいサイズを追加。
逆作用ピンセットも既に1本有るのですが2本有ると位置決めが楽なので追加。(木の机の上で直にハンダ付けはしないだろw)
ダイソーのピンセットはステンレスの本体がどんどん薄くなっているのが残念・・・(´・ω・`)