TrustFire TR-020 / Universal Battery Charger

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TrustFire TR-020 / Universal Charger
久しぶりの充電器レビューです。

今回購入したユニバーサル充電器は TrustFire TR-020 で、最近のトレンドを抑えた仕様の充電器になっています。詳細については追々ご紹介いたしますが、現時点の自分の所有する装備に合ったバランスの良い充電器を選択できたと思います。

管理が面倒になるので、なるべく電池種別や電池規格が増えないように心懸けてはいるのですが、それでも種類が増えてしまうのが電池の規格…。

21700規格も徐々に浸透していますし、サイズ以外にも最大電圧が4.35VのIMRなども出てきて、Li-ion充電池を取り巻く環境は需要の拡大と共に日々変化していると感じます。

ぶっちゃけ、このTR-020よりも多機能な充電器は沢山あり、一昔前とは比較にならない程の選択肢がある中で充電器選びに迷ってる方も多いのでは?・・・と思います。

TR-020を選んだ理由の他に、新しい規格(仕様)についても触れていますので、充電器選びの参考になれば幸いです。

■製品HP
TrustFire Flashlights – trustfire.com
TrustFire TR-020 QC3.0 Type-C急速電池充電器 – amazon.co.jp
 
■TrustFire Official SNS
・Facebook – TrustFire Japan
・Twitter – TrustFire Japan
 
■関連記事
ThruNite MCC-4S / Universal battery charger – roomX.jp
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パッケージ

TrustFire TR-020 / pack.TrustFire TR-020 / pack.TrustFire TR-020 / pack.
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頑丈な紙製化粧箱に入っています。

製品内容は、TR-020本体、英中文マニュアル、USB Type-C ケーブル(全長:約80cm)です。

一応、本体はビニール袋に封入されていますが、液晶画面に保護フィルムを貼ってもらえると細かな傷の防止になると思います。(TR-020ではありませんが、画面の傷が原因で返品…というレビューを見かけたもので…)

仕様

TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec.
TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec.TrustFire TR-020 / spec. 

・Qualcomm 3.0/QC 規格対応
・各スロット独立充電
・DC/5V:2.1A(最大2.4A)出力
・Ni-MH/Ni-Cd、LiFePO4、4.2V Li-ion、4.35V IMR 対応
・1.2V自動認識
・過充電/過放電防止機構
・逆挿検知/一次電池の誤充電検知
・最大:1.5A充電(※詳細後述)
・21700、32650規格対応

などなど、最近のユニバーサル充電器のトレンドを抑えた仕様となっています。

■参考
Qualcomm 3.0(QC)規格とは?(サンワサプライ)

TR-020のパッケージ裏面の入力電圧の項にも Type-C 5V/9V とハッキリと書かれています。

TR-020でQCを利用するには、9V出力のUSBアダプターとTR-020を接続する必要がありますが、今後、QCが普及すれば9V/12V/20V出力のUSBアダプターも増えて行くでしょう。ユーザーにとって「今スグ使える!(゚∀゚)」って機能ではありませんが、将来を見据えて先取りするのも良いかと思います。

TR-020は電池の充電だけでなく、Li-ion充電池を電源としてDC・5Vの出力も可能となっています。DC/5V:2.1A(最大2.4A)出力が可能ですが、充電対象の機器が2A充電に対応していなければ2Aでの充電は不可となります。2.1Aも最大値の2.4Aも理論値であり、充電対象機器によって数値は変動します。

最大:1.5A充電については、第1・第4スロットのみが対応しており、第2・第3スロットも同時使用する場合は、4スロットとも最大:1Aでの充電になります。(1.2V電池は4スロットとも最大:500mA)

本体

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TrustFire TR-020 / body
TrustFire TR-020ThruNite MCC-4S
TrustFire TR-020 / body
本体サイズは、120×49×152(mm)※カタログ値

TR-020は21700規格対応ということで、スロットの長さが少し大きくなっています。実測値では約77mmですが、電極部分の凸部や金具の厚み、遊びを除くと、実質的には72~73mmといったところです。

21700の寸法からするとややタイトにも感じますが、プロテクト回路無しのIMR21700であれば、ほぼ全てに対応出来そうです。(Sofirn 21700 は問題無くセットできました)

TrustFire TR-020 / USB Port ATrustFire TR-020 / USB Port Type-C
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【-】極側の接点がスプリングで前後に可動する一般的な構造です。

・・・が、これはTR-020だけでなく、他の充電器にも見られる不満点なのですが、単四形(AAA)や10440、14500などの細い電池をセットすると、レーン底部のアールと電池の丸味が合わず、充電器の接点から電池の電極が外れてしまいます。

TrustFire TR-020 / body
太い32650や18650などは問題ないのですが、10440や14500が真っ直ぐにセットできるように、浅い溝で構わないので上図のような四角い凹形の溝を設けて欲しいです。(V字の溝でもOK) >メーカーALL

TR-020 については、【-】極側接点の楕円形凸部の高さ(長さ)が、もう2mmぐらい下に長いと、電池をラフにセットしても安心できると思います。

ただ、充電器側の【-】接点面積を大きくすると、今度は電池の外装フィルムが厚い電池の充電に支障が出るんですよねぇ…難しいです。

電源

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TR-020の電源は、AC100Vのコンセントに直接つなぐのではなく、上の画像のようなAC100V→5V・USBのアダプターが必要になります。先述の通り、9V出力のQC規格に準拠したアダプターも使用できます。

※自分は5V出力のUSBアダプターしか所有していないので、今回は5V入力のみで動作確認を行いました。

正直、最初はAC100Vに直接つなげないので面倒・・・と、思いましたが、AC/DCコンを本体に内蔵していないので充電器本体の温度上昇が抑制され、AC/DCアダプターのように嵩張らないのでUSB接続が便利だなと…(^^;(※AC/DCアダプターも熱くなるんですよねぇ…)

別途USBアダプターを用意する必要がありますが、QCや大出力に未対応の汎用USBアダプターであれば、100均でも購入できるので大きな負担にはならないと思います。

充電機能

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本体やケーブルに中間スイッチは無く、電源をつなぐとLCDが即点灯、充電可能状態になります。

TrustFire TR-020 / chargeTrustFire TR-020 / charge 
1.2V充電池は充電器側で自動で認識し、同時に充電方法も切り替えてくれます。

4.2V Li-ion/IMR 4.35/LiFePO4については、電池をセットする前にパネル下部に配置されている【V】ボタンの長押しで切り替え、選択します。

この時に「IMRを充電するから4.35V…」と、安易に4.35Vを選択しないように注意してください。

IMR 4.35Vを選択する場合は、電池側の最高電圧が確実に4.35VのIMRである事を確認してください。

市場に出回っているIMR系の電池の全てが4.35V仕様ではなく、4.20Vの電池がまだ圧倒的に多いです。

4.20VのIMR電池を4.35Vまで充電すると過電圧状態になり、電池が急速に劣化したり、最悪の場合は破裂・発火する危険もあります。

プロテクト回路付きのLi-ion充電池であれば、電池側に実装された回路で過充電にならないように充電が遮断されるはずですが、物事に絶対は無いので、事前に【4.2V Li-ion】に設定してから充電を開始してください。(※LiFePO4も同じ)

TrustFire TR-020 / chargeTrustFire TR-020 / chargeTrustFire TR-020 / chargeTrustFire TR-020 / charge 
TrustFire TR-020 / 1.2V Ni-MH
通電中に【V】ボタンをワンクリックすると、スロット番号(CH)が切り替わり、各スロットの動作状態が確認できます。

表示される情報は、電池種別、現在の電池電圧(V)、温度(℃)、充電量(mAh)、充電経過時間で、QC対応の電池であれば雷アイコンが変化します。

各スロットのステータスを確認するのに【V】ボタンをクリックする必要がありますが、一度にLCDに表示できる情報量には限界があるので、こればかりはやむを得ない仕様かと思います。

それに、充電状態を頻繁に確認するのは、新しい充電器を使い始めの頃だけで(笑)何度も使っているウチに段々と確認しなくなるのではないでしょうか?(えっ、私だけ?)

パワーバンク機能

TrustFire TR-020 / Power bank
TrustFire TR-020 / Power bankTrustFire TR-020 / Power bank
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TR-020のウリのひとつであるパワーバンク機能は【Output 5V・2.1A】の表記があるUSB-Aポートを使用します。

出力先(充電対象)が USB Type-C ポートであればTR-020付属のUSBケーブルがそのまま使えますが、対象が micro-USB 等であれば別途ケーブルを用意してください。

試しに、2番スロットに IMR18650、4番にICR26650をセットして出力値を計測してみましたが、どちらも5.25Vで安定していました。

ソース電源となるLi-ion電池をセットして【O】ボタンを押すとLCDが点灯、出力可能な電池がセットされているスロットを検知します。

複数の電池をセットしても出力時に使用される電池は1本だけで、どのスロットの電池をソース電源とするかは、ユーザーが【O】ボタンを押して選択します。(※空のスロットは選択できません)

LCDに表示されるのは、使用中のスロット番号(CH)、電池電圧(V)と経過時間になります。

電池電圧が下がってくると安定して5Vで電力供給が出来なくなりますが、これはどの機種でも同じです。

出力となると電池の過放電が心配ですが、プロテクト回路の無いIMR電池を使っても過放電になる直前(2.8V付近)に警告、自動で出力を中止してくれるようなので安心です。
 
 
■TrustFire TR-020 / Universal Charger : review – YouTube

 

まとめ

以前にも書いたのですが、TrustFire社は随分と早い時期からユニバーサル充電器を発売していて、過去には充電器をバラして基板が云々…とかいう記事がアチコチにありました。

ただ、機能の拡充については他メーカーよりも一歩出遅れてしまった感があり、機能が限定された廉価な充電器というイメージが付いてしまったとも思います。

TR-020はそんなイメージを払拭するが如く、最新機能を盛り込んで巻き返しを図って来たかな?…と感じます。

冒頭でも述べた通り、TR-020よりも多機能な充電器は沢山あります。将来を見据えてそうした機種を選ぶのも良いですし、選択のポイントは、搭載機能の取捨選択…って事になるかと思います。

今回、doormanの選択基準は、14500や18650は勿論のこと、21700や32650に対応し、LiFePO4にも対応している事でした。

他機種に実装されている2.0Aや3.0A充電も電池側が対応していなければ宝の持ち腐れですし、過電流で充電してしまう危険もあるので、充電速度については1Aで充分だと考えました。

TR-020のIMR/4.35Vも過電圧にしてしまう危険があるので自分にとっては不要でしたが、電池種別は手動で選択可能との事だったので納得させました。

実際、自分も他機種に目移りしましたが(笑)、最終的には今の装備(電池仕様)に合致したTR-020に落ち着きました。

将来、2.0A充電対応、4.35V仕様のLi-ion充電池を購入するかもしれませんが、今のところは購入予定も無く、使わない(使えない)機能の分だけ価格も上がってしまうので、そうした充電器は選択肢から除外しました。

それらの選択過程も含めて総合的にみると、TR-020は機能と価格のバランスがうまく取れていて、この機種を選んで正解だったと思います。

当初、パワーバンク機能については、さほど重視していなかったのですが、全てモバイルバッテリーで間に合わせていた5V電源の確保がTR-020で楽になり、遊んでいるLi-ion充電池を利用しやすくなったので、5V出力機能も便利なんだなと…。

ユーザーによって重視するポイント、求める機能(仕様)はそれぞれ違うと思いますが、逆にそれらがハッキリしていればベストな選択ができると思います。

カテゴリー: Accessories, TrustFire, フラッシュライト, 電子回路, 電池   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

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