EAGLE HEAD 350S-EX-BX

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EAGLE HEAD 350S-EX-BX

時代は、イーグルヘッド!(゚∀゚)
今、イーグルヘッドが熱い!(゚∀゚)
 
・・・スミマセン、悪ノリし過ぎです。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
EAGLE HEAD 350S-EX-BX

レトロ感満載のブリキ製LEDライトで、いわゆる《バッタ屋》で税込み¥108で購入しました。

ネタ目的で買ったのですが、最初から3眼のLEDだったり、単三→単一の変換アダプタも2個付属していたりと、予想以上に楽しめる製品でした。(個人的には100均のLEDライトよりハイ・クオリティな感w)

ライトマニアにとっては、あまり興味の無い製品だと思いますがレビューなぞしたいと思います。

※amazonでは【懐中電灯 LED 強力 乾電池用 740010】として販売されています。

パッケージ

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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EAGLE HEAD 350S-EX-BX

ランタイムが100時間とか、単一乾電池×1とか紙箱に色々と書かれています。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

輸入業者が後から貼ったと思われるラベルの一部が切り取られ、更に上からシールでマスクされているところからして、この製品が辿って来たであろう苦難の道のりが伺えて、つい目頭が熱くなります…。

サイズ

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

紙箱には《1*D battery》と有りますが、れっきとした単一×2(2D)仕様で、それなりの太さと大きさの製品です。

グリップ径が約36mmありますが、本体が軽量なので MAGLITE 2D に比べたら遙かに取り回しがラクです。

本体が軽量なのは、ペラペラのブリキ板だからですが、電池を入れない状態でボディを強く握ると握力だけで変形してしまいます。

ヘッド

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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リフレクターはプラスチック製の3灯独立型でミラー仕様。
風防はプラスチック製ではなくガラス製です。(簡単に割れるだろうから風防もプラスチック製が良かったな…)

緑色の半透明パーツはヘッド先端の保護目的だと思いますが、点灯させるとグリーンに光って真横からでも視認できます。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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LEDはφ4.8mm帽子型LEDですが、3チップ並列型ではなく1チップタイプのモノです。
(スペースに余裕があるのでXP-Gとか…いえ、ナンでもないです)

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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ヘッドは細かく分解出来て、CL0118Bと同等の仕様・動作をすると思われるLEDドライバー(X3688E)が使われています。マーキングからICのデータシートを漁ってみましたが、残念ながら見つけられませんでした。

スイッチ

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スライド式スイッチは、【間欠点灯モード】と【常時点灯モード】と【ロックアウトモード】が使い分けられます。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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スイッチを中央にしておくと【間欠点灯モード】で、ボタンを押している間だけ点灯させることができます。
スイッチをヘッド方向にスライドさせると【常時点灯モード】になり、反対の手前側にスライドさせると完全にOFF(ロックアウトモード)になります。

逆手でも順手でも、全て片手で操作できるので考え方によってはタクティカル系・・・か?

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

スイッチの構造も単純なので、接触不良も簡単に直せますし、錆びない限りずっと使えそうです。
個体差はあると思いますが、この個体のスイッチはスムーズに操作できます。

リア

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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EAGLE HEAD のロゴ(?)がエンボス加工されていますが、ちょっと可愛い【鷲】です。
ランヤードリング(?)は収納式で使わない時はスッキリとした形になります。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

【-】接点にはスプリングが内蔵されて電池が軽く固定されるのでラトルってしまうことはありません。

電池

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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市販の単一乾電池は微妙にサイズが合わずリアキャップがちゃんと閉められませんw
なので、付属のサイズ変換アダプターを使って単三×2(2AA)で運用することになりますが、まぁ、ソレはソレで別にイイかな…って気がします。

付属のアダプターと単三電池の組み合わせでは、本来の単一乾電池の長さ:61mmより、若干短くなるみたいです。
このアダプターを使って単三電池を MAGLITE 2D にセットしたところ、リアキャップがラクに閉められたので単一乾電池の規格寸法より短いようです。(実測で約58~59mm)

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

スムース・クリミナルのように傾きますが、一応テールスタンドも可能です。

点灯

EAGLE HEAD 350S-EX-BX
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明るさは想像通りでしたが、中心光の焦点は想像以上の精度を有していました。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

色温度が高いので明るく感じますが、3灯合わせても20ルーメンぐらいだと思います。

EAGLE HEAD 350S-EX-BX

MAGLITE 2D に組み込んである3チップ並列型・電球色LEDに換装すれば60ルーメン程度まで引き上げられますが、ソコまで明るくなくてもイイかなぁ…

まとめ

こういう形の金属製ライトは、過去に東芝やパナソニックから普通に販売されていたと思いますが、今はもう無いのかな…?

スライド式スイッチなのに間欠点灯が可能になっていたのは、考えてみれば光源が電球で燃費が悪くて耐久性も無いし、今より乾電池も高価だったから必要最小限の短時間点灯で済ませるための工夫だったのかなぁ…なぁんて、思ってみたり…。

一時的な懐古趣味なのかもしれませんが、【フラッシュライト】と呼ぶより【懐中電灯】のほうがしっくりとくるこの製品に癒やされたのも事実ですし、《お値段以上》の価値はあったと思います。

防雨・防滴性能がゼロなので屋内専用のライトになるかと思いますが、アルカリ乾電池を入れっぱなしにして液漏れしても惜しくはないので、普段使いの常備灯としてはGood!なんじゃぁないかと…。(もう2本くらい買っとけば良かったかな…)

本体素材が【鉄】なのでメンテナンスを怠ると簡単に錆びるし、ペラペラなので耐久性も期待できませんが、ICやLED、基板、電池変換アダプタは再利用できるので、まるっきり無駄にはならないと思います。(鉄なので環境に優しいし…)

常備灯の任務はイーグルヘッド少佐に一任するとなると、 心置きなく MAGLITE 2D をだナ・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ
 

カテゴリー: NB, フラッシュライト タグ: , , , , パーマリンク

EAGLE HEAD 350S-EX-BX への3件のフィードバック

  1. 匿名 のコメント:

    このライトは何ルーメンくらいですか?

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