100均で調達した材料でレフ板やディフューザーを自作する記事は他の方も書いておられますが、今回は少々違った方法でこの2つを自作したいと思います。
一部、100均では売られていないモノも混じっていますが、その辺りはご容赦を…。
どれぐらいまでの大きさを“小物”と言うか、人によって意見が分かれる処だと思いますが、小物撮影用のA4サイズのレフ板ならスチレンボードや段ボールにコピー用紙を貼った、板状のモノを使わなくても以下の方法で作成できます。
レフ板製作で必要なものは、クリップ(超特大:50mm)、クリアポケット、コピー用紙、アルミホイル(銀レフの場合必須)です。
クリップ
レフ板を自立させる為に使います。
各種サイズ・カラーが有りますが、家の近くで100均で売られていた一番大きいサイズは色が“黒”のみでした。製作するレフ板のサイズにもよりますが、今回は『超特大:50mm幅』を使います。
クリアポケット各種
今回はルーズリーフ用のクリアポケットを使います。
A3やB4サイズのルーズリーフ用クリアポケットは、コクヨなどのメーカー品ならば文具店やネット通販でも入手できますが、需要が少ないせいか割高になります。
100均にあった薄いフィルム素材で出来たB4サイズのクリアポケットも買ってきましたが、残念ながらルーズリーフ用ではありません。(B4より二回りほど大きく、A3より小さい…中途半端な大きさw)
写真にある1~3枚程度の書類を整理する“クリアファイル”も使えます。
但し、クリアファイルは硬めの素材で造られている物が多く、薄手のクリアポケットの様に曲面レフとはならないので、必要に応じて使い分けてください。(写真のカラータイプやソフトタイプのクリアファイルは100均で買ったものではありません)
コピー用紙他
レフ板と言えば“白”か“銀”ですが、今回は色レフ用に色画用紙も一緒に買って来ました。
反射素材となるコピー用紙等は、クリアポケットやファイルと同じサイズが理想ですが、素材が紙や布ならば折って使えるので、双方が同じ大きさである必要はありません。
ファイルの方が大きい場合はレフ効果を得られる面積が少し狭くなりますが、極端にレフ効果が落ちる訳では無いので、それほど神経質になる必要はありません。
ちなみに写真の色画用紙はB4より少し小さいサイズでした。
アルミホイル
基本的に銀レフを造る時に使いますが、光を遮断したい時、裏打ち用にも使えます。(今回は家にあった物を使いました)