DREMEL EZ406 & EZ456B

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DREMEL EZ406 & EZ456B

デジカメやフラッシュライトに比べると、あまり需要が無い情報だと知りつつも…

DREMEL(ドレメル)のカッティングホイールの中でも、やや高級品(?)の部類になるのでしょうか?

金属(ステンレスや鉄、銅、アルミ)を一般不燃物として廃棄する為に細かく切断する必要に迫られ、最初は安価な#420(20枚入り)を購入したのですが、とにかく耐久性が無くホイールの交換が面倒…。

DREMEL #420・パッケージ

20枚の内、15枚を使い切った所で作業が予定の半分しか終わっていない…時間が無いのに作業が全然捗らず困っていたところ、タイミング良くAmazonでEZ406(マンドレル EZ402 [3.2mm] と EZ456 [5枚] のセット)が安かった(近所のホムセンの半額以下w)ので思い切って購入しました。

EZ406 – パッケージ・内容物

DREMEL EZ406 1
DREMEL EZ406 2
DREMEL EZ406 3

EZ456B – パッケージ

DREMEL EZ456B
DREMEL EZ456B_2x

#420の耐久性は、φ9mmの丸鋼を1回切断するのに約0.5枚必要という感じで、アルミ板(3mm)をカットしていると、材料に接触する両側面がみるみる薄くなり、変に力が加わると「パキンッ!」とホイールが簡単に割れてしまいます。

元々の厚さが1.0mmと薄いのですが、表面が削れて切断中に刃を通して反対側が透けて見えるほど薄くなります(笑)

EZ406は、直径自体も#420に比べると大きいし、両側面がグラスファイバーで補強されているのでホイールが薄くなる事も無く、実際にφ9mmの丸鋼を5回カットしてもまだ使えるので単純計算でも4倍以上の耐久性がある事になります。(ホイール単体はEZ456:5枚パック、EZ456B:12枚パック)

DREMEL EZ406/#420比較 1
DREMEL EZ406/#420比較 2

#420はホイールの交換も面倒で、小さなビスを付属の工具で外しホイールを交換してまたビスを締め直す。ビスを紛失したり、ネジ山を潰してしまうとマンドレル(#402)を新たに買い直す必要があるので、どうしても取扱が慎重になってしまいます。

DREMEL #420・パーツ構成
DREMEL #420

ファイバーグラス補強されているのは#426や#456も同じですが、EZシリーズでは無いのでやはりホイールの交換はビスになります。EZシリーズは交換の手間が省けるので(慣れれば約10秒で交換)時間を節約したい方はEZシリーズにした方が後々幸せになれると思います。

DREMEL EZ406/EZ402
DREMEL EZ402 (3.2mm)

本体の DREMEL 300-N/25 に付属していた#409(0.6mm・5枚)は、空き缶ぐらいの薄い金属板なら何とか間に合いますが、やや肉厚の塩ビパイプでさえ切断中にホイールが割れてしまう(※経験談)ので、鉄パイプなど厚手の金属は切断出来ないと考えた方が良いです。

まとめ

そもそも小型のルーターではなく大型の電動工具(グラインダやサンダーにもなるヤツ)を使えば手っ取り早いのですが、火花と音が凄いので工場や建設現場以外の一般家庭では使うのをためらってしまいます。

小型の電動ルーター用のカッティングホイールとしては、EZ456、EZ456Bは一見高価ですが、耐久性やトータルのランニングコスト(時間も含む)を考えると、初期投資は必要ですが安価なシリーズを購入するより割安かもしれません。

作業内容にもよるのでしょうが、『仕事は道具だな…』とつくづく思いました。

中華通販でも同様のカットホイールが売られていますが、いくら安くてもドレメルほどの耐久性は絶対に無いと思うので手を出していません。

それにしてもEZ456Bを1個送るのに段ボールが大き過ぎないか? > Amazon
 

カテゴリー: DIY, 工具/ツール タグ: , , , パーマリンク

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