EDI-T T6 R-18650

  • Twitter
  • Facebook
  • Pinterest
  • Hatena
  • instagram
  • YouTube
EDI-T T6-R-18650

『またマイナーな製品を…』という声がドコからともなく聞こえてきますが…(^^;

最初は qualitychinagoods.com(QC)で見つけて、形状が気に入ったのですが価格を見て…却下。

QCでは EDI-T ではなく ED1-T となっていたので、てっきりメーカー名は ED1-T だと思ってました。が、Focalprice(FP)で同じ製品を発見!(FPでもEDI-Tのメーカー名が無いので検索だとHitしない有様w)

価格がQCに比べて1/3以下になっていたのが気になりましたが、取り敢えず(?)ポチ…3週間ほど待って手元に到着。

EDI-T T6-R-18650

安価な中華ライトでも一応ライト本体にプチプチが巻かれて送られてきますが、なんと今回は“素”のままクッション封筒に入れられていました。開封して封筒から“ゴロン…”と転がり落ちた時は、思わず笑ってしまいました。

EDI-T T6-R-18650

SKUも手書きで、シールはヘッドに直貼りw

EDI-T T6-R-18650
EDI-T T6-R-18650

“素”のまま送られた所為か、所々細かいキズが付いています。
が、どうせ使っている間に傷だらけになるので、大きな変形とか初期不良がなければ無ければOKという事で…。

サイズ

EDI-T T6 / size
EDI-T T6 / size

各部ともSolarForceとほぼ同じ大きさですが、P60互換ドロップインは使えません。

ボディ

EDI-T T6 / body.1

仕上げはHA-3では有りませんが、ツヤピカでもないので安っぽい感じはしません。

EDI-T T6 / body.2

3ピース構成で、中華ライトにしては珍しく何処にもローレットが施されていません。
若干ON/OFF操作の際に滑り易いのは致し方無いでしょうな・・・。

ヘッド

EDI-T T6 / Head.1
EDI-T T6 / Head.2
EDI-T T6 / Head.3

リフはミラーリフですがアルミ製ではなくプラスチックの上にアルミが蒸着されています。
残念な事に蒸着が甘いので反対側が透けて見えて、光が完全に前面に反射されずにロスが発生している気がするのですが…。

フィルターもガラス製ではなくプラスチック製です。
直径が約28mmなのでP60互換ライトのガラスフィルターに交換する予定です。

EDI-T T6 / Head.4

角ネジではありませんが、ネジ山の処理、精度とも悪くないと思います。

LED

EDI-T T6 / LED.1
EDI-T T6 / LED.2

搭載LEDは CREE XR-E Q3 で Hi → Low → Strobeの3モード。
今となっては旧製品の部類に入るLEDなので効率も悪く、お世辞にも明るいとは言えません。

EDI-T T6 / キャニスター.1
EDI-T T6 / キャニスター.2

アルミ製のキャニスターにLEDとサーキットボードが納められており、キャニスターもネジ式で取り外し可能なのでMODは行い易いと思います。

EDI-T T6 / 照射

プラスチック製リフが影響している所為か配光は決して綺麗とは言えず、デジカメで確認するとLowではフリッカーが出まくりです。(デジカメを通してみると、まるでストロボ状態w)

リア/スイッチ

EDI-T T6 / スイッチ

スイッチはリバース式。

メーカーでは【E-Switch】という名称がつけられていますが、ただのリバース式だと思います。
スイッチユニットのマウント構造が特殊なのは、海賊版対策でしょうか?

EDI-T T6 / スプリング

【-極】接点のスプリングが細いので交換したいのですが…。

EDI-T T6 / 電池

EDI-T T6-R-18650とあるだけに18650 Li-iom充電池が余裕でセットできます。
LEDとサーキットボードを交換すれば16340×2やCR123A×2も使えるのですが…。

EDI-T T6 / リア
EDI-T T6 / SolarForce

ストラップ孔は小さくて、メタルのスプリットリングが通せません。なのでSolarForceのランヤードリングが使えないか試してみましたが、僅かにT6の方が太くて使えませんでした。

まとめ

価格の割にシッカリとした製品なのですが、エミッターがQ3というところから推測すると製品設計自体が古いのでしょうか?

シンプルな形状・外観が気に入ったのですが、中身がアンバランスな製品という印象です。
海賊版対策もあるのでしょうが、パーツ点数が多く、構造をやや特殊にした所為でコストがかさみ、その結果各パーツのクオリティを下げざるを得なかったのかなと…。

『LEDがQ3でもMODすればイイかなぁ…』と考えていましたが、MODするとなると外殻を残して全てイジる事になりそうです。

スイッチ廻りが特殊な構造で、ユニットを交換したくても分解が容易に出来そうにありません。
致命的(?)なのはリフレクターがプラスチック製で、ミラーの蒸着が薄い(不完全)ので光が完全に反射されず透過してしまう点です。リフのみを交換しようとしても構造が特殊な事もあり、互換性の有るパーツを今のところ見つけられていません。配光もムラが多く綺麗ではないので交換したいのですが…。

個人的にフォルムが気にいっているので、出来れば故障してもパーツを交換して長く使い続けたい製品ですが、元のT6の価格と交換の手間やMODパーツの価格、総合的に考えると反って高いモノになりそうで…。

もしQCの価格がメーカー希望小売価格だとしたら、この内容(構造)では絶対に売れないと思いますワ。(`・ω・´) キリッ

EDI-TのHPを見ると相当数の製品をリリースしているメーカーの様ですが、実際に販売されている製品が少ない印象があります。OEMがメインというわけでもなさそうですし、全ての製品の製造コストが価格に影響し、値段の割にイマイチ感が拭えず、売る側も売り辛いのかと想像してみたり…。

カテゴリー: EDI-T, フラッシュライト, 海外通販 タグ: , , , , , パーマリンク

コメント投稿