【MPLAB IDE】のインストールが完了したので早速起動!
と、その前にハード(PICkit 3)をチェック…

PICkit 3 本体はコンパクトなサイズ。



本体には動作状態を示すLEDと、ライターに接続する6ピン、およびPCと接続する為のUSBコネクタ(mini-B・メス)が有るだけです。


既に【MPLAB IDE】インストール時にデバイスドライバもインストールされているので、PCに接続すれば新たにデバイスドライバを要求される事無く、PICkit 3 が自動で認識されました。(Windows XPの場合)
起動

PICkit 3 にROMライターを接続。(今回は40-pin の PIC18F4550 を使用)

デスクトップに作成されたアイコンをクリックして【MPLAB IDE】を起動。

【MPLAB IDE】に設定されているデバイス(PICマイコン)の型番はステータスエリアに表示
終了時に設定されていたデバイスを引き継ぐがプログラマ(PICkit 3)の設定は忘れてしまうので再設定が必要・・・(´・ω・`)


PICkit 3のタブが追加されて接続チェックがスタート

途中、電圧についての確認ダイアログが出るが、そのままOKをクリックして続行

PC と PICkit 3 が接続済みであれば“ PICkit 3 Connected. ”のメッセージが表示される
※PICマイコンが正しく認識されない場合は【Output】ウインドウにエラーコード PK3Err0045: が表示される
(起動時と異なるPICを接続している場合は接続デバイスの設定が必要。同じ場合は電源・電圧設定)
※各エラーコードについてはHELPで確認可能

PC と PICkit 3 が接続されていないと【Output】のウインドウに “No PICKit 3 Connected.” が表示される。

※PC と PICkit 3 が接続されていないとインストール後の初回起動時のみ【未接続】を示すダイアログが表示される
デバイス接続
ROMライター上にデバイス(PICマイコンの事)をセット


[Configure] → [Select Device…] を指定し、ドロップリストから接続デバイスを選択



PICは膨大な種類があるので、使用するファミリーを [Device Family:] で絞り込んで選択するとラク
選択した PIC が PICkit 3 に対応している事を確認し、【OK】をクリック

【MPLAB IDE】起動時と異なるPICにを変更する場合、“New firmware must be downloaded…”のダイアログがでる場合がある

事ある度に表示される、この【Voltage Caution】ダイアログは
『接続するPICの対応電圧を確認しろよ~ Max:3.3Vのデバイスに5Vを印加するとブッ壊れるゼ ( ̄ー ̄)ニヤリッ』
と注意してくれてる、誠にアリガタ~いダイアログです。
(要はデータシートに目を通しておけって事ですな…)

既に電源・電圧設定が完了していれば接続デバイスを認識し【Output】ウインドウ内に “Device ID Revision =” が表示される
電源・電圧設定
電源・電圧設定が完了していないと接続デバイスを指定してもエラーコード PK3Err0045: が表示される


“Power target circuit from PICKit 3”にチェックを入れ、電圧設定を確認後 [OK] をクリック

【Voltage Caution】のダイアログが表示されるが【OK】をクリック
(“Don’t show me…”にチェックを入れれば出なくなるが、霊験あらたかなダイアログなので…)

正しい接続デバイスが指定済みであれば【Output】ウインドウ内に “Device ID Revision =” が表示される

電源(電圧)の状態は [Programmer] → [Settings…] → [Status] タブをクリックして確認可能
+++

電源・電圧・デバイス設定が正しくても、接続を間違えていると↑の様に“Target Device ID (00000000) does not…”が表示される…(´・ω・`)


既に各設定が正しく完了していれば [Programmer] → [Reconnect] でデバイスが認識される。
コレでやっと MPLAB IDE & PICkit 3 が使える・・・(´・ω・`)