Soshine の LiFePO4 RCR123 の充電をどうするか?
同じSoshine製のLiFePO4対応充電器 SC-H2を使うのがベストなのでしょうが、NITECORE の Intellicharger i2 が、今の処問題無く使えているのに LiFePO4 RCR123 の為に新しい充電器を買うのも何だか無駄な気がして・・・
◆参考→新発売!JETBEAM.JP LiFePO4充電地&充電器
↑はSoshine製をJETBEAMブランドで販売してるんですな・・・
SC-H2は18650 Li-ion充電池をセットしてもまだ余裕が有りそうな造りで、なかなか良さげなのですが NITECORE の i4 みたく高価な充電器がスグに昇天召されたりすると精神的ダメージが大きいし、LiFePO4充電池の普及度を考えるともう少し様子を見たいと言うのがホンネ。
で、Li-ion充電器が自作出来るなら、もしかしてLiFePO4充電器も自作出来るんじゃね?
って事で少し調べてみました。
3.7V Li-ionの場合
一定の電圧(4.2V)と電流をかけて充電し、充電池の電圧が4.2V(若しくは4.1V)になった時点で電流量を徐々に少なくコントロールする。
5V電源とLi-ion充電制御の為の専用IC MCP73861などを使えば比較的簡単に自作出来そうですが、しくじると電池が爆発する危険も大きそう・・・(´・ω・`)
◆参考→リチウムイオン電池充電器の製作
LiFePO4 の場合
これも一定の電圧を・・・って所で既に躓く
電池本体には【標準で120mA、急速充電4.2Vで600mAの電流】の記述が有りました。
3.0V仕様のLi-ion充電池は3.7Vの電圧で充電するのが一般的(?)なのでLiFePO4も3.7Vかと思っていましたが、LiFePO4は4.2Vなんですかね?
LiFePO4充電向けの制御ICもちゃんと存在してて、リニアテクノロジーのLTC4096-3.6の仕様は・・・よくわかりません
満充電状態のカット電圧を幾つに設定すれば良いのかもイマイチ判りません。
カット電圧が通常電圧+0.5Vだとすると、Soshine の LiFePO4 RCR123 が3.2V(3.0Vではないのがミソ)なので3.7Vで充電をカットすれば良さそうなのですが、LTC4096-3.6 は3.6Vで充電カットする仕様みたい・・・。
チップの値段も高そうだし、QFNパケなのでサッサと自作は諦めました。(早いなオイw)
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4.2Vで充電すれば良いなら i2でも充電出来るんじゃね?
と、言う事で早速試してみました。
※電池&充電器が壊れる可能性大なので自己責任モードです。
セットして充電開始・・・
インジケーターが順調に点滅し、充電完了を示す3段全点灯。
そして電池電圧を計測…。
4.07V!( ̄▽ ̄;)
やはりというか、Intellicharger i2でLiFePO4を充電すると3.6~3.7Vで充電カットは行われず、Li-ion充電池と同じ4.1~4.2Vまで過電圧状態で充電してしまう・・・すなわち使えないって事ですな。
電池が壊れたかも・・・(´・ω・`)
模型やトイガンの世界ではLiFePO4充電池がそれなりに普及しているようですが、フラッシュライトの電池としてイマイチ普及していないのは、容量の問題や充電器を新たに用意する必要があり、それらが足枷になっているのかなと思う今日この頃デス・・・。