製品名そのまま、ドリル刃やタップを収納するためのケースです。
整理・手入れされていなかった木工/鉄工/コンクリート用のドリル刃を整理するために購入したのですが、その後もドライバービットとか新たに購入したエンドミル用に…って感じで増えてしまいました。
用途も径もゴチャゴチャに混ざってしまうと同じ径のドリルを買ってしまったり、能率が低下したりですこぶる効率が悪い…(´Д` )
自分で購入した丸軸ドリルについては、ドリル径がスグ判るように購入時のパッケージに入れて保管していましたが、それはそれで面倒なのでひとまとめに…。
一番太いドリルが木工用のφ24mmで、他にも『こんなドリルを一体ナニに使った?(ーー;)』ってのがゴロゴロ出て来て(※買ったのは私ではないw)以前にも購入した牧野工業のドリルケースをポチ…。
購入時に製品サイズをチェックしていて、『もしかして電池ケースや小物入れとしても使える?』…と、試したら具合が良かったので記事にしてみました。
製品HP
今回は単三電池(AA)、単四電池(AAA)、CR123A を収納してみましたが、製品本来の用途ではありませんし、防水性や耐衝撃性についても考慮されているワケではないので、使用については全て自己責任です。何か不測の事態に陥っても例によって『知らんがな…(´・ω・`)』モードなのでよろしくお願いします。
BSKエンドミル/ドリルケース
このBSKシリーズは基本的に1本のドリル刃を収納する為のケースです。
有効径がφ7mm以下に対応した BSK-07 から、φ56mm以下対応の BSK-56 まで11種類がラインナップされ(※2019/03現在)、各サイズにS/M/Lサイズが用意されています。
どの種類も形状、2ピースの基本構造は同じでドリル刃の長さに合わせて伸縮(アジャスト)可能です。最短・最長(伸縮長)はS/M/Lサイズで異なります。
素材はPP(ポリプロピレン)で、外からでも中身が判るようになっていますが透明度は普通な感じです。
キャップ側の爪、およびケースとキャップ側のそれぞれに小さな空気孔が設けられているので防水性については期待できません。空気孔が無いとスムーズに伸縮できないのですが、どうしても防水性を高めたければ接着剤などで孔を塞ぐ必要があります。
ただし、完全に密閉した状態で長期間保存すると液漏れを誘発する事もあるので、完全密封は短期に留めてください。
型番の数字がケースの内法寸法を表していますが、キッチリと正確に造られているので、少しでもオーバーサイズだと収納できないので要注意です。
メーカーHPに詳細寸法(外寸)が記されていませんが、ヨドバシカメラやモノタロウの商品販売ページには外形寸法も記載されているので購入時の参考にしてください。
TPKタップケース
このTPKシリーズは、クラムシェル型のケースで複数本のタップやビットを収納可能です。
有効径がφ4mm以下に対応した TPK-03 から、φ16mm以下対応の TPK-16 まで7種類がラインナップされ(※2019/03現在)、TPK-12 と TPK-16 は5本収納、それ以外は10本収納になります。
TPK-03を除いて型番の数字がレーン(スロット)1列の幅を表していますが、こちらもキッチリと造られているのでオーバーサイズは収納不可となります。
また、TPKシリーズもメーカーHPには詳細寸法(タテ・ヨコ・厚み)が掲載されていないので、購入時によく確認してください。(TPK-12 と TPK-16 は結構デカいです)
BSK-18L
・外形寸法:22.5×22.5×160.5 (mm)
・有効径:18 (mm)
・有効長:155~240 (mm)
内径(有効寸法)が18mmですが、先述の通りオーバーサイズは収納不可なので直径が18mm以上になる 18650 Li-ion充電池は収納できません。
BSK-18L ならば直径が 16.3~16.8mm ぐらいのCR123Aや16340は余裕で入ります。
BSK-18の一つ上が内径23mmのBSK-23なのですが、中間の20mmってのが有れば18650にちょうど良いのですが…(^^;
『BSK-23 は、21700に良いかも…』と、ツイッターのフォロワーさんからナイスなアイデアを戴きましたが、言われてみれば21700に対応した予備電池ケースを見た事がありませんし、サイズが合致すれば色々な電池の収納に利用できそうです。
今回はケース側にCR123Aをピッタリ4本収納できるように【Lサイズ】を選んでみました。
キャップ側にも収納するようにすれば5本でも6本でも入りますが、長くなると持ち運びが面倒になるので、携行本数や携行形態、ポーチやホルスターのサイズなどに合わせて選ぶのが良いかと思います。
全長を抑えつつ多数の電池を携行するには1段4本という手もありますが、今度は太さが…(^^;(※後述)
BSK-18L は単三(AA)電池ならば3本収納できます。
ちなみに BSK-18L のワンサイズ下の BSK-14シリーズで単三電池が収納できないか試してみましたが、BSK-14だとサイズがキツキツで一度電池を入れたら振らないと取り出せず実用に耐えませんでした。
一応、紙製のマスキングテープを電極に貼って絶縁していますが、どちらかと言えば電極の保護と使用済と未使用の区別を付けるのが目的で貼っています。
内寸:18mmに約16mmの電池を入れているので、振るとカタカタとラトルってしまうのですが、薄い発泡シートをケースとキャップの底に入れて緩衝材と長さ調整(スキ間調整)にしています。
電池の出し入れは…
1.ケースを伸ばしてキャップ側に電池を移動
2.使用済み電池をケース側に収納
3.新しい電池を下から取り出す
4.ケース側に全て電池を戻す
…という感じで、新旧の電池を区別しやすく電池交換もスムーズに行えます。
BSK-33S
・外形寸法:40×40×130 (mm)
・有効径:33(mm)
・有効長:125~150(mm)
単三×4本仕様(4AA)のライトやランタンの予備電池用、スティック状のガジェットを収納するために購入しました。
内寸が33mmなので1段に4本の単三電池が収納可能です。
2段なら8本…
3段なら12本という具合に収納できますが、ケース側に3段すべてを収めるならば BSK-33 の【Mサイズ】か【Lサイズ】の方がオススメです。
多連装鉄鋼粉塵弾的に電池を使うライトには便利ですが、8本の単三エネループになると電池だけで約200gの重さになるので、携帯用というよりも備蓄保管に向いているかもしれません。
BSK-11L
・外形寸法:14.5×14.5×111.6 (mm)
・有効径:11 (mm)
・有効長:105~170 (mm)
こちらは 5個/1セットで販売されています。
内寸が11mmなので単四電池に対応でき、【Sサイズ】ならば2本(画像下)、【Lサイズ】ならば最大で4本の単四電池が収納できます。
単四電池×1本(1AAA)仕様のEDCライトには不要かもしれませんが、2AAA仕様のペンライトや3AAAライトの予備電池を携行するときに便利かと思います。
TPK-12
・外形寸法:74.0×102.3×21.0 (mm)
・有効径:12 (mm)
・有効長:92 (mm)
TPKシリーズなのでクラムシェル/パレット型のケースになります。
レーンの幅が12mmなので単四電池が収納出来ますが、わざわざこのケースを使わなくとも、サンワサプライなどから発売されている電池ケーの方が収納時のガタ付きがなくて良いと思います。
TPK-16 になるとレーンの幅が16mm、有効長が104mmなので、単三電池ならば10本、直径が15mmのヘッドツイスト式1AAAライトが収納できるのですが、TPK-16を扱っている店舗がネット通販も含めて見当たらないのが残念ナリ・・・
まとめ
以前から、細長いライトに対して何故に電池ケースは四角いBOXばかりなのか・・・?
※スティック状の予備電池ケースも存在してはいましたが、入手性が悪く価格もアレで・・・(^^;
特に自分の場合は照タイム撮影時、撮影する製品によっては、単三電池と14500、もしくはCR123Aと16340を現場で交換する必要に迫られるのですが、市販のBOX型電池ケースの使い勝手の悪さに閉口し、持ち運びにも苦労していました。
予備電池の収納と携行をこの方法に切り替えてからは、電池を持ち出すのが億劫でなくなりました。
予備電池を持つ・持たないは、どんな電池仕様のライトをEDCするか?
若しくは使用頻度や用途、作戦行動時間、出先の充電環境などによって判断が分かれると思いますが、単三電池やCR123Aの単セル仕様になるとランタイムが限られ、予備バッテリーの有無で安心感が大きく違ってくるのではないでしょうか?
EDCに限らず、防災・減災用電池の保管・運搬方法のひとつとして参考になれば幸いです。
・・・あ、もし購入するならば単品でも送料無料のヨドバシカメラでの購入をオススメします♪