OLIGHT S1R-II BATON / CREE XM-L2 (CW) with MCC-II

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OLIGHT S1R BATON II / CREE XM-L2 (CW) : review
初代の OLIGHT S1R Baton は 16340単セルでMax:900ルーメンの照射を可能としていますが、二代目となる S1R-Ⅱ では、100ルーメンアップして、いよいよ1,000ルーメンに到達しました。

基本的なスタイルは従来の S-Batonシリーズを継承していますが、ローレット以外の目に見えない部分について改良・変更が施されています。

モデル名こそ【S1R】となっていますが、外観や使用感は、既に別モデル・・・と、言っても差し支えないほどの違いがあります。

今回は、そんな『二代目だけど別モデル…』的なテイストが満載の OLIGHT S1R-Ⅱ のレビューをお届けしたいと思います。
 

■製品HP
OLIGHT Official WEB site – olightworld.com
Olight S1R-II Baton – olightworld.com
OLIGHT S1R-II BATON – amazon.co.jp
Olight® Direct JP – amazon.co.jp
 

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◆パッケージ

OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack.
OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack.
OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack. 
お馴染みの白地の化粧箱。

裏面の主要諸元、Pull-Open式など、最近の新製品と共通仕様のパッケージです。

OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack.OLIGHT S1R II BATON / pack. 
内箱の2重構造も同じで、本体以外の付属品が収納されています。

ランヤードが見当たらない・・・と、思ったらフタ側に挟まっていましたw(恥ずかしがり屋さん?)

OLIGHT S1R II BATON / pack.
製品内容は、S1R-Ⅱ本体、MCC-II充電器、ランヤード、ポーチ、電池ケース、取扱説明書となっています。

※専用16340充電池は本体に内蔵されています。

◆仕様

OLIGHT S1R II BATON / S1R-II spec.OLIGHT S1R BATON / S1R spec. 
S1R-Ⅱ(左)と S1R(右)の仕様を比較してみると、100ルーメンの差がありつつも照射距離やカンデラ値はS1Rと同じとなっています。

サイズ的にはS1Rから全長が3mm短くなり、3gの軽量化となっていますが殆ど差は感じられません。

S1R-Ⅱ の仕様欄に搭載LEDについての記載がありませんが、オフィシャルサイトには【Cree XM-L2】の記述があります。

◆サイズ

OLIGHT S1R II BATON / sizeOLIGHT S1R II BATON / size
OLIGHT S1R II BATON / weight
S1Rから少しだけ小型化が進んでいますが、ヘッドとグリップの割合(面積)やローレットの視覚効果、リアキャップの有無の関係なのか、S1R-Ⅱの方がスリムに感じます。

リフレクター仕様のS10R-IIIを除いた3機種のヘッド径は殆ど同じですが、レンズの有効径はS1RよりもS1-miniに近くなっています。

◆ボディ

OLIGHT S1R II BATON / bodyOLIGHT S1R II BATON / body
OLIGHT S1R II BATON / bodyOLIGHT S1R II BATON / bodyOLIGHT S1R II BATON / body 
グリップ部分に刻まれたスクエア型のローレットは、ピッチが粗く、深く刻まれています。

勝手に【鬼目ローレット】と呼んでいますが、S1R-Ⅱのローレットは、なんだか強そうです(笑)

見た目はゴツい鬼目ローレットですが各部の面取り処理がしっかりと行われているので握った時の違和感もなく、しっかりとグッリップできます。

S1Rのようなインテリジェンスを感じさせるローレットも好きですが、S1R-Ⅱのような鬼目ローレットも大好きです♪

OLIGHT S1R II BATON / bodyOLIGHT S1R II BATON / body
クリップはS字型のWクリップですが、S1R-Ⅱのクリップはブラック色のみが付属します。

◆ヘッド

OLIGHT S1R II BATON / head
OLIGHT S1R II BATON / headOLIGHT S1R II BATON / head 
これまでの一桁ナンバーのS-Batonシリーズと同じく、光学コントロールはTIRレンズを用いていますが、S1RやS1-miniとは異なるレンズとなっています。

正面から覗き込むと一番判りやすいのですが、同じTIRレンズでもS1R-Ⅱは中のLEDが確認できます。配光も大きく変化していて、S-Batonシリーズよりも同社のウェポンライトであるPL-2の配光に似ています。(※詳細後述)

OLIGHT S1R II BATON / head
TIRレンズの前面にはフィルター類は無く、表面を触るとスリ鉢状になっているのが確認できます。

OLIGHTカラーでPVDで着色されたステンレス製ベゼルには1,000Lumenと色温度(CCT:6500K)、CRI:70がレーザー刻印されています。

OLIGHT S1R II BATON / head
2ピース構造なのは同じですが、S1R-Ⅱはヘッドユニットとボディ部分を分割するスタイルになりました。

◆スイッチ

OLIGHT S1R II BATON / switch
OLIGHT S1R II BATON / switch 
スイッチ表面はシリコン系ゴム素材で中央部分にインジケーターを備えています。

スイッチ面積、突出高さ、クリック感などの操作感は他のS-Batonシリーズと同じです。

スイッチの位置はS1Rよりもヘッド先端側に位置していますが、スイッチ操作時に違和感を感じる事はありません。逆に、テールエンドからスイッチまでの距離が長くなった事で、不自然に親指を曲げる必要が緩和されて操作しやすくなった気がします。

◆リア/テール

OLIGHT S1R II BATON / tail
OLIGHT S1R II BATON / tailOLIGHT S1R II BATON / tail
OLIGHT S1R II BATON / tail
S1Rと同じくパッド式充電に対応した形状になっています。

内部にマグネットが組み込まれているのは同じですが、S1R-Ⅱはリアキャップパーツがなくなり、テール部分がスッキリとしました。リアのボリューム感が小さくなった事がS1R-Ⅱをスリムに感じる一番の理由かもしれません。

従来機では、リアのマグネットに電池が吸着された状態で電池をズルズルと引きずり出すような感じで電池を取り出していましたし、電池を外そうとしてリアキャップだけを落としてしまう事もあったのですが、中割れ式(?)になった事でリアキャップの落下や紛失リスクは小さくなったと思います。

◆電池

OLIGHT S1R II BATON / battery
OLIGHT S1R II BATON / batteryOLIGHT S1R II BATON / batteryOLIGHT S1R II BATON / battery 
電池を内蔵した状態で工場出荷されますが、使用前に内部の絶縁シートを取り除きます。

OLIGHT S1R II BATON / batteryOLIGHT S1R II BATON / battery 
S1R-Ⅱに付属の16340は【ORB-16C05-10C】で、明確にIMR系である事が示され、16340型でありながら10C放電に対応しています。

電池の【+】極側にも【-】極が存在するOLIGHT社独自の16340充電池ですが、これまでの同型の充電池とは異なり【+】接点部の廻りに樹脂製の土手が追加されています。

これまでの充電池も自己責任の範囲で使えますが、【Turbo】での1000ルーメンはS1R-Ⅱ付属の電池のみで可能となっています。

OLIGHT S1R II BATON / battery
一応、一次電池のCR123Aでも点灯させる事はできますが、まともに使えるのは【Med】までが限界で【Hi】や【Turbo】では点灯できません。

一次電池を装填したまま誤充電すると破裂や発火の危険もあるので、一次電池の使用は緊急時のみとし、付属の16340での運用を強くお薦めします。

◆充電

OLIGHT S1R II BATON / charge
OLIGHT S1R II BATON / MCC-IIOLIGHT S1R II BATON / MCC-IIOLIGHT S1R II BATON / MCC-II
OLIGHT S1R II BATON / chargeOLIGHT S1R II BATON / chargeOLIGHT S1R II BATON / charge 
外観・形状に変化はありませんが、同じくパッド式充電機構を採用したこれまでの【R】モデルとは+/-の極性が変更されています。

従来の【R】モデルは中央部が【+】極となっていましたが、S1R-Ⅱからは中央部が【-】となっています。

充電器も MCC から MCC-II となり、パッド側の極性もライト本体に合わせて中央部が【-】になっているので、これまでの MCC や MCC-Dock はS1R-Ⅱでは使えない・・・という事になります。

+++

【お詫びと訂正】2018/11/09

S1R-Ⅱの接点と充電器の互換性についてご質問を戴き、改めて全ての充電モデルの本体接点と充電器接点を確認したところ、当方の重大なミスが発覚いたしました。

当初、【R】付きモデルの充電接点について、「センターが【+】」としておりましたが、正しくは「センターが【-】」です。

よって、初代の S1R/S2R から、S10R-II/S10-III、H1R/H2R、および、今回レビューさせて頂いた、S1R-Ⅱ/S2R-II とも、本体側の接点およびMCC充電器の接点は全てセンター【-】となります。
※極性は同じですが各MCC充電器の完全互換性、転用の可否については未検証です。

尚、同じパッド充電でも、PL-mini については、センター【-】は同じでも、内部のマグネット同士が反発しあってセットできないので互換性はゼロ…となります。

また、R50 Pro はパッドのサイズが異なるので S-Batonシリーズとの極性は問題にならないかと思いますが、R50 Proだけはセンターが【+】でした。(※R50Pro側の接点では極性が確認できなかったので、パッド側の接点で確認)

当方のミスが原因で誤解と混乱を招き、読者様ならびに関係者の皆様に多大なご迷惑をお掛けした事をお詫びいたします。

誠に申し訳ありませんでした。

doorman

+++

パッド部分の形状が丸味を帯びたデザインになったので、従来のMCCとの区別も付きやすくなっています。

充電中はパッド部分のインジケーターが【赤】で点灯、充電完了時は【緑】で点灯します。

◆モード/操作

OLIGHT S1R II BATON / mode
OLIGHT S1R II BATON / operationOLIGHT S1R II BATON / operationOLIGHT S1R II BATON / operationOLIGHT S1R II BATON / operation 
基本操作はワンクリックでON/OFF。
消灯から長押しで【Moonlight】スタート、点灯中の長押しでモード変更となります。

モードは【Moonlight】→【Low】→【Med】→【Hi】→【Low】…のサイクルでモードが変わり、【Moonlight】は通常サイクルには組み込まれていません。

点灯時・消灯時に関係無くダブルクリックで【Turbo】、同じく点灯時・消灯時に関係無くトリプルクリックで【Strobe】になります。

【Turbo】・【Strobe】時に長押しすると直前モードに復帰、どのモードで点灯していてもワンクリックで消灯(OFF)になります。

モードメモリを備え【Low】【Med】【Hi】の3モードはモードメモリが有効です。

【Moonlight】で点灯を開始し、そのまま【Moonlight】で消灯した場合のみ、次回はワンクリックで【Moonlight】での再点灯が可能です。

他にも4秒の長押しで【Lock-out】、点灯中の1.5クリックで【Timer】の設定が可能ですが、詳しくは動画を参照してください。

※ヘッドユニットを緩めることでも【Lock-out】が可能
※【Timer】設定は3分/9分が可能
 
 
・OLIGHT S1R-II BATON / CREE XM-L2 (CW) : review – YouTube

◆照射

・水平照射

OLIGHT S1R-Ⅱ BATON / Horizontal

・配光/光色

・LED電球
LED lamp 5000KLED lamp 5000K 
・OLIGHT S1R-II Baton
OLIGHT S1R-IIOLIGHT S1R-II 
・OLIGHT S1R Baton
OLIGHT S1ROLIGHT S1R 
・OLIGHT S1-mini Baton
OLIGHT S1-miniOLIGHT S1-mini 
・OLIGHT S10R-III Baton
OLIGHT S10R-IIIOLIGHT S10R-III

・屋外照射

・白昼(立木まで67m)
daylight 
・OLIGHT S1R-II Baton
OLIGHT S1R-II / MoonlightOLIGHT S1R-II / LowOLIGHT S1R-II / MedOLIGHT S1R-II / HiOLIGHT S1R-II / Turbo 
・OLIGHT S1R Baton
OLIGHT S1R / MoonlightOLIGHT S1R / LowOLIGHT S1R / MedOLIGHT S1R / HiOLIGHT S1R / Turbo 
・OLIGHT S1-mini Baton
OLIGHT S1-mini / MoonlightOLIGHT S1-mini / LowOLIGHT S1-mini / MedOLIGHT S1-mini / HiOLIGHT S1-mini / Turbo 
・OLIGHT S10R-III Baton
OLIGHT S10R-III / MoonlightOLIGHT S10R-III / LowOLIGHT S10R-III / MedOLIGHT S10R-III / Hi 

TIRレンズが刷新された事で、従来の1桁 S-Baton シリーズから配光が大きく変化しています。

水平照射では従来のTIRレンズ機種と配光に差がないように見えますが、壁面照射では配光の違いがよく判ると思います。

S1R-Ⅱの配光は、中心光が従来機種よりもハッキリしていますが、同時に広角照射も可能となっています。配光全体が綺麗な円形で、リフレクターの配光に近くなっている印象を受けました。

光色については6500Kらしい白色光ですが、多少の個体差があると思います。

LEDが XM-L2 という事で、ガッカリする人も居る…かもしれませんが、XM-L2は実績の在る枯れたLEDですし、同じ10ワットクラスのLEDでも色偏差の出やすい XP-L2 を搭載しなかったのは正解だと思います。

◆まとめ

16340単セルで1,000ルーメン…

つい数年前に300ルーメンを超えて『スッゲェー!!(゚∀゚)』とか言っていた気がするのですが…(^^;

正直、個人的には小型のEDCライトにココまでの大光量は求めていないのですが、【Turbo】モードを使う・使わないの選択はユーザーに委ねられていますし、有って邪魔になるモノではないのでイイんじゃないかなと…。

これが、もしS1R-Ⅱの通常モードのサイクルに【Turbo】の1000ルーメンが含まれていたら、使い辛い製品になっていたと思いますが、もしかしたら【Turbo】よりも【Strobe】の1,000ルーメンが世界展開する上で重要なのかもしれません。

ちなみに【Hi】や【Turbo】で点灯した直後にインジケーターが低電圧警告を示す場合がありますが故障ではありません。

例え10C放電が可能な電池を使用しても 16340/550mAhという制限の中でやり繰りするしかないワケで、電池電圧が一気に下がるのも当然だと思います。

・・・と、ついついS1R-Ⅱの出力値に目を奪われてしまいがちですが、二代目のS1Rとして製品全体を見ると、安定感が増して使いやすい製品に確実に進化していると思います。

現在では、S1Rの方が少しだけ安価ですが、S1R と S1R-Ⅱ のどちらがイイかと問われたら、自分は 「S1R-Ⅱ を選ぶべき!」と即答します(笑)

CR123A使用時の出力は限定されますが、外観デザインや配光パターンが実に自分好みで、電池交換の頻度は少なくても中割れ式の構造は使い勝手が非常にGoodです。

従来のMCCと互換性が無くなったのは少々残念ですが、MCC-Ⅱ充電器が付属するので問題は無いでしょう。

【訂正】
本体、充電器の極性については、従来の充電機能付きS-BATONシリーズと同じです。完全に互換性があるかについては未検証です。

何がナンでも、新製品には最新のLEDを!・・・って方には物足りないかもしれませんが、EDCライトには色偏差の無い配光が適していると思いますし、使っていても気持ちが良いデス♪

鬼目ローレットによりヤンチャな印象を持つかもしれませんが(笑)、中身は堅実で安定性や使いやすさを重視した優等生なのでお薦めです。(ギャップ萌え?)
 
 

カテゴリー: EDC, OLIGHT, フラッシュライト   タグ: , , , , , ,   この投稿のパーマリンク

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