LUMINTOP FW3A / 3x CREE XP-L Hi (CW)

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LUMINTOP FW3A / 3x CREE XP-L Hi (CW) : flashlight review
コアなライトマニアは、 FW3A を最初に見た瞬間に某HDSを連想するんじゃないかなと…(^^;

ちなみに doorman は、過去に大ヒットした(?)3AAA仕様の9ランチャーライトを連想してしまいました(笑)

そんなこんなで、初見では物欲センサーが強い反応を示さなかったのですが、Andúril-UI のダイアグラムを眺めつつ、FW3AのPDF操作マニュアルをダウンロードして読んでいたら(…て、この時点で落ちてる?)、これは使ってみないと!(゚∀゚)・・・という感じで敢えなく陥落。

同社のBLF-GTシリーズと同じく、FW3A の Andúrilプログラム も BLFメンバーによって開発されているのですが、それだけにマニアックな仕様となっています。

ただ、Andúril-UI のダイアグラムは複雑怪奇(?)ですが、実際にFW3Aを触りながら一通り設定・操作してみると、大出力で高温になるFW3Aを上手くコントロールしてEDCライトとして安全に使える工夫がなされていました。

しかしながら、FW3Aを骨までしゃぶるとなると英語マニュアルやドイツ語マニュアルを読破する必要があり、BLF製品に慣れていないと『なんじゃ、こりゃあぁぁ!!!』となりそうな製品なのも確かです。

なので、いつものように最初に FW3A のレビューをお届けし、自分の残念な英語力とグーグル先生、ウェブリオ先生のご協力を得て完成させた日本語翻訳のマニュアルを後日公開したいと思います。公開しました。

LUMINTOP FW3A 取扱説明書 (日本語翻訳) – roomX Version.

なんてコトを書くと、初心者には敷居が高いフラッシュライトみたいに聞こえますが、発熱にさえ注意すれば工場出荷の初期状態でも楽しめる製品になっているので気楽に読んでください。

尚、プログラムも含めて予告なく製品仕様が変わる事があります。製品ロットによっては、このレビューやマニュアルとの内容に差異が出る可能性もあるので注意してください。

●製品HP
●LUMINTOP Official SNS
●関連記事

パッケージ

LUMINTOP FW3A / pack.LUMINTOP FW3A / pack.LUMINTOP FW3A / pack. 
クラフト紙ベースのパッケージです。

パッケージのサイズは同社の GT-micro と同じぐらいで、外箱のサイズからは最大出力が2800ルーメン(XP-L Hi×3)のライトが中に入っていると想像できないかもしれません。

【CW】のシールが、ドーン!と貼ってありますが、FW3Aには 5000K のバージョンも用意されているようです。

LUMINTOP FW3A / pack.
製品内容は、FW3A本体、予備Oリング、英独マニュアル、電池交換方法となっています。

※FW3Aの電池交換はヘッド側から行い、リアは分解しないように注意してください(詳細後述)

仕様/サイズ

LUMINTOP FW3A / spec.
※画像は LUMINTOP HPより転載

LUMINTOP FW3A / sizeLUMINTOP FW3A / size 
全長:92.5mm、ヘッド径:25.5mmと18650仕様としては小型のライトです。

LUMINTOP FW3A / weightLUMINTOP FW3A / weight 
電池込みの装備重量も100gを切っています。

本体重量が軽いと放熱・蓄熱の限界点が低くなる傾向がありますが、多分に漏れず、この FW3A も瞬間アツアツな製品です。

LUMINTOP FW3A / sizeLUMINTOP FW3A / size 
実際に握るとこんな感じです。

初見ではスイッチ操作に難がありそうでしたが、握り込んでも自然に操作できたので安心しました。

ボディ

LUMINTOP FW3A / bodyLUMINTOP FW3A / bodyLUMINTOP FW3A / body
LUMINTOP FW3A / bodyLUMINTOP FW3A / bodyLUMINTOP FW3A / body 
ボディのクビレのお陰でグリップがしやすくなっています。

グリップ部分にローレットの類が一切無いのでスベスベとした感触です。グリップ部分はスリッピーとも言えますが、クビレが有るので手が滑って落とす…という事は少ないと思います。

仕様書に HA-Ⅲ の記述はありませんが、キメ細かな電着塗装がなされていて安っぽくはありません。

メーカーロゴやモデル名のプリントも一切なく、シンプルな外観です。

LUMINTOP FW3A / bodyLUMINTOP FW3A / body
LUMINTOP FW3A / clipLUMINTOP FW3A / clip 
基本的に2ピース構造ですが、割と簡単にリアも分解できます。

クリップはステンレス製ですが、仕上げが焼付塗装なので塗装の強度は期待しないほうが良さそうです。材の厚みはそれほどではありませんが、バネのチカラは結構強いです。

ただ、よくあるハメ込み式ではなく、リング部分を本体にセットする構造なのが個人的には嬉しいです。

クリップのリング部分を実測したところ、内径:約23mm、外径:約26mmでした。

FW3Aにはランヤードホールが無いので、ストラップやランヤードを装着する際はクリップに引っ掛ける事になります。

HDSのクリップと寸法的に互換性があるみたいですが…HDSのライトを持っていないので未確認です。もしHDSのクリップと互換性が有ったとしても、交換するにはリアを分解しなければなりません。分解すれば保証対象外となるので、ヤルなら自己責任で…って事になります。

LUMINTOP FW3A / body
写真によっては、本体色が青っぽく見えるかもしれませんが、実際のカラーはグレー色でダーク・シルバーという感じの色合いです。

doorman的には、同社の Tool AA 2.0 のグレーバージョンと合わせたくなります♪(*´ω`*)

ヘッド

LUMINTOP FW3A / head
LUMINTOP FW3A / LEDLUMINTOP FW3A / LED 
3発の Cree XP-L Hi にTIRの組み合わせで、レンズにはフロスト加工がされています。

■TIR – Carclo Optics 社製 No.10511

LUMINTOP FW3A / head
最前面にはガラスフィルター(ARコート済)を備えてるのでTIRにも傷が付きにくいと思われます。

LUMINTOP FW3A / headLUMINTOP FW3A / headLUMINTOP FW3A / head 
ヘッド部分も比較的楽に分解できますが、分解すると保証対象外になるので注意してください。

仕様書によるとLED基盤は銅製となっています。
基盤部分の3箇所の凹部とTIRの凸部が一致して固定される仕組みです。

LUMINTOP FW3A / headLUMINTOP FW3A / headLUMINTOP FW3A / headLUMINTOP FW3A / head 
FW3Aの電池交換はヘッド側から行いますが、頻発かつ長期に渡って使用できるようにネジ部は角ネジ加工されています。

ちなみにFW3Aのグリップパーツは二重パイプ構造です。
先端側に黒く飛び出している部分がありますが、この部分がインナーチューブになります。

電気回路的には内側のチューブがスイッチにつながる信号線で、外側のチューブがGND(-)になります。

FW3Aはスイッチ操作によるロックアウトが可能ですが、微少ながら常に待機電流を必要とするので、長時間使用しない場合は、充分にヘッドを緩めで物理的に通電をカットするか、電池を抜いておく事をお勧めします。

LUMINTOP FW3A / 7135LUMINTOP FW3A / 7135 
ヘッドを外すと制御基板に実装されている7135チップが見えます。

普通に電池交換するだけなら問題ありませんが、尖った物で基板を突っついたり、基板に直接強いチカラを掛けないように注意してください。

テール/スイッチ

LUMINTOP FW3A / switch
LUMINTOP FW3A / switchLUMINTOP FW3A / switchLUMINTOP FW3A / switch 
FW3Aのスイッチは、タクトタイプのスイッチです。

スイッチトップがテール外周よりも飛び出していないのでテールスタンドも可能となっています。

LUMINTOP FW3A / switch
LUMINTOP FW3A / switchLUMINTOP FW3A / switchLUMINTOP FW3A / switch
LUMINTOP FW3A / switchLUMINTOP FW3A / switch 
自己責任でテール部分を分解してみましたが、分解すると簡単に各パーツがバラバラになります。

自力で元に戻す自信がなければ絶対に分解しないでください。(※元に戻す方法を聞かれてもお答えできません)

スイッチ基板には、電池との【-】接点となるスプリングが有り、スイッチ本体は板バネ状の薄い金属カバーで覆われていて見えませんが、この金属パーツによって疑似クリック感を生み出しています。

直接指先と接触するボタン部分の素材は金属(真鍮製?)となっています。

基板上の金属カバーの変形量がそのままスイッチストロークとなりますが、ストローク量は体感で1~2mm程度でしょうか?

一般的な機械式スイッチと比べるとストローク量は少ないのですが、ボタンが金属製なのでチカラがダイレクトに伝わり、押しやすいスイッチになっています。(3-click 以上の操作になると、サイドスイッチよりもリアスイッチの方が操作しやすいと感じるのは…私だけ?)

電池

LUMINTOP FW3A / batteryLUMINTOP FW3A / battery 
マニュアルの冒頭にも書いてありますが、FW3Aで使用可能な18650充電池は、フラットトップ型でプロテクト回路無し、全長が66mm以下で10A以上の放電性能を有する18650 Li-ion充電池になります。

この条件を満たすとなると、事実上、IMR系の18650一択となります。

手持ちのIMR18650を装填したら、電池の+側とボディ先端の差は1mm程度になりました。

モード

LUMINTOP FW3A / mode
FW3Aの操作体系図(ダイアグラム)ですが、一度見ただけではナニがナンだか…だと思います。

基本的にFW3AのモードやUIは、Lumintop の GTシリーズに近く、出力調整は無段階調光がデフォで、設定変更にて有段階調光にも出来る仕様です。

ワンクリックでON/OFF、点灯中にスイッチを押している間は調光動作になります。

マニュアルの中では調光操作の事を【Ramp】と表現していますが、これはオイルランプの芯(ウィック)を出し入れして明るさを調節するのになぞらえた表現かと思います。“Ramp”の部分を、そのまま名詞の“ランプ”として解釈すると混乱するので、マニュアルを読む際に頭の片隅にでも留めておいてください。

上図の通り、通常点灯(Ramps)の他に Blinkies(点滅群)と Strobes(ストロボ群)の3つのグループに分けて整理されています。
 

■LUMINTOP FW3A / 3x CREE XP-L Hi (CW) / How to Andúril-UI Operation – YouTube

 

グループ間の移動や各モードへの変更操作はさほど難しくないのですが、ユーザーによる設定変更、カスタマイズの自由度が半端ないので、全機能を使いこなすには、それなりの時間と根気が必要となります。

ちなみに下記のリンクからFW3Aの英語版PDFマニュアルがダウンロードできます。

■参考

Lumintop FW3A PDF Manual (English) / PDFマニュアル(英語)
 
翻訳作業をしていて気になったのは、FW3Aを工場出荷状態にリセットする方法が何処にも書かれておらず、制御プログラムのソースコードのコメ部をざっと読んでもそれらしき部分が見当たりませんでした。

もしかしたら、『コレなんて、intのCよ♪(*´ω`*)』 的な裏コードがあるのかもしれませんが、散々イジり倒したのはイイが元の状態に戻せない!(´Д` ) …という阿鼻叫喚が聞こえそうな予感がします。(もう少しBLFの関連スレを調べてみます…)

日本語に翻訳とか言ってるケド、実は自分用ってのはナイショで…(´・ω・`)
(操作や設定方法を忘れちゃうんですよねぇ…これがw)

照射

・水平照射

LUMINTOP FW3A / tail-standLUMINTOP FW3A / Horizontal

・配光/光色/演色

LED電球

LED lamp 6500KLED lamp 6500KLED lamp 6500K

LUMINTOP FW3A

LUMINTOP FW3ALUMINTOP FW3ALUMINTOP FW3A

MANKER E14

MANKER E14MANKER E14MANKER E14

BLF A6

BLF A6BLF A6BLF A6

FOLOMOV 18650S

FOLOMOV 18650SFOLOMOV 18650SFOLOMOV 18650S

OLIGHT S2R-II BATON

OLIGHT S2R-II BATONOLIGHT S2R-II BATONOLIGHT S2R-II BATON

JAXMAN E2

JAXMAN E2JAXMAN E2JAXMAN E2※JAXMAN E2 はオリジナルのリフレクターから拡散レンズ+ディフューザーに改造しています。

・屋外照射

白昼/軸線(立木まで67m)

daylightbeam line 

LUMINTOP FW3A

LUMINTOP FW3A / STEP 1LUMINTOP FW3A / STEP 2LUMINTOP FW3A / STEP 3LUMINTOP FW3A / STEP 4LUMINTOP FW3A / STEP 5LUMINTOP FW3A / STEP 6LUMINTOP FW3A / STEP 7LUMINTOP FW3A / Turbo

MANKER E14

MANKER E14 / MoonlightMANKER E14 / LowMANKER E14 / Med-1MANKER E14 / Med-2MANKER E14 / Hi-1MANKER E14 / Hi-2MANKER E14 / Turbo

BLF A6

BLF A6 / Level 1BLF A6 / Level 2BLF A6 / Level 3BLF A6 / Level 4BLF A6 / Level 5BLF A6 / Level 6BLF A6 / Level 7BLF A6 / Level 8

FOLOMOV 18650S

FOLOMOV 18650S / MoonFOLOMOV 18650S / LowestFOLOMOV 18650S / LowFOLOMOV 18650S / MidFOLOMOV 18650S / HiFOLOMOV 18650S / Turbo

OLIGHT S2R-II BATON

OLIGHT S2R-II BATON / MoonlightOLIGHT S2R-II BATON / LowOLIGHT S2R-II BATON / MedOLIGHT S2R-II BATON / HiOLIGHT S2R-II BATON / Turbo 

LED単体では、ドームタイプのLEDよりも拡散度合いの強い XP-L Hi を搭載し、TIRにフロスト加工が施されいるので、FW3Aは超拡散配光になります。

【Turbo】の2800ルーメンは非常に明るいのですが、発熱も凄くて【Turbo】に入った瞬間からヘッドの温度が急上昇するのが分かります。リミッターの限界温度設定にもよりますが(限界温度はカスタマイズ可能)、連続照射が可能なのは十数秒間だけで、それ以上はリミッターが発動するか、ライト持っていられなくなります。

FW3Aの屋外照射は有段階調光(STEPPED)で初期設定の7段階で撮影しました。

※最小の【Floor】と最大の【Ceil】も初期設定のレベルに合わせてあります

ステップの数を更に細かく設定することもできますが、細かく設定しても目的の明るさに合わせるのが難しくなるので、初期設定の無段階調光(SMOOTH)の方が使い勝手が良いと感じると思います。

同じ多眼仕様の MANKER E14 と比較すると、FW3A は XP-L Hi のお陰なのか色分離が少なく、照射対象の発色も良いように見えます。(A6もそうですが、BLFは7段ってのがお約束みたいですね…)

まとめ

普段使いのライトは、スイッチを押せば点く・消えるというシンプルなライトを選ぶ傾向がdoormanにあるのですが、逆に、FW3Aのように超多機能で徹底的にカスタマイズ可能なライトも面白いと思います。

FW3AのMax点灯は、瞬間アツアツになるので使用をためらうのですが、このサイズでこの明るさは痛快でもあります。

発熱が凄いので、高出力製品に不慣れな方には気軽にオススメできないのですが、何にでも初めてというモノはあるでしょうし、獅子は千尋の谷に我が子を突き落とす…の例えもあるので、FW3Aを使って発熱と危険度の関係を自己責任で体験するのも悪くはないかもしれません。(突き落として、どうするヨ…

…なんて、大袈裟な表現をしてみましたが、FW3Aは高出力・高熱でも安全に使えるようなカスタマイズも可能になっています。リアスイッチがタクトタイプで、イキナリ【Turbo】での誤点灯リスクも高いので安全面への配慮はかなりのモノです。(これまで使った製品の中では一番配慮されてるかも…

ただし、FW3Aに実装されている安全対策も、ユーザー自身が能動的に設定しなければ機能しない点に注意してください。

こんな事を書くとルミンちゃんに怒られるかもしれませんが、高出力ライトは、一歩間違えると重大な事故にもつながるので、設定が面倒臭いとか言うならばFW3Aのような製品には手を出さないのが無難です。

無責任な使い方をして事故が起これば、高出力ライトの販売禁止とか許可制とかにもなり兼ねないので、そこんとこだけは真面目に願いします。

本日現在、まだ日本国内での販売は始まっていませんが、既に海外のマニアはレンズとかスイッチをイジって楽しんでいるようです。

ただ、メーカーからの公式なアナウンスはありませんが、ボディのカラバリ追加や高演色LED搭載の話もチラホラ聞くので、自分のようにスグに飛びつかないで選択肢が増えるのを待つ…ってのもアリかもしれません。

見ての通りのシンプルな外観で飽きが来ないのは良いのですが、ルミ兎さんが何処にも居ないのが個人的には非常に残念です。リアボタンにでもマーキングしてくれると嬉しいです。

なんにせよ、正しく使えば面白さ満載な製品なので、是非チャレンジしてみてください。

カテゴリー: BLF, EDC, LUMINTOP, フラッシュライト   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

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